アベノミクス効果で景気回復が徐々に鮮明になってきている中、新サービスやシステムの開発、販売拡大など、企業の投資意欲が旺盛になりつつあることを受け、人材採用のニーズも高まりを見せている。

厚生労働省発表による有効求人倍率が2013年12月に1.03倍と1倍を超えることからもわかるように人手不足は深刻化してきており、採用に苦慮している企業は少なくない。

こうした背景を受け、生産性の向上や組織の再編、制度の見直しなど、既存の人的資産をいかに最大化し、企業の成長を実現するかという視点に注目が集まりつつある。

また、少子高齢化における将来的な労働人口の減少や、ビジネスの急速なグローバル化、IT技術の進化といった社会変化に対応し、さらなる事業成長を目指すためにも人材戦略の軸を量から質へ見直す企業が増えてきている。そうした状況に新たな動きがあった。

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