「隠れ里」とは、世を避けて隠れ忍ぶ里。民俗学によると、山に住む神々が祭りの時など里に現れ、踊りを舞いさっていく山間の避地のことをいう。そんな隠れ里をテーマにした写真展がある。
伊藤之一写真展「隠れ里へ the invisible scene」が、東京・銀座にあるリコーフォトギャラリーRING CUBEにて、2012年1月4日から1月15日まで開催中だ。
琵琶湖とそれを取り巻く地域を「隠れ里」と捉えた伊藤氏は、四季で変化する光と影により神々の存在をイメージできる世界観が漂う作品を作り上げている。
今回の展示作品は全点、リコーのデジタルカメラ「GXR」で撮影されたというところも大きな見どころだ。
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