タツミプランニングは、3つのサイズに対応した可変式戸建て用宅配ボックス「KeePo」を2018年10月1日より発売した。価格は15万円(税別)。
■組み合わせで3種類のサイズに対応
本製品は、扉が大と小の2つあり、組み合わせることで350(W)×420(D)×140(H)ミリから、350(W)×420(D)×520(H)ミリ、350(W)×420(D)×680(H)ミリの3サイズに対応。扉のカラーも標準仕様のシルバーからマットブラック、ホワイトの3種類を選ぶことができる。
■一戸建てにも宅配ボックスは必要!
同社の代表取締役である米山茂氏は、インターネットのショッピングサイトが活況であることを踏まえ、「宅配ボックスはマンションでは一般的だが、戸建てでは普及していない。これからどんどんと増えていくので、役に立てばうれしいと思い作った」と本製品の開発経緯を披露。なるべくシンプルなものとするように、IoTなどの機器を絡めず、届いているものを開けて取る、という機能に集中した。
また同社の執行役員生産管理本部本部長である松嶋和博氏は、1年ほど前から本製品を開発してきたと語りながら、「悩んだのはシンプルであること。誰もが使えるものであること」と述べる。スマートフォンでの解錠なども考えたが便利ではないので、ロックをするだけで閉まる機構を導入したそうだ。3年間での販売目標は5万個とのこと。今後の展開に期待したい。
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