キヤノンの発表によると、同社は2011年9月、一眼レフカメラEOSシリーズのフィルムとデジタルを合わせた累計生産台数5,000万台を突破した。また、10月下旬にはEOSシリーズ用の交換レンズであるEFレンズの累計生産本数7,000万本を達成する予定とのこと。直近1,000万の生産数を、EOSは1年4カ月で突破し、EFレンズは9カ月で達成する見込みで、いずれも急速な伸びを示している。一眼レフ市場は、にわかに活気づいていると言ってよいだろう。
そうした背景のもと、同社はスポーツや報道、スタジオ撮影などプロの撮影現場に求められる高度な性能を備えたデジタル一眼レフカメラ「EOS-1D X」を、2012年3月下旬より発売すると発表した。
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