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「AIが勝手にやってくれる」時代に〜2025年AIの進化を振り返る〜/ EYストラテジー・アンド・コンサルティング「EY Next in Tech 2026」記者説明会【まとめ記事】

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2022年末にChatGPTが爆発的に普及し世界を驚かせてから、まだ3年しか経っていない。しかし、このわずかな期間でAIは目覚ましい進化を遂げた。コンピュータプログラムであるはずのChatGPTが、あたかもそこに人間がいるかのように自然な会話をこなす。その衝撃を覚えている読者も多いだろう。さて、今回からシリーズでそんなAIの現状について、初心者にもわかりやすく解説していきたい。その第一回は、2025年のAIの進化を振り返ってみたいと思う。

EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社(以下、EYSC)は2026年1月28日(水)、都内 EY Japan オフィスにてソートリーダーレポート「EY Next in Tech 2026」の記者説明会を開催した。当日はEYSC テクノロジーコンサルティング デジタル・イノベーション ディレクター 城田 真琴氏より、本レポートの説明があった。

27500mAhの大容量でノートパソコンを充電できる!3種の給電ポートを備えたモバイルバッテリー
サンワサプライ株式会社は、最大85W対応のAC出力ポートを搭載したモバイルバッテリー「BTL-RDC43」を発売した。ACコンセントプラグを直接挿せるため、ノートパソコンへの給電に最適です。USB PD規格による最大65W出力にも対応している。従来品と比べ容量が大きくなり、出力数・入力数も上がり、蓄電にかかる時間は短くなりさらに便利になった。AC×1、USB A×1、Type-C×1と3種の給電ポートを搭載しており、様々な機器に対応する。容量27500mAh(並列換算値)の大容量モバイルバッテリーだ。ACコンセントプラグを直接挿せる最大85WのAC出力ポートを搭載し、ノートパソコンへ給電できる。さらにUSB PD最大65W出力対応なので、付属のType-CケーブルでType-C充電対応パソコンへの給電も可能だ。


機器をしっかり固定できる!耐荷重60kgのスチール製プリンタスタンド
サンワサプライ株式会社は、デスク下に収納してスペースを有効活用できる堅牢なスチール製プリンタスタンド「LPS-T4040FK(幅400)」「LPS-T5050FK(幅500)」「LPS-T6060FK(幅600)」を発売した。キャスター付きで手軽に引き出すことができ、トナーの交換や用紙の補充も簡単に行える。天板には固定ベルトを取り付けられるスリットが付いており、別売りの機器固定ベルトを使用することで機器をしっかり固定できる。天板にはオプションの機器固定ベルト(RAC-BL1N)を取り付けられるスリットが付いている。機器をしっかり固定できるので、移動中の転倒やズレの心配がない。使用しない時はデスク下に収納できるので、部屋を広く使える。


「AIが勝手にやってくれる」時代に〜2025年AIの進化を振り返る〜
2022年末にChatGPTが爆発的に普及し世界を驚かせてから、まだ3年しか経っていない。しかし、このわずかな期間でAIは目覚ましい進化を遂げた。コンピュータプログラムであるはずのChatGPTが、あたかもそこに人間がいるかのように自然な会話をこなす。その衝撃を覚えている読者も多いだろう。さて、今回からシリーズでそんなAIの現状について、初心者にもわかりやすく解説していきたい。その第一回は、2025年のAIの進化を振り返ってみたいと思う。


ガンダム級レジェンド集結—大森英敏が新たな文化フェスを創出!「猫の日」発 CatWalkFESTA2026誕生
アニメ界の巨匠・大森英敏が総合プロデュースする都市型文化フェス「CatWalkFESTA2026」が2026年2月に始動する。「猫の日」を起点に都内各地で展開される本イベントは、アート、音楽、演劇、トークを融合した新たな文化プロジェクト。年齢や背景を問わず参加できるユニバーサルな場づくりと子ども支援招待を掲げ、未来志向の芸術祭として注目される。


企業変革に影響する主要テクノロジー動向を提示!EYストラテジー・アンド・コンサルティング「EY Next in Tech 2026」記者説明会
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「AIが勝手にやってくれる」時代に〜2025年AIの進化を振り返る〜

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2022年末にChatGPTが爆発的に普及し世界を驚かせてから、まだ3年しか経っていない。しかし、このわずかな期間でAIは目覚ましい進化を遂げた。コンピュータプログラムであるはずのChatGPTが、あたかもそこに人間がいるかのように自然な会話をこなす。その衝撃を覚えている読者も多いだろう。

さて、今回からシリーズでそんなAIの現状について、初心者にもわかりやすく解説していきたい。その第一回は、2025年のAIの進化を振り返ってみたいと思う。

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2025年のAI進化を振り返る


■さらに賢くなったLLM(大規模言語モデル)
ChatGPTをはじめとするAIの「頭脳」にあたる部分をLLM(大規模言語モデル)と呼ぶ。2024年から2025年にかけて、LLMはひとつの大きな進化を遂げた。それは「考える」力の獲得だ。

2024年までのAIは、こちらが何かを尋ねるとコンマ数秒で言葉を返してくる「脊髄反射」的な反応が主流だった。しかし、2025年に登場した最新モデルは、回答を出す前に「推論」というプロセス、すなわち「考える時間」を持つようになったのである。

初期のLLMは、次に来る確率の高い言葉を繋げることで会話を成立させていた。それが何度も推論を繰り返すことで、より正確で思慮深い回答が可能になったのだ。

たとえば複雑な数学の問題や、複数の条件が絡み合うパズル。これらを質問すると、画面には「考え中...」という表示とともに、AIが内部で推論を整理している様子が示される。まるで有能なコンサルタントが「うーん、そうですね...」と一度間を置いてから、最も論理的な解を導き出してくれるかのような体験だ。

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本稿の構想段階でChatGPTに記事の構想を相談しているところ。AIが賢くなったことで、こうした相談ができるようになった。


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ChatGPTの裏で行われる動作をちょっと覗くことができるようになっている。「考え中」16秒間の間に、Webを検索したり、提案の中身をいろいろ試行錯誤したりしているのがわかる。まるで人間のようである。


また、LLMの進化において「マルチモーダル」というキーワードも欠かせない。これはテキストだけでなく画像や音声、動画などを統合的に処理できる機能のことだ。

いまやLLMは「目」を持ち、「耳」を持ち、言葉を流暢に話す。スマホアプリ版のChatGPTやGeminiは、カメラに映したものを認識し、それについて即座に答えてくれる。音声でのやり取りも、まるで人間と電話しているかのように自然だ。海外旅行で看板の文字を読んでもらったり、使い方のわからない家電の操作を尋ねたりといった活用も、もはや日常の風景となった。

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Google Geminiに写真を見せて、「これは何?」と質問したところ。AIが写真画像を見て、正しく「Google Pixel Watch」であることを回答した。


さらに、日々を共にする上で欠かせなくなったのが「メモリ機能」の搭載だ。筆者がかつて話した「来月は伊豆に行く予定だ」「仕事ではこんなプロジェクトを経験している」といった背景情報を、AIが自然に、そして正確に記憶している。以前のように、チャットを立ち上げるたびに関連情報を説明し直す必要はなくなった。この「自分を理解してくれている」という感覚が、AIを単なるツールから、本当の意味での「相棒」へと押し上げたと言えるだろう。

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筆者のChatGPTの「メモリ」機能の設定画面である。ChatGPTとのやりとりの中でAIが必要に応じて内容をメモリに保存する。チャットのなかでユーザがしゃべったこと、たとえばどんな経験をしたか、どんな仕事をしたか、さまざまな好みなどもChatGPTが自然な形で覚えてくれる。そのため、ユーザが改めて説明しなくても過去の会話からの情報を元にチャットを進めてくれるようになった。「例の」とか、「いつもの」という会話が可能になるのである。プライバシーに関する項目になるので、オフにすることもできる。メモリの内容はユーザが確認したり修正したりも可能である。


■映画のワンシーンを自分の手で作る喜び ― 映像生成の臨界点
クリエイティブの分野に目を向けると、2025年は画像・動画生成がもう一歩先のステージへ到達した年だった。
特に多くの人を驚かせたのが、画像生成AI「Nanobanana Pro」の完成度だ。GoogleのGemini 3.0に搭載されており、誰でも利用できる。

かつての画像生成は「指の形がおかしい」といった弱点をご愛敬として受け入れる必要があった。しかし、もはやそんな悩みは過去のものだ。4Kクオリティの解像度は、まるで一眼レフで撮影したかのように精緻である。また「同じキャラクターを何度も、同じ姿で描ける」というキャラクター固定の技術が向上し、漫画や絵本を一貫性を持ったまま生成できるようになった。

日本語の文字も画像にほぼ正確に書き込めるようになった。これにより、後述するインフォグラフィックやスライドの作成にも実用レベルで活用できる。

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年始の挨拶のためにGeminiのNanobanana Proの機能を使って作ってもらった画像である。簡単なプロンプトでインパクトのある素敵な絵が生成された。日本語の文字も完璧だった。文句なしの採用である。


動画生成もまた、OpenAIの「Sora 2」やGoogleの「Veo 3.1」によって、まったく新しいフェーズに入った。

簡単な指示文(プロンプト)を入力するだけで、数秒間の実写映画さながらの映像が、しかも「サウンド付き」で生成される。風の音、街の喧騒、そして映像の動きにぴたりと合ったBGMまでもがAIの手によって生み出されるのだ。実写かAIか、プロでも見極めるのに時間を要するほどの美しい風景が生成可能になった。これは、一部のクリエイターだけの特権だった「表現」という魔法が、あらゆる人々に開放されたことを意味している。

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Veo 3.1で生成した動画の一場面


【動画】
生成された動画。サウンド付き


YouTube:https://youtu.be/sFTbHSafLDM

■AIが自律的に実行する時代へ ― AIエージェント元年
2025年の最も大きなパラダイムシフトは、AIが「答える人」から「実行する人(エージェント)」になったことだ。

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2025年はAIエージェント元年とよばれた。


まずは「Deep Research」と呼ばれる自律的なリサーチ機能である。「最近の生成AIのトレンドを、過去のデータと比較して10ページ程度のレポートにまとめて」と一言頼めば、AIは即座にネットの海へと潜る。膨大なサイトを巡り、矛盾を排除し、情報元まで明記した完璧な報告書を作り上げてくれるのだ。人間が検索で何時間もかかっていた作業を、AIが黙々と裏で進めてくれる姿は、まさに24時間働き続ける勤勉な秘書のようだ。

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ChatGPTのDeep Research機能で「ChatGPTのDeep Research機能」について詳しく調べてもらっているところ。


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ChatGPTがまず最初にユーザの要望を確認してくれる。それに応えると調査が始める。この調査では23分間かけて20件の情報源、57回の検索を行い、詳しいレポートを仕上げてくれた。


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調査結果のレポートである。各項目にはその情報の根拠にあたるWebページへのリンクが掲載され、正しい情報かを確認しやすくなっている。それでも間違いは混在するので、情報のチェックは注意深く行う必要がある。


さらには、「ChatGPT Atlas」や「Perplexity Comet」など、AIエージェント統合ブラウザの登場も重要だ。これまでのAIはチケットの買い方を教えてくれるだけで、最終的にWebブラウザを操作するのは人間の役目だった。しかし今、AIは自らブラウザを自在に操作する「目」と「手」を手に入れた。「最も条件の良いフライトを予約しておいて」と伝えれば、AIが画面のボタンを認識し、操作し、決済の一歩手前まで進めてくれる。もっとも、決済という責任を伴う行為については、依然として人間が最終確認を行うのが一般的ではあるが。

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ChatGPT Atlasを使い、筆者の書いた記事を表示し、要約してもらっているところ。右端にチャット欄があり、質問などすることができる。操作方法がわからないときなどにも便利である。


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Perplexity Cometを使ってAmazonでスマートウォッチのお薦め機種を調べてもらっているところ。こちらも画面の右端にチャット欄があり、AIにブラウザの操作を依頼できる、とても未来感のある機能だ。AIが実際に画面を「見て」、操作してくれる。画面の一部が青くなっているのは、AIが操作中であることを表現している。ただ、現時点ではAIの画面操作の精度や、動作速度にはまだ不十分な印象が残り、まだこれからの技術と言えそうだ。


プログラミングの世界でも「Vibe Coding(バイブ・コーディング)」という言葉が流行した。厳密な命令を書くのではなく、「こんな雰囲気の家計管理アプリが欲しい」という意図(バイブス)を伝えるだけで、AIが複雑なコードを書き、一瞬で形にしてしまう。プログラミングの知識がなくとも、アプリを具現化できる。夢のような技術が、ついに現実となったのだ。

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AI機能搭載エディタ「Cursor」を使ってプログラム開発をしているところ。右端のチャット欄でAIにさまざまな依頼をすると、それに応えて中央に表示されているプログラムを作ってくれる。プログラムコードの内容は専門的になるが、ユーザは必ずしもその内容を理解している必要はなく、AIがすべてを行ってくれる。プログラムにミスがあってエラーが出ても、それをAIに伝えるだけでAIが原因を調査し、修正してくれるのだ。専門知識がなくてもプログラム開発ができる時代が到来したのだ。


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Google Antigravityを使ってプログラムを作ってもらう例。右端のチャット欄に「Webブラウザで遊べるテトリスを作って」とお願いしただけで、AIがすべてを計画し、必要ならユーザに確認する作業も行い、あっという間にテトリスを完成させてしまった。


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完成したテトリスで遊んでいるところ。機能もデザインも文句なしである。プログラミング知識がなくてもこれが作れる時代になった。


このようにAIはチャットの中から飛び出し、私たちの実作業を肩代わりし始めた。2025年が「AIエージェント元年」と呼ばれる所以である。

■AIがドキュメント生成を変える
もっとも身近な「仕事」の風景はどう変わったか。たとえばGoogle WorkspaceへのGemini統合により、Gmailの下書き作成やGoogleドキュメントの文章要約、複雑なデータのグラフ化などがシームレスに行えるようになった。

前述の「Deep Research」の結果を元に、デザイン性豊かなプレゼン資料に纏めてくれるAIサービスも、今年いくつも登場した。GensparkやGamma、さらには汎用エージェントのManusなどだ。これらのサービスにより、これまでのワークフローは根本から変わる可能性を秘めている。

筆者が特に便利に使っているのは、情報の整理・解析ツール「NotebookLM」の進化である。自分のメモや資料を読み込ませるだけで、AIがその内容を深く把握してくれる。驚くべきは、そこから解説音声や「インフォグラフィック」、「マインドマップ」、「プレゼン用スライド」といった資料を一気に生成できる点だ。

専門的な論文や大量の英文記事も、数分のうちに理解しやすい資料に落とし込める。NotebookLMでは画像生成機能として「Nanobanana Pro」が採用されており、生成された資料のビジュアル的な完成度は驚くほど高い。ワークスタイルを一変させるような、実に実用的なサービスである。

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NotebookLMに書いてもらったNotebookLMの解説イラスト


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NotebookLMの画面。本稿のテキストと採用予定の画像を読み込ませて使ってみたところ。左側に並んでいるのが読み込んだ情報ソースのテキストと画像。中央がその要約と、チャット欄。右端がこれらの情報を元に生成する各種ドキュメントやコンテンツの操作ボタンと生成されたもの。


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生成されたインフォグラフィック。とてもレベルの高い出力が得られた。ただし、細かい日本語の文字が化けてしまっている。GeminiのNanobanana Proを用いて修正するなどの方法もあるが、今後の改善に期待したい部分だ。


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生成されたスライドの一部。とてもレベルの高いスライドが生成された。ただ、文字化けは同様に発生していることと、PDF形式であることは残念なポイントだ。PowerpointやGoogleスライド形式ではないため、自由に細かい編集ができない。内容や日本語の文字化けの修正の強いニーズがあるので、これも今後の改善に期待したい。


【動画】
生成されたインフォグラフィック。とてもレベルの高い出力が得られた。ただし、細かい日本語の文字が化けてしまっている。GeminiのNanobanana Proを用いて修正するなどの方法もあるが、今後の改善に期待したい部分だ。


YouTube:https://youtu.be/HU0DDicKI7k

■現状の課題とその解決の方向性
2025年は、AIがより賢くなり自律的な作業ができるようになった記念すべき年となった。その一方で、いくつかの課題も浮き彫りになっている。

まず「ハルシネーション(もっともらしいウソ)」の問題だ。現時点でもAIは時折、間違った回答を返してくる。われわれユーザーはこの特性を理解し、AIの回答を鵜呑みにせず必ずダブルチェックを行う姿勢が重要である。

また、著作権の問題も避けては通れない。AIによる生成物が著作権を侵害するとして、世界的に訴訟に発展するケースも出ている。解決は容易ではないが、AI生成物に「電子透かし」を入れるなどの技術的な対策も提案されている。

「AIが仕事を奪うのか」という議論も再燃している。単純作業をAIが肩代わりするようになれば、人間の役割は変わらざるを得ない。実際、ソフトウェアエンジニアの世界では、新人採用を控える動きも出始めているという。しかし一方で、AIを使いこなすことで少人数でも高度な価値を生み出せるようになり、新しい職種が生まれるという予測もあるだろう。変化に柔軟に対応し、AIを賢く使いこなすことこそが、これからの時代を生き抜く鍵となるはずだ。

さらに、巨大な計算能力を支えるための電力・水資源の確保や、半導体不足の問題も深刻化している。各社は安全な小型原子力発電の導入や核融合発電への投資、さらには「宇宙データセンター」の構想まで打ち出している。

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宇宙空間にデータセンターを構築することをGoogleやイーロンマスク氏が率いる企業(xAI、スペースX)が構想中。巨大な太陽電池で発電し、宇宙空間で冷却を行う。イラストはNotebookLMで生成した。


■AI 2026年への展望
このような課題はあるものの、AIの進化はまだ始まったばかりだ。2026年以降、どんな進化を見せてくれるのだろうか。いくつか予測を書き出してみよう。

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AI 2026年への展望


まず、LLMが「継続学習」の機能を獲得する可能性がある。現在のLLMは学習時点までの情報しか持たないが、もし常に最新情報を反映できるようになれば、その実用性はさらに飛躍するだろう。

また、ユーザーを理解し先回りして提案する「パーソナルエージェント」の普及も期待される。複数の専門エージェントを指揮する「オーケストレーション」という仕組みにより、「いつもの」という言葉だけで複雑な課題を解決できる世界が近づいている。

デバイスの面では、スマホやPCの中で動作する「SLM(小規模言語モデル)」の進化に注目したい。クラウドに接続せずともデバイス内で動作するため、プライバシーの観点でも有利だ。スマートウォッチやメガネ型のAIデバイスもいよいよ実用性を高め、人気を集めるだろう。

ひと言で言えば、2025年は「AIが賢くなり、仕事を頼めば勝手にこなせるようになり始めた」年であった。すなわち「AIエージェント元年」。今後もAIがどのような未来を見せてくれるのか、期待を持って注視していきたい。

テクニカルライター 鈴木 啓一


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革新的なデューデリジェンスサービス!「Metareal DD」デモ体験会

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業種特化の専門AI開発・運営を行う株式会社メタリアルは2025年4月7日(月)、ザ・リッツ・カールトン東京 「サイプレスルーム」にて、報道関係者向けに「Metareal DD」デモ体験会を実施した。「Metareal DD」は、高性能なLLMやAIエージェントを元に独自構築した画期的なサービスだ。わずか3分で初期デューデリジェンスを完了させ、約50枚の多角的レポートを即座にアウトプット、出資検討に関わる業務をサポートする。事業会社のCVC部門をはじめ、M&A専門家、リース、総合商社、投資銀行、VC・PEファンド、コンサルなどを対象に、3月17日(月)から提供を開始している。

■事業会社のCVC部門やM&A専門家を支援
世界でDD市場は、2024年に約16億2,000万米ドルと評価され、2033年までに32億4,000万米ドルに達するとも予想されている。日本でも、大企業を中心に成熟フェーズを迎え、既存事業からの脱却や新規事業創出、有望なスタートアップ企業との協業や出資を掲げる企業が増えてきている。

しかしながら、案件の規模にもよるが、一般的なDDは、属人性が強く、専門家や担当者が2週間から2カ月かけて企業調査を行います。費用も50万円~500万円、大型案件では1,000万円以上かかることもある。

VUCA時代の事業投資では、迅速さと正確性が同時に求められるプレッシャーが存在する。グローバル・デジタル化が進む中、膨大な情報の中から的確な判断を下すことは容易ではない。従来のM&A手法では、1件の案件に膨大な時間を費やし、重要な機会を逃すリスクも高まっていた。

そうした状況を踏まえ、全く新しいサービスである「Metareal DD」が誕生した。複数の大型言語モデル(LLM)のオーケストレーションを実行、AIと人間の相互作用による精度・スピード向上を図る。総合商社や投資銀行、リース、VC・PEファンド、事業会社の担当者などのプロフェッショナルに向けた、革新的なデューデリジェンスサービスだ。

本サービスは、従来の「スピードか正確性か」という二者択一の常識を覆し、両者を高次元で融合させている。最新の生成AIを最大限活用する事により、2週間から2ヶ月かかっていたDD資料の第一稿作成を1〜2.5分で完了できます。100を超えるデータポイントを瞬時に解析することが可能だ。

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利用方法はシンプルで、ウェブブラウザからアクセスできる。スマートフォンやタブレットにも対応しており、場所を選ばずに利用できます。ユーザーあたり月額5万円で、コストパフォーマンスに優れている。

〇「Metareal DD」の3つの特徴
1. 通常2週間~2か月かかるデューデリジェンスが、初稿1.5分~2分で完了
2. 月5万円から利用可能!従来の数十万円〜数百万円という費用や人的リソースを大幅に削減
3. オプションで四季報オンラインの長年企業の歴史・データからも分析を高度化してアウトプット
(メタリアルと東洋経済新報社で共同開発した「四季報AI/API」とデータ連携)

初期DDにかかる時間を短縮することで、協業先の発掘や出資検討業務を支援し、事業会社のCVC部門担当者やM&A担当者が、より事業プラン策定や社内コンセンサス推進等の業務に集中できるようにサポートする。

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Metareal DD:https://metarealdd.cmplt.ai

■Metareal DDを体験
Metareal DDは、ウェブブラウザからアクセス可能であるため、手持ちのノートパソコンを使い、実際に使用してみた。
試しに、「メディアの事業モデル」「ビール会社の市場価値」をレポートとしてまとめてもらった。結果はいずれも2分ほどで、PDFとWordのかたちで出力された。

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内容を確認すると、表やグラフも挿入されており、なかなか素晴らしい出来栄えだった。人間が同じ作業をすれば、3~5日間は掛かるだろう。ハルシネーションを確認すれば、そのまま提出できるレベルだった。

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お試しフリープランは「1ユーザー、1日2回まで、月間10回まで」に限られるが、0円/月で利用できる。AIを導入したいと考えている企業や個人事業者は、まずは同プランで試してみては如何だろうか。

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Metareal DD
株式会社メタリアル

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「未踏会議2024 MEET DAY」を開催!ソーラー充電式ネットワークカメラ【まとめ記事】

特別企画②
左から順番に、さくらインターネット株式会社 代表取締役社長/「未踏IT人材発掘・育成事業」プロジェクトマネージャー 田中 邦裕氏、株式会社NextInt 代表取締役 中山 心太氏、ダイキン工業株式会社 テクノロジー・イノベーションセンター技師長 比戸 将平氏、株式会社LayerX 事業部執行役員 AI/LLM事業部長 中村 龍矢氏

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人未踏は、未踏修了生や未踏事業のプロジェクトマネージャーなどのコミュニティ活性化や未踏人材による新たな社会価値創出を促進するための未踏事業関連イベント「未踏会議2024 MEET DAY」を「未踏の日」の2024年3月10日(日)にベルサール秋葉原会場とオンラインにて開催した。未踏会議2024 MEET DAYは、テーマ「MITOU WONDER」を掲げ、未踏修了生による世界を変えるようなITを活用した50以上の展示を実施し、来場者はその場で体験することができた。

サンワサプライ株式会社が運営している直販サイト『サンワダイレクト』は、スマホでいつでもどこからでも見まもりができて、ソーラーパネルから蓄電が出来るソーラー充電式ネットワークカメラ「400-SSA007」を発売した。スマートフォンを使って外出先からカメラを設置した自宅が確認できるネットワークカメラ。ソーラー充電式ネットワークカメラ。人の動きを検知して自動で撮影を行う。夜間の防災対策も万全!自動で点灯するLEDライトを搭載する。

手をかざすだけで操作可能!モーションセンサーヘッドライト
サンワサプライ株式会社が運営している直販サイト『サンワダイレクト』では、手をかざすだけで操作ができて、最大170ルーメンの明るさのLEDヘッドライト「800-LED081」を発売した。本製品は、ハンズフリーで使用可能なモーションセンサー付きのLEDヘッドライト。メインライトの明るさは最大約170ルーメンで、調光は2段階で調整可能だ。前方にモーションセンサー機能が付いており、触れることなく手をかざすだけで点灯・消灯が可能だ。LEDヘッドライトは着脱可能で、ベルトへの装着以外でもマグネットで固定したりフックに吊るせる。バンド部分はゴム製なので、サイズ調整が可能だ。USB出力が付いており非常時にはモバイルバッテリーとしても利用できる。


モスバーガー「北海道バター ふんわりスフレパンケーキ <抹茶&黒蜜> ~あずき添え~」
モスバーガーを展開する株式会社モスフードサービスは、「モスバーガー&カフェ」の店舗で、「北海道バター ふんわりスフレパンケーキ <抹茶&黒蜜> ~あずき添え~」を2024年3月27日(水)~7月中旬までの期間限定で発売する。また同時に、「クイニーアマンサンド ~カスタードホイップ~」を数量限定で新発売するほか、「アイス抹茶黒蜜あずきラテ」も復活販売する。同社では、多様な立地に適合するためにモスバーガーの多業態化を進めており、特に住宅街や繁華街の立地に対しては、カフェ需要対応型の「モスバーガー&カフェ」の展開を積極的に行っている。「モスバーガー&カフェ」では、通常のモスバーガー店舗でも販売している商品のほか、限定のスイーツやドリンクなど、オリジナルメニューを併せて販売する。


電源ケーブル等、簡単にまとめる!美しく配線する、ケーブルスリーブ
乱雑になりがちなモニターやテレビ裏のケーブルを1本に束ねて整理することができる。必要な長さにカットして使えるフリーカットなのでどんな場所にもピッタリだ。巻き付け構造のため、ケーブルを必要な位置に出せる。モニターアームを動かすとき、ケーブルが擦れて傷ついたり、断線することを防ぐ。すでに配線済みのケーブルにも巻き付けて、整理整頓できる。


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2023-09-26

未踏修了生たちによる50以上のITアイディアを展示!「未踏会議2024 MEET DAY」を開催

特別企画①

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人未踏は、未踏修了生や未踏事業のプロジェクトマネージャーなどのコミュニティ活性化や未踏人材による新たな社会価値創出を促進するための未踏事業関連イベント「未踏会議2024 MEET DAY」を「未踏の日」の2024年3月10日(日)にベルサール秋葉原会場とオンラインにて開催した。

■世界を変えるようなITを活用した50以上の展示を実施
未踏会議2024 MEET DAYは、テーマ「MITOU WONDER」を掲げ、未踏修了生による世界を変えるようなITを活用した50以上の展示を実施し、来場者はその場で体験することができた。

また、ステージ企画として、特別企画(1) 修了生×プロジェクトマネージャーによるトークセッション「未踏へのチャレンジ」~光る君になるために~、特別企画(2)生成AI/LLMトークセッション「生成AI/LLM未踏的ビジネス活用最前線」が実施され、それぞれの専門家が登壇した。
※LLM 大規模言語モデル

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独立行政法人情報処理推進機構 理事長 齊藤 裕氏


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経済産業大臣 齋藤 健氏からのビデオメッセージ


基調講演では、東京大学 名誉教授 / 未踏事業 統括プロジェクトマネージャー 竹内 郁雄氏が「未踏事業の魅力」と題した講演を実施した。

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東京大学 名誉教授 / 未踏事業 統括プロジェクトマネージャー 竹内 郁雄氏


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「未踏会議2024 MEET DAY」の会場


■生成AI/LLMトークセッション「生成AI/LLM未踏的ビジネス活用最前線」
本トークセッションでは、さくらインターネット株式会社 代表取締役社長/「未踏IT人材発掘・育成事業」プロジェクトマネージャー 田中 邦裕氏、株式会社NextInt 代表取締役 中山 心太氏、ダイキン工業株式会社 テクノロジー・イノベーションセンター技師長 比戸 将平氏、株式会社LayerX 事業部執行役員 AI/LLM事業部長 中村 龍矢氏が登壇し、昨今注目を集めている生成AIのビジネスへの活用方法などについて語った。

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特別企画②
左から順番に、さくらインターネット株式会社 代表取締役社長/「未踏IT人材発掘・育成事業」プロジェクトマネージャー 田中 邦裕氏、株式会社NextInt 代表取締役 中山 心太氏、ダイキン工業株式会社 テクノロジー・イノベーションセンター技師長 比戸 将平氏、株式会社LayerX 事業部執行役員 AI/LLM事業部長 中村 龍矢氏


NextIntの中山氏は、生成AI/LLMに関連するホワイトカラーの仕事について語った。ホワイトカラーの仕事では正解が一つに限らず、ミスがある程度許容される場合があると指摘しました。また、機械学習はこのような「間違いが許される仕事」を置き換えつつあると述べた。生成AIは、最後にホワイトカラーが持っていた不定形の入出力を要する仕事をも奪い始めている。LLMは自然言語を入力として受け取り、処理可能であるため、要件定義がそのまま実行されることと同義だと言える。「ドメイン知識を持つホワイトカラーがプロンプトエンジニアリングによって問題を解決できる時代が到来している。」と、中山氏は結論づけました。

中山 心太氏
株式会社NextInt 代表取締役 中山 心太氏


ダイキン工業の比戸氏は、深層学習および生成AIを生産応用に活用しており、生成AI/LLMを用いたビジネスケースを紹介した。ダイキンでは、現場で作業者が何をしているか、そして次に何をしなければならないかを判断するために、AIを用いた画像解析を活用していることを明らかにした。

比戸 将平氏
ダイキン工業株式会社 テクノロジー・イノベーションセンター技師長 比戸 将平氏


LayerXの中村氏は、LLMの読み取り能力が優れていることを指摘した。現在、長文の解析を行うプログラムの開発に取り組んでいる。中村氏によると、LLMは多様なシナリオにおいて迅速かつ高精度な結果を提供できるため、プロフェッショナルの専門業務を変革する可能性がある。具体例として、損害保険の募集文書のレビューを挙げた。文書をアップロードするだけで、修正提案が得られる。さらに、アセットマネジメントの分野では、不動産ファンドの設立に関連する様々な契約書や登記簿の処理の自動化について話した。ただし、「金融事業は、ミスが許されないため、最終的には人の手で出力を確認する必要がある。」と付け加えました。
中村 龍矢氏
株式会社LayerX 事業部執行役員 AI/LLM事業部長 中村 龍矢氏


LayerXの中山氏は生成AI/LLMの課題につい、ChatGPTを例にあげた。「ChatGPTは『敬具』を結びの言葉と誤解し、『拝啓』と『敬具』の対応関係を理解していない」と指摘した。AIのアシストによって作業が容易になるものの、その利益を享受するためにはある程度の学習が必要だと述べた。

ダイキン工業の比戸氏は、目的達成に必要な作業を予測する上で、データ収集の重要性を強調した。エアコン修理を例に、「インターネットで修理方法を見つけることはできるかもしれないが、それが正しい修理方法かどうかは確認できない」と説明した。

トークセッションの様子
トークセッションの様子


トークセッションの最後は、生成AI/LLMの今後の展望について、それぞれが語った。
NextInt 中山氏は「10年前の出来事を思い出して、当時と現在を比較。未来を予測してみるとよい。」と語った。
ダイキン工業 比戸氏は「自由な発想で将来大きく跳ねるかもしれないビジネスを考えるのが、未踏。」とまとめた。
LayerX 中村氏は「今年は非常に面白い1年になる。お金を使うのではなく、時間を使って自分の仕事に役立てることを考えて欲しい。」と語った。

生成AI/LLMは日々進化しているだけに、各業界の企業は今後も注目していくことだろう。

■分野・年齢が違う人でも集まれる場所
トークセッションの終了後、さくらインターネット株式会社 代表取締役社長 /「未踏IT人材発掘・育成事業」プロジェクトマネージャー 田中邦裕氏にお話しをうかがうことができた。

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さくらインターネット株式会社 代表取締役社長 /「未踏IT人材発掘・育成事業」プロジェクトマネージャー 田中邦裕氏


編集部:簡単に自己紹介をお願いいたします。
田中氏:さくらインターネットの田中です。現在、未踏プロジェクトのマネージャーを務めており、今回、モデレーターを務めさせていただくことになりました。どうぞよろしくお願いします。

編集部:まずは、今回のイベントの率直な感想を教えてください。
田中氏:そうですね。例年に比べて非常に活気があり、コロナ前を上回るほどの印象を受けます。

編集部:未踏はふだん、どのような活動をされているのでしょうか?
田中氏:いわゆるセッションを通じて、未踏プロジェクトに関わる方々が発表を行ったり、未踏プロジェクトに関連する製品を紹介したりしています。例年、コロナ禍の影響でイベントはかなり縮小されました。とくに、都市部ではオンラインでの中継に限定されることもありましたが、今年はセッションや展示を組み合わせた形で開催しています。

編集部:生成AI/LLMトークセッションに登壇されていましたが、生成AI/LLMの現状をあらためて教えていただけますか?
田中氏:ディープラーニングは十数年前に始まり、いわゆるGPUと呼ばれる高性能なコンピューティングリソースによって、画像認識技術が飛躍的に向上するムーブメントがありました。この流れの中で、敵対的生成ネットワーク(GAN)が登場し、単に認識するだけでなく、実際に新たなコンテンツを生成する方向へと発展してきました。

例えば、文章から簡単に絵を描くような技術が5~6年前に出現しましたが、この3~4年でその精度は急速に向上し、Stable Diffusionのように非常に正確な絵を描けるようになりました。さらに、過去2年間で、LLM(大規模言語モデル)を代表とする対話型の言語モデルが普及し始めました。つまり、認識タスクから生成タスクへと、大きな変化を遂げてきたのが最近の状況です。これから、その利活用が加速することが期待されています。

編集部:私もいろいろネットを調べておりますが、生成AI/LLMは毎日のように進化していて、とくに画像関連の進化が凄いなと感じております。
田中氏:そうですね。最近は漫画家やイラストレーターも生成AIを積極的に利用し始めていると聞きます。稲見先生が研究されている身体拡張と同様に、クリエイティブな作業の拡張が現在進行形で起こっていると感じられます。

編集部:生成AI/LLMは、まだまだどのように進化するのかがわかりませんが、身近なところでは、どのようなところで利点がございますか?
田中氏:現在の生成AIは非常にユーザーフレンドリーで、アプリケーションへの組み込みが容易です。これにより、私たちが日常使用するアプリケーションがシームレスかつ便利に進化しているのが、まさに今起こっていることです。例えば、Office製品内のCopilot機能では、メールの作成を手助けしたり、パワーポイント資料を簡単に生成したりすることが可能になっています。このような既存製品への組み込みによる利便性の向上が、現在目の前で展開されている現象だと思います。

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生成AI/LLMの利点を語る、田中氏


編集部:一般的なビジネスパーソンへの有用性というのは、どこら辺で出てくるでしょうか?
田中氏:メールを素早く作成したり、PDF文書の要約を行ったり、現代のビジネスパーソンが日々抱える情報の吸収と発信のタスクを大幅に軽減してくれます。多くの情報を扱う必要があるビジネスパーソンにとって、非常に役立つと思います。

編集部:トークセッションでも出てきましたけど、生成AI/LLMの課題はどんなところですか?
田中氏:そうですね。生成される内容が常に正確なものばかりではないということです。たとえば、チャットGPTに私の自己紹介をさせると、芸人だったり科学者だったりと、あまりにもいい加減な内容を提供することがあります。とくに、ジェネリックな情報を超えた個別の詳細については、しばしば正確さを欠きます。これを「ハルシネーション」と呼びますが、正確性が求められる場面ではAIの情報を100%信用することのリスクがあります。また、AIに過度に依存することで、人間の能力開発がおろそかになるというのも、本末転倒であり、別の課題と言えるでしょう。

編集部:トークセッションで出てきましたが、AIの力を使ってアプリ開発ですとか、海外ではフロンプトエンジニアといってコードを書かないで、実際はエンジニアの仕事をされている方がいらっしゃいます。そういう仕事の状況は今後、どのようになってくるとお考えでしょうか。
田中氏:生成技術、とくにGitHub Copilot(ギットハブ・コパイロット)のようなツールは、コードレビューやコードの修正を助けてくれるため、プログラマーの生産性を劇的に向上させ、能力を格段に高めてくれます。私自身、Pythonを得意とはしませんが、メール処理のような具体的なコードを書く際に必要なライブラリを使用してほしいときに、サンプルコードを提供してくれるため非常に便利です。これは単なるコピペ以上の学びがあり、存在する関数やライブラリの知識を深めることができます。通常、ペアプログラミングや得意な人から学ぶような経験を、ChatGPTとの対話を通じて得られるわけです。

そのため、「プログラムを知らなくてもプログラミングができる」というより、「知らなくてもChatGPTに指導を受けながら学び、プログラミングスキルを身につけることができる」と捉えています。ただ「知らなくても書ける」という表現は少し適切ではないかもしれません。生成AIを活用して学び、その後は自身でコードを書けるようになる、つまりAIから人間への技術移転が行われるプロセスと理解しています。

編集部:ご登壇の方がおっしゃっていましたけど、やっぱり最終的な確認というのは人間が必要だし、それが本当に要件を満たしているかどうかは、やはり人間が確認しないといけないと。
田中氏:生産工場がブラックボックス状態で、単に手順に従って生産するだけか、技術移転を経て最終的にはその工場が独立して製造できるようになるかの違いです。これまでに、日本がモデルとなり中国でも製造が可能になった例があります。ただ日本の指示に従うだけでなく、中国の人々がその技術を理解し、最終的には自ら活用できるようになったわけです。これは日本の産業界では批判されがちですが、技術を移転し、移転元がさらに進化するのであれば、それは良いことです。結局のところ、私たちは自身で学び、成長していくべきだと思います。

編集部:生成AI/LLMとか、未踏会議では、どのようにサポートしていくご予定でしょうか?
田中氏:未踏という社団法人があり、そこでは様々な支援が行われています。例えば、GPUの支援があります。さくらインターネットが提供するGPUを、未踏を経由することで無償で利用できたり、未踏クリエイターが通常は高価なGPUを非常に低価格で利用できるような仕組みがあります。このような支援体制を通じて、クリエイターがプロジェクトを進めやすくなるよう、社団法人未踏がお手伝いをしているというわけです。

編集部:未踏は今後、どのような展開をお考えなのでしょうか
田中氏:未踏についてもっと深く理解していただくことが大切です。これは政府関係者、観光庁の方々、さらには支援者たちにとっても同様です。また、最近では「地域未踏」の取り組みにより、未踏の活動がさらに広がっています。そうした活動を通じて、未踏の本質について理解を深めていくことが一つの目標です。

もう一つ重要なのは交流です。今回も過去のプロジェクトに関わったクリエイターから多くの関心を寄せられ、現在の活動について話し合う機会がありました。「人が繋がる」というのはコミュニティの核心であり、このような会議がコミュニティを強化する契機となり、その輪が広がっていくことでしょう。異なる年代、分野、年齢の人々が、「未踏」という共通のキーワードで一箇所に集まり、新たなつながりを築くことが、このプログラムの最大の価値だと考えております。

編集部:本日は、ありがとうございました。

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未踏の今後を語る、田中氏


さくらインターネット株式会社 代表取締役社長/「未踏IT人材発掘・育成事業」プロジェクトマネージャー 田中邦裕氏が語る!未踏が求める若者とイベント

YouTube:https://youtu.be/cC7rR1ga5ts

今回のイベントは、誰でも無料で入場することができるイベントであったため、多くの来場者があった。来場者はAI/LLMについてあらためて理解を深めるよい機会になったことだろう。

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
一般社団法人未踏
未踏会議2024 MEET DAY

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■完全無料で多数の機能を搭載した「wrtn(リートン)」
すべての機能を完全無料で提供している。有料サービスを利用している人、初めて生成AIにふれる人、画像生成や各LLMの比較をしたい人など、完全無料で多数の機能を搭載した「wrtn(リートン)」を試してみるとよいだろう。

■アップデートの詳細
1. 画像生成AIモデル「Stable Diffusion XL v0.8」を無制限、日本語対応で提供
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「Stable Diffusion XL v0.8」は様々なスタイルの画像を生成できる。色の鮮明さや、光や影、コントラストなどがあざやかに表現でき、「Stable diffusion 1.5」や「Stable diffusion 1.6」に比べ比較的高画質の画像の生成が可能だ。
また、一部画像が欠けてしまう不具合も解消されている。

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2. GPT-4Turboを全ユーザーに無料公開

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先行公開に申し込んだ人にのみ公開していた、従来のGPT-4モデルの改良版である「GPT-4 Turbo」を全ユーザー対象に公開する。利用には時間制限(17時~19時)がある。2023年11月、12月に事前登録いただいている人は引き続き時間制限なく利用可能だ。

3. 注目のLLMを無制限で一挙公開
Google社提供の「PaLM2」、Anthropic社提供の「Claude Instant/Claude 2.1」を無料・無制限で提供する。「PaLM2」は比較的複雑な計算や複数の情報を組み合わせ論理的な推論が可能なほか、多言語対応で様々な言語での応用使用を得意とする。

「Claude Instant/Claude 2.1」はOpenAI社の元従業員らにより2021年に設立された、現在OpenAIの最有力競合企業とされるアメリカの人工知能スタートアップ企業「Anthropic」が開発したAIモデルだ。

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4. 関連サイトを提案する「関連リンク機能」
質問への回答内容に関連するサイトのURLを3つ提案する。より正確な情報源が得たい、関連する記事や情報を得たい人におすすめだ。

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5.その他の改善事項
・自動設定されていたチャットルームのタイトルの修正が可能になった。
・チャット履歴からチャットルームを削除することが可能になった。
・Yahoo!、Googleなどのソーシャルログイン、メールアドレスでの会員登録が可能になった。
・チャットページを再読み込みしてもおすすめの質問内容を提案する。

Wrtn Technologies, Inc.

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