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ミロク情報サービス、第32回Japan IT Week 春 「クラウド業務改革EXPO」へ出展

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財務・会計システムおよび経営情報サービスを開発・販売する株式会社ミロク情報サービスは、2023年4月5日(水)~7日(金)の3日間、東京ビッグサイトで開催される「第32回Japan IT Week 春」内の専門展「クラウド業務改革EXPO」へ出展する。

■迅速な経営判断をサポートする事業規模や業態に合わせた各種ソリューションを紹介
「Japan IT Week 春」は、11の専門展から構成される日本最大規模のIT展示会。MJSは、HRテック・経理DX商材、ワークフロー・電子申請・契約書をはじめ、ビジネスチャット・グループウェアなどの働き方改革、ハイブリッドワークを推進するためのサービスが一堂に集結し、社内のDX化・業務改革を推進する専門展「クラウド業務改革EXPO」に出展する。

本展示会においてMJSは、証憑書類保管・電子契約クラウドサービス『MJS e-ドキュメントCloud(エムジェイエス イー ドキュメント クラウド)』や適格請求書(インボイス)の電子化・デジタルインボイス規格「JP PINT」に準拠したデジタルインボイスの送受信に対応するSaaS型クラウドサービス『MJS e-Invoice(エムジェイエス イー インボイス)』、中堅企業向けERPシステム『Galileopt DX(ガリレオプト ディーエックス)』や中規模・中小企業向けクラウド型ERP『MJSLINK DX(エムジェイエスリンク ディーエックス)』、マルチデバイス対応で勤怠・経費・給与などの管理を効率化する従業員向けクラウドサービス『Edge Tracker(エッジ トラッカー)』など、改正電子帳簿保存法やインボイス制度といった法令に準拠し、業務効率化をはじめ、経営資源の最適化や経営情報の可視化により迅速な経営判断をサポートする事業規模や業態に合わせた各種ソリューションを紹介する。

■主なご紹介ソリューション
・電子帳簿保存法対応の証憑書類保管・電子契約クラウドサービス『MJS e-ドキュメントCloud』
 https://www.mjs.co.jp/products/mjs-edocument.html
・適格請求書(インボイス)の電子化・デジタルインボイスの送受信対応サービス『MJS e-Invoice』
 https://www.mjs.co.jp/products/e-invoice/
・業務のDXを推進し、さらなるビジネスの成長を加速する中堅企業向けERPシステム『Galileopt DX』
 https://www.mjs.co.jp/products/galileopt.html
・AIにより業務の高度化・改革を支援するクラウド型ERPシステム『MJSLINK DX』
 https://www.mjs.co.jp/company/software/mjslink/
・業務効率化を推進する従業員向けクラウドサービス『Edge Tracker』
 https://www.mjs.co.jp/company/software/edge_tracker/concept.html
・申告書作成から電子申告までをフルサポート『MJS税務DX』
 https://www.mjs.co.jp/products/mjs-zeimu/

<開催概要>
名称   :第32回 Japan IT Week 春
公式URL :https://www.japan-it.jp/spring/ja-jp.html
主催   :RX Japan株式会社
会期   :2023年4月5日(水)~7日(金) 10:00~18:00(最終日のみ17:00)
会場   :東京ビッグサイト 東ホール (東京都江東区有明3-11-1)
出展ブース:クラウド業務改革EXPO 小間番号 E4-2
入場料  :5,000円(下記URLより、事前の申し込みで無料)
      https://bit.ly/3YDOFYq

株式会社ミロク情報サービス

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久保憂希也
ディスカヴァー・トゥエンティワン
2013-06-14

「TechCrunch Japan」「エンガジェット日本版」終了へ

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Boundless株式会社は、同社が運営するメディアサイト「TechCrunch Japan」および「エンガジェット日本版」を終了すると発表した。両サイトは開設以来、多数の人々に利用されていたが、2022年3月31日をもって日々の更新を終了し、2022年5月1日にサイトを閉鎖することになった。

■米国本社のグローバル戦略にともない、終了へ
同社は2006年よりTechCrunch Japan、2005年よりエンガジェット日本版のサイトをスタートし、より良いニュースサイトの提供を目指し、運営を行ってきたが、米国本社のグローバル戦略にともない、終了することになった。

なお、2022年5月1日をもって、両サイトを閉鎖し、以降は、米国版のTechCrunchとEngadgetにリダイレクトされることになる。

「TechCrunch Japan」および「エンガジェット日本版」終了のお知らせ

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Wi-Fi利用経験者の70%、フリーWi-Fiの接続に不安あり

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自動でつながるフリーWi-Fiアプリ「Japan Wi-Fi auto-connect」を提供しているエヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム株式会社は、コロナ禍でのデータ通信に関する意識の変動や、自宅以外でのインターネット通信に関する実態について、 10代〜50代の男女300人を対象に、「通信デバイスのデータ使用に関する意識調査」を実施した。調査により、コロナ禍における動画視聴・配信サービスの利用の増加や、年代別によって異なるデータ通信に対する意識の変化が判明した。

■全体の62.4%がコロナ禍における動画視聴・配信サービスの利用頻度が増加したと回答
性別や年代に関わらず動画視聴・配信サービスの利用頻度が増えたという結果になった。中でも、10代男性では33.3%が「とても増えた」と回答し、全年代・性別の中で最も「とても増えた」と回答した割合が多くなった。

コロナ以降(2020年3月以降)、スマートフォンやPC・タブレットでの動画視聴サービス(hulu、Netflixなど)/ 動画配信サービス(YouTube、TikTokなど)の利用頻度は増えましたか?(お答えは1つ)
※動画視聴サービスと動画配信サービスを複数利用していている方は、トータルの頻度でお答えください。

【男女全体(n300)】
Topic①:全体

【男性全体(n143)】
Topic①:男性

■動画配信サービスの利用経験者は全体で3割を超える結果に
動画配信サービスの視聴だけではなく配信経験の有無に関して調査を行うと、10代は44.1%と各年代の中で1番高く、女性の調査結果を見ると10代が50.0%と高い数値が出ている。年代別の傾向としては年代が上がるごとに配信利用経験率の低下が見受けられるが、それでも約3割は配信を経験している。
若い世代の配信経験が高い理由としては、様々な動画配信サービスのプラットフォームが誕生し、コロナ禍の中で利用時間が増えたことが配信経験者の増加に寄与したと考えられる。

動画配信サービス(YouTube、TikTokなど)の視聴だけではなく、配信の利用はしましたか?(お答えは1つ)
※配信には、カラオケやゲームの実況、声だけのライブ配信など、顔などは映らずシェアできるものを含みます。

【男女全体(n300)】
Topic②:全体

【女性全体(n142)】
Topic②:女性

■自宅以外での動画視聴・配信サービスの利用場所の1位は「電車、バス、飛行機」
動画視聴・配信サービスの利用場所に関しては、全年代・性別を通し9割以上の方が「自宅」と回答。自宅以外では「電車、バス、飛行機」が最も多く、次に「学校、勤務先、オフィススペース」と回答した。
「コンビニエンスストア」に関しては、男女ともに50代の回答が0%だったものの、10代~40代では全ての世代で利用されていた。中でも、男性40代に関しては全世代で一番高い数値となり、年代間で差がみられる結果となった。

あなたは、スマートフォンやPC・タブレットで、動画視聴サービス(hulu、Netflixなど)または動画配信サービス(YouTube、TikTokなど)を利用する際は、どのような場所で利用することが多いですか?(お答えはいくつでも)
Topic③

■自宅以外でのデータ通信量を節約したいと82.4%が「思う・やや思う」と回答
自宅以外でのデータ通信量に関しての設問では、「思う・やや思う」と82.4%が回答し、「思わない」は5.3%という結果からデータ通信量の節約に関する意識の高まりがうかがえる。
データ通信を行う際に、アプリや書籍のダウンロードや動画視聴を行い、データ通信量を多く使用する機会があるためと考えられる。年代・性別で見ると、40代男性が「思う・やや思う」と100%回答。一方で、30代女性は「やや思わない・思わない」と回答した割合が35.7%と全体で最も多い結果になった。

自宅以外でスマートフォンやPC・タブレットを使用する際に、データ使用量を節約したいと思いますか?(お答えは1つ)

【男女全体(n300)】
Topic④:全体

【男性全体(n143)】
Topic④:男性

【女性全体(n157)】
Topic④:女性

■フリーWi-Fiの利用経験者は8割
フリーWi-Fiの利用経験者は全体で約8割であることが分かりました。10代女性は91.1%が「とても活用している・活用している・時々活用している」と回答し、全年代・性別の中で最も多い結果となった。50代男女でも71.7%と高い数値であり、世代間でのギャップはあまり見られないが、頻度に関しては男女ともに若い年代で活用している傾向が見受けられる。若い女性が多い理由としては、動画配信サービスの利用も要因の一つとして考えられるのではないだろうか。

これまでに、スマートフォンでフリーWi-Fi(コンビニやカフェなど公共の場所において、誰でも利用できるように無料で提供・開放されている無線LANサービス)を活用したことがありますか?(お答えは1つ)

【男女全体(n300)】
Topic⑤:全体

【男性全体(n143)】
Topic⑤:男性

【女性全体(n157)】
Topic⑤:女性

■自宅以外でスマートフォンを利用する際に不便に思う事は「Wi-Fi関連」
「自宅以外でスマートフォンを利用する際に、不便に思うことは何ですか?」という質問に対して、202人の回答が得られ、その中の49人が「Wi-Fi」に関する回答となり、最も多い結果となった。
また「外出時、スマートフォンでフリーWi-Fiをどのように活用していますか?」という質問に対しては、154人中、約半数の76人が動画の視聴やDLに活用していると回答した。

FREEANSWER①:自宅以外でスマートフォンを利用する際に、不便に思うことは何ですか?
【Wi-Fiに関する問題】
・フリーWiFiがなかなか無い。(10代女性)
・フリーWi-Fiを探すのが面倒。通信制限が怖い。画像やアプリのダウンロード。(20代女性)
・利用制限がかかると途端に通信速度が遅くなるので、それを避けるのになかなか苦労する。(30代男性)
・フリーWi-Fiを探すことと安全性の不安。動画視聴、大きいファイルのダウンロード。(40代女性)
・速度制限が怖いので外ではおいそれとつなげられない。フリーWiFiスポットがまだまだ少ない。(50代男性)

【その他の問題】
・バッテリーの減りが速くなること。(40代男性)
・データ使用量が気になる。 イヤホンを持っていないので音が出せない。(50代女性)

FREEANSWER②:外出時、スマートフォンでフリーWi-Fiをどのように活用していますか?
【動画関連】
・動画やアプリのダウンロード。(40代男性)
・動画視聴、大きいファイルのダウンロード。(10代女性)
・動画サイトの閲覧。(40代男性)
・動画配信。(40代男性)

【その他】
・書籍のダウンロード。インターネット利用。バッテリーの減りが速くなること。(40代男性)
・ポイントサイトでアンケートに答えたり、ECサイト欲しいものを探したりする。(40代女性)

■約7割がフリーWi-Fiへの接続に不安あり。困りごとの1位は「セキュリティ面の心配」
外出時にフリーWi-Fiにつなぐことに不安を感じたことがある割合は70%という結果になった。困りごととしては「セキュリティ面の心配」や「弱い電波ばかりにつながってしまう」という回答が多くの割合を占めた。

また、20代では「接続しようとするとメールアドレス等を登録しなければならず抵抗がある」「接続の方法が分からない」という回答もある一方で、10代ではこのようなフリーWi-Fiの利用を躊躇する悩みは、低いことがわかった。
10代については「弱い電波ばかりにつながってしまう」など、フリーWi-Fi利用中の通信速度や通信品質につながるような困りごとに回答が集中する結果となった。

外出時、フリーWi-Fiをつなぐことに不安を感じたことはありますか?(お答えは1つ)

【男女全体(n300)】
Topic⑦:全体_外出時

【男性全体(n143)】
Topic⑦:男性_外出時

【女性全体(n157)】
Topic⑦:女性_外出時

フリーWi-Fiをつなぐ際、困ったことについて教えてください。(お答えはいくつでも)
【男女全体(n300)】
Topic⑦:全体

【10代男女(n60)】
Topic⑦:10代男女

【20代男女(n60)】
Topic⑦:20代男女

「Japan Wi-Fi auto-connect」

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GlassViewのファウンダー兼CEOジェームズ・ブルックス・ジュニアが語るIoTやスマートウォッチへの広告戦略

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グローバルで動画広告配信マネージメントソリューションを提供しているGlassView。同社の日本法人であるGlassView Japanは、ウェアラブル端末やIoTデバイス向けの次世代動画広告配信ソリューションを日本でも開始するために、国内企業を対象とした実証実験を開始している。

同社が目指しているのは、スマートウォッチなどのウェアラブル端末のほか、スマートTVやスマート家電などのIoT製品における動画広告配信ソリューションだ。従来では年齢や興味関心、位置情報などでターゲティングが計られてきたが、今回提供されるサービスでは、これに加えて心拍数や置かれている環境といった新しい軸でのターゲティングが可能になるという。

こうした同社の戦略について、米国本社のCEOであるブルックス氏が来日したので、これに合わせてインタビューを行ったのでご紹介していこう。

――ビジネスの現状についてお聞かせください。

ブルックス氏:現在ウォートン・スクール(Wharton School、ペンシルベニア大学のビジネススクール)と共同研究開発している、腕時計や運転中のスクリーンに広告を配信するといったプロジェクトを実施しています。

ウォートン・スクールのプロジェクトの中に「Future of Advertising Program」というプログラムがあって、そこでは5年程度の短期間でなく、15年、20年といった広告の将来について、テクノロジーでどのように活性化するのかを話し合っています。そこでも各ブランドであったり、企業がブランド戦略としてVRや動画広告を使おうという話をしていたりするのですが、GlassViewが業界初で、ウェアラブル端末やIoTデバイス向けの動画広告配信ソリューションの実現に向けて実証実験を開始しました。

――プロジェクトがスタートした経緯についてお聞かせください。

ブルックス氏:2つあります。ブランドとして消費者の方に付加価値として何を与えるのかを考えたときに、従来のように商業的なメッセージを一方的に送りつけるということでなく、会話のキャッチボールを通して信頼関係を築いでいくこうしたアプローチがあるというのが1つ。

もう1つはテクノロジーの進歩に伴って消費者が情報を得る場所がテレビからデスクトップパソコン、ラップトップ、スマートフォン、タブレットというようにプラットフォームが変わっていますね。テクノロジーのパラダイムシフトに伴う消費者の態度変容を注意深く観察することで、次の動画広告配信の向かう先はどこか。その一つの解がウェアラブル端末やIoTデバイスではないかとGlassViewは考え、誰よりも早く飛び込む意思決定をしました。

GlassView CEOのジェームズ・ブルックス氏


――実際に実証実験を行われた事例についてお聞かせください。

ブルックス氏:現在20社で使われています。具体的な社名をお教えすることはできないんですが、業界の一例としてはヘルスケアであったり、自動車業界、ファッション業界、CPGエンターテインメント業界など多岐に渡ります。

実証をしてみて面白いと思った点は、いちばん最初に飛びついてくるのはファッション業界かと思っていたのですが、即座に導入に踏み切ったのはヘルスケア・医療関係など、アメリカの病院関連が早くて、急速に導入が進んでいます。スタートして8か月になりますが、ファッション業界で始まったのは、つい2か月前という直近のことで、こうした予測が良い意味で外れたことが面白いと思いました。

――日本ではどのように展開される予定ですか。

ブルックス氏:日本に限らず、世界的に見てウェアラブルデバイスの普及はまだまだです。インベントリーの需要と供給状況を見極めながら世界的な戦略を考えていますが、まずはアメリカで、技術を確立し、普及させる。その後ヨーロッパ、そして、日本を含むアジアそれぞれの市場におけるウェアラブルの普及と在庫状況やデマンドに合わせて、フレキシブルに展開していきたいと考えています。現在では10数年前に各社が携帯電話に投資したのと同じ状況です。当社もウェアラブルとVRの動画配信については早めにスタートして、市場オポチュニティーを見極めています。

――具体的にメーカー名は決まっていないわけですね。

ブルックス氏:現時点では特定の企業は想定していません。直接大きな企業と組んでしまうと何億円という先行投資が必要になるため、市場の需要と供給などタイミングの見極めが非常に重要です。今はまず、将来本格的にサービスをローンチした際にスムーズなランディングができるよう、実証実験を通して、業界別のデータを蓄積し、そのインサイトの分析を急いでいます。

――日本市場のデマンドについて、どのようにお考えですか。

ブルックス氏:日本のマーケットは新しい市場なので、これからという感じです。アメリカでさえも、ウェアラブル関連デバイスの動画在庫や再生数シェアは全体1%以下です。ただ、たとえ数パーセントであっても、何十万、何百万という消費者がどのような行動を取るかは分かっています。将来的にそれを日本市場に応用することは可能です。

もっといえば、IoT/ウェアラブルデバイスのみならず、現在行っているウェブ動画配信から得られたインサイトも、デバイスが変わっても応用できる部分は多々あります。実際、グローバルで多数のキャンペーンを実施する中で、動画再生をする人たちが、どういう経緯で再生しているのかについては、非常に興味深いインサイトにたどり着きました。例えば動画のシェアに関しては、デンマークよりブラジルのほうがシェア率が高いという動向が見えていたり、ウェアラブルデバイスの特性がどうこう以前に、そういった普遍的な国/地域特性は応用が効くインサイトとして当社は蓄積をしていく予定です。

――ヘルスケアで導入が早かったのはなぜなのでしょうか。

ブルックス氏:それについては私たちも驚いている事象です。具体的に何がトリガーになったのかは正直なところ分かりません。医療業界の法規制などを考えますと、業界自体リスクが高い状態だとは思ったものの、アメリカに関して言えば、医療業界の競争は激しくなっています。各社ともに患者さんを呼び込むのに各社が必死であることと、そして業界全体にお金があるということ、そこでイノベーションを積極的に受け入れる動きが高まっているのかと思います。

また、ブランド力の向上が挙げられますね。このイノベーションを導入することで購買意欲が向上したり、ブランドに対する好感度アップが図れたりすると思います。ウェアラブルやIoT自体が新しくイノベーティブなものなので、それを導入するだけで目立つという機会を、企業は与えられているというわけです。

また、どれだけ効果があったのかという数字の例ですが、某自動車メーカーが、これを導入することによって実に490%も好感度が上がったという実績があります。スポーツのブランドでも212%というハイスコアな結果が出ています。

――具体的にどのようなデバイスに配信をして、ターゲティングしているのでしょうか。

ブルックス氏:例えば、サムスンやアップルのスマートウォッチ、サムスンのスマート冷蔵庫や、テスラやGoogle、NVIDIAが進めている自動運転の車ですね。VRに関しては、まだ3Dの配信には至っていませんが、家に入ったときに壁に2Dの広告が配信されるということはすでにやっています。家庭内でいうとミラーであったりプリンターであったりという例はあります。サムソンの冷蔵庫に関してはパブリッシャー大手のコンデナスト社と始めたプロジェクトなど、非常に楽しみな領域ですね。

――IoTやウェアラブルについては、これまでとは違った動きがあるのでしょうか。

ブルックス氏:地理的なターゲティングは、ヨーロッパやアメリカといったように地域別にターゲティングができるのですが、それ以上細かくして見ていくことは、まだできていません。それはウェアラブル端末の普及がそこまで広がっていないためです。

パブリッシャーを通じてのターゲティングについては、「アットコール」という、パブリッシャーとディスプレイを繋げるテクノロジーがあるのですが、これを使うとディスプレイのサイズに合わせた動画配信が可能です。

例えば、スマートウォッチについていうと、付けている人の生体認証、心拍数や体温が測れるようになるので、その人の健康状況に合わせたターゲティングが可能になっていくでしょう。

これまでのマーケティングは、消費者のエモーションに訴えるものが多かったのですが、IoTなどのテクノロジーが導入されることで、例えば生理学であったり、化学であったり、サイエンスに基づいた広告が展開できるようになるので、広告・マーケティングのあり方が、遠くない将来大きなパラダイムシフトを迎えるのではないかと興味深く注目しています。

――ありがとうございました。

GlassView Japan

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JapanTaxiは、同社が提供しているタクシー配車アプリ「全国タクシー」の新機能として、 “JapanTaxi Wallet”(ジャパンタクシー ウォレット)を2017年3月1日からAndroid版にて先行リリースすると発表した。

JapanTaxi Walletは、東京23区・武蔵野市・三鷹市で運行する日本交通のタクシー4,100台に設置されているIoT(Internet of Things)型デジタルサイネージ連動し、目的地に向かう乗車中に支払い手続きを完了することができる機能だ。

詳しい利用方法はJapanTaxi Walletのサイトを参照してほしい。

利用イメージムービー(YouTube)

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JapanTaxi

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東京タクシードライバー (朝日文庫)
山田清機
朝日新聞出版
2016-02-05



65年型マスタングのインパネとロゴをデザインしたメディアプレイヤー「Mustang LP BK」

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inMusic Japanは、2017年1月19日にION AUDIO「Mustang LP BK」を発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は2万9,800円 (税込)。

自動車文化のシンボルとして輝く名車フォード「マスタング」。その65年型フォード「マスタング」のインパネを再現したクラシックなボディに、レコード、AM/FMラジオ、USBメモリ、AUX外部入力の4つのオーディオソースが楽しめる再生機能と、USBメモリ録音機能を搭載したミュージックプレーヤーが本製品。

ステレオスピーカーを内蔵し、ヘッドホン端子も装備。他にアンプなどを用意することなく、手軽に音楽再生が可能だ。

さらに、アナログレコードや外部入力の音声をデジタルデータとしてダイレクトにUSBメモリに録音可能。これ1台でアナログレコードから最新のデジタル音楽ファイルまで存分に楽しめる。

■Mustang LP BKの主な特長:
・ アナログレコードプレーヤー、AM/FMラジオ、USBメモリ、AUX外部入力の4つのオーディオソースが楽しめる【4イン1・ミュージックプレーヤー】
・ 33、45、78回転に対応した【アナログレコードプレーヤー】
・ワイドFMにも対応し、65年型フォード「マスタング」のスピードメーターのデザインを施した【AM/FMラジオチューナー】
・フロントパネルに装備したステレオミニジャックの【AUX外部入力端子】
・レコードや外部入力の音声を直接USBメモリにデジタルファイル化できる【デジタル録音機能】
・手軽に音楽再生を楽しめる【内蔵ステレオスピーカー】
・深夜でも大きな音量で楽しめる【ヘッドホン端子】
・お手持ちのオーディオ機器と接続可能な【外部出力端子】


■製品仕様
・スピーカー出力:1.2W x 2(ピーク)、0.6W×2(定格)
・出力レベル:500mv @1kHz
・インピーダンス:4Ω
・周波数特性:60~20kHz
・ドライブシステム:ベルトドライブ
・カートリッジタイプ:セラミック・ステレオカートリッジ
・交換針:円錐ダイヤモンドチップ(カートリッジや針先を交換ご希望の方は、カスタマーサポート(ionaudio.jp/support)にご連絡ください)
・録音ファイル:MP3:128kB/s、44.1kHz、16bit
・対応USBメモリファイルタイプ:MP3、WAV、WMA
・電源:100V、50/60Hz
・消費電力:14W
・サイズ:約342.9 x 375.9 x 104.1mm(W x D x H)
・重量:約3.5kg


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東海大学がJMOOC講座「海から考えるこの星の未来:海洋学への誘い」を配信

東海大学では2月23日(月)より、一般社団法人日本オープンオンライン教育推進協議会(略称:JMOOC)が中心となって運営されている大学講座配信プラットフォーム「Open Learning Japan」において、同大学海洋学部長・海洋地球科学科千賀康弘(せんが やすひろ)教授をはじめとする17名の教員による総合海洋学講座「海から考えるこの星の未来:海洋学への誘い」を配信する。

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討論テーマをアンケートで決定!「東京都知事選候補者ネット討論」を20万人が視聴



2014年東京都知事選の有力候補者4名による公開討論会の開催が2月1日に決定!ネット事業者7社「わっしょい!ネット選挙」協力企画」や「本日22時に都知事候補による公開討論会、2月3日は「都知事候補に要望を出す」番組放送」で紹介したように、本日2月1日22時より2014年東京都知事選の有力候補となる宇都宮健児氏、田母神俊雄氏、舛添要一氏、細川護煕氏の主要候補者による公開討論会が開催された。

これはグリー株式会社、株式会社サイバーエージェント、Twitter Japan株式会社、株式会社ドワンゴ、ヤフー株式会社、Ustream Asia株式会社、LINE株式会社のネット事業者7社が取り組んでいるネット選挙応援企画「わっしょい!ネット選挙」の一環として行われたものだ。

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