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UGREEN「NASync DXP4800 Plus」レビュー / 写真展『食菜達の表情 2025』 【まとめ記事】

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ユーグリーン・ジャパンは、2025年2月14日(金)よりクラウドファンディングプラットフォーム「GREEN FUNDING」で先行支援受付を開始する「NASync DXPシリーズ」の商品発表会を、2025年1月15日(水)に実施した。同シリーズは、米国のクラウドファンディングで10億円以上の支援を達成し、大きな注目を集めている。今回は日本市場に上陸する同シリーズの中から、「NASync DXP4800 Plus」を一足先に体験した。

Art Gallery M84は、 2025年2月3日(月)より写真展『食菜達の表情2025』を開催する。今回の作品展は、Art Gallery M84の第149回目の展示として実施する個展だ。

折りたたみ式の全面保護プロペラガードを搭載!DJI、オールインワン型VlogカメラドローンDJI Flip
民生用ドローンと革新的なカメラ技術で世界をリードするDJIは2025年1月14日、オールインワン型Vlogカメラドローンの新シリーズ「DJI Flip」を発表した。249g未満[1]のこのコンパクトなドローンは、折りたたみ式の全面保護プロペラガード[1]を搭載し、安全で信頼性の高い飛行を実現する。1/1.3インチCMOSセンサーを使用し、ワンタップで印象的な48 MP写真や4K動画を撮影できる。DJI Flipは、飛行時のドローン本体や周囲の安全性が大きく向上し、飛行を始めたばかりのパイロットでも自信を持って飛行させることができる。


不動産売買における「囲い込み」が処分対象に!囲い込みは不動産業界の課題と 8割近くが認識
テクノロジーで不動産取引をなめらかにするイタンジ株式会社は、2025年1月、国土交通省による宅地建物取引業法施行規則の改正に伴い、不動産売買における「囲い込み」が処分対象(※1)になったことを受け、不動産売買仲介業者を対象に「囲い込み」についてのアンケート調査を実施した。「囲い込み」とは、一部の宅建業者が自社の利益のため、売主・買主双方の媒介を行うことを目的として、故意に物件の取引状況を隠し、売主の意向に反して物件の紹介を行わないような行為を指す。結果として、売主や買主の利益を損なう可能性があり、不動産取引の透明性が損なわれる可能性がある。


【きまぐれクックのメッセージあり】スシロー、きまぐれクック監修の商品を販売
YouTuberをはじめとするクリエイターマネジメント事業を展開する株式会社Carry Onは、所属クリエイターである「きまぐれクック」監修の商品を株式会社あきんどスシローが展開している回転すし「スシロー」にて販売する。第一弾(2025年1月20日(月)~)は、「きまぐれクック」YouTubeチャンネルで人気のコンテンツ“カンジャンケジャン”を含む3商品を、第二弾(2025年2月5日(水)~)は“カンジャンセウ”を含む2商品を販売する。


野菜の作品を展示!写真展『食菜達の表情 2025』【Art Gallery M84】
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iPhoneやAndroidスマホでも快適!NAS初心者でも使える、UGREEN「NASync DXP4800 Plus」レビュー
ユーグリーン・ジャパンは、2025年2月14日(金)よりクラウドファンディングプラットフォーム「GREEN FUNDING」で先行支援受付を開始する「NASync DXPシリーズ」の商品発表会を、2025年1月15日(水)に実施した。同シリーズは、米国のクラウドファンディングで10億円以上の支援を達成し、大きな注目を集めている。今回は日本市場に上陸する同シリーズの中から、「NASync DXP4800 Plus」を一足先に体験した。


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iPhoneやAndroidスマホでも快適!NAS初心者でも使える、UGREEN「NASync DXP4800 Plus」レビュー

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ユーグリーン・ジャパンは、2025年2月14日(金)よりクラウドファンディングプラットフォーム「GREEN FUNDING」で先行支援受付を開始する「NASync DXPシリーズ」の商品発表会を、2025年1月15日(水)に実施した。同シリーズは、米国のクラウドファンディングで10億円以上の支援を達成し、大きな注目を集めている。今回は日本市場に上陸する同シリーズの中から、「NASync DXP4800 Plus」を一足先に体験した。

■3製品から選択可能
2025年2月14日午前10時より、NASync DXPシリーズの3製品が日本市場でクラウドファンディングを開始する。GREEN FUNDINGのプラットフォーム上で展開される本プロジェクトでは、支援者に向けて最大40%割引の特別価格が用意されている。ただし、各リターンには限定数が設定されている。また、発送は2025年4月以降に順次開始される予定だ。

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「NASync DXPシリーズ」

〇NASync DXP2800
クラファン限定価格 5万5,880円→3万3,528円(最大40%OFF)
※ドライブ別途購入必須
・最大56TBのストレージ容量
・データバックアップ(複数デバイス間の同期とバックアップ)
・第12世代 4コアIntelプロセッサー搭載
・超高速2.5GbEネットワークポート
・オールインワンアプリ、簡単操作 

〇NASync DXP4800 Plus
クラファン限定価格 9万9,880円→5万9,928円(最大40%OFF)
※ドライブ別途購入必須
・最大104TBのストレージ容量
・データバックアップ(7種類のRAIDモード)
・第12世代5コアIntelプロセッサー
・超高速10GbE & 2.5GbEネットワークポート
・オールインワンアプリ、簡単操作 

〇NASync DXP6800 Pro
クラファン限定価格 16万9,880円→10万1,928円(最大40%OFF)
※ドライブ別途購入必須
・最大152TBのストレージ容量
・データバックアップ(7種類のRAIDモード)
・第12世代5コアIntelプロセッサー
・デュアル10GbEネットワークポート
・オールインワンアプリ、簡単操作 

なお、UGREEN NAS公式サイトでメールアドレスを登録すると、限定の割引情報や製品に関する最新情報を受け取ることができる。詳細については、UGREEN NAS公式サイトを確認のこと。

■iPhoneでNASをセットアップ - 下準備
「NASは、設定が難しい」と考えている人も多いだろう。本シリーズのNASであれば、iPhoneでセットアップすることができる。

〇NASを準備
本体と同時に、ドライブも購入しよう。ドライブには、一般的な製品に比べて少し高価だが、NAS向けの製品がある。24時間365日常時稼働環境向けに設計されており、NASとの互換性に優れている。今回は、「Western Digital Red Plus WD80EFBX 3.5インチHDD 8TB」×4台を使用した。

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付属品は、下記のとおり。

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正面から見た「NASync DXP4800 Plus」。SDカードスロット、USB Type-C、USB Type-Aのポートを備える。

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背面から見た「NASync DXP4800 Plus」。LANポートは、左が2.5Gbps、右が10Gbps。筆者の通信環境は「J:COM NET光 10ギガ」なので、右にLANケーブルを接続した。

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ドライブをドライブケースに装着する。3.5インチHDDであれば、ネジが不要だった。2.5インチHDD/SDDでは、付属のドライバとネジを使用してネジ止めしよう。

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ACアダプターを接続すれば、本体の準備は完了だ。

〇NASをセットアップ
今回、「iPhone 16 Pro Max(以下、iPhone)」を使用して「NASync DXP4800 Plus」をセットアップした。App Storeから「UGREEN NAS」アプリをダウンロードして、iPhoneにインストールしよう。

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「NASync DXP4800 Plus」本体の電源を入れたら、「UGREEN NAS」アプリを起動しよう。あとは画面の指示に従ってセットアップするだけだ。

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■使い勝手がよいNAS - 運用
「NASync DXP4800 Plus(以下、NAS)」は使い勝手がよいNASであり、クラウドサービスと同様の感覚で使用することができる。

〇iPhone
NASに写真を転送したいときは、iPhoneの写真アプリからNASに転送したい写真を選択後、NASに転送しよう。

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「UGREEN NAS」アプリを起動すれば、NASに転送した写真を確認することができる。

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〇Android
Androidでは、Google Playから「UGREEN NAS」アプリをダウンロードして、本体にインストールしよう。筆者は「Galaxy Z Fold6」を使用したが、問題なくNASに転送した写真を確認することができた。

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〇Windows / Mac
WindowsやMacでは、ホームページからアプリをダウンロードして、本体にインストールしよう。原稿執筆時、日本語サイトでアプリを見つけられなかったので、英語サイトのUGREEN NAS Downloadからアプリを入手した。
※UGREEN NAS Download https://nas.ugreen.com/pages/app-download

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Windowsでも問題なくNASに転送した写真を確認することができた。

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「NASync DXPシリーズ」は、「NASは設定が難しい」という従来の認識を大きく変えるNASだ。本体のセットアップはiPhoneから簡単に完了し、クラウドサービスと同じ感覚で運用することができる。大容量ストレージを必要としている人は、この機会に同シリーズのNASを導入することをお勧めする。

株式会社ユーグリーン・ジャパン
「NASync DXPシリーズ」

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音響機器、置き型サーバーなどの収納に最適!機器をマルチに収納できるラック

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サンワサプライ株式会社は、置き型の音響機器、録画機器などの搭載に最適なマルチ収納ラック「CP-SVNAMULT7BK(H1000mm)」「CP-SVNAMULT8BK(H1300mm)」を発売した。

■1枚扉の半分のスペースで開閉できる観音扉タイプ
限られた狭いスペースでのメンテナンス作業にとても便利だ。

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前面を大きく開放し、置き型サーバー・映像機器・録画機器など、様々な機器を収納できる。

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■全面に鍵付き
前扉・背面・両側面全てを施錠することができるので、セキュリティ対策も万全。また背面はもちろん、側面パネルも取り外すことができるので、機器の設置やメンテナンスに便利だ。

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■高耐荷重な設計
重量のある機器を設置できるよう、棚板ひとつあたりの耐荷重を150kgに設定している。総耐荷重は300kgなので、サーバーなどの重い機器も収納できる。

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■開閉が楽なハンドル錠
鍵を使わなくても扉を固定・開放することができる。

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■位置変更できる3枚の棚板
設置する収納物に合わせて100mmピッチで高さを変更できる。

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■放熱性に優れたメッシュパネル
ラック内の熱を外に放出し、機器を熱から守る。

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■配線しやすい3ヶ所のケーブル口
設置機器や場所に応じて自由に配線することができる。

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■放熱ファン(別売り)を搭載可能
背面に最大3台まで搭載可能だ。CP-FANS38シリーズ(CP-FANS38/CP-FANS38-2/CP-FANS38-3)、CP-FANS-Aを別途購入できる。

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■移動に便利なキャスター付き
任意の場所へ移動し、しっかり設置することができる。

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■機器固定ベルトの取り付けが可能
振動等で機器が動いてしまうことを防ぐ。

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■様々な機器を収納できる
NAS・ハードディスク・ルーター・LANハブなどの小型機器の収納だけでなく、置き型サーバー、機械の制御機器、音響機器などを収納できる。

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マルチ収納ラック「CP-SVNAMULT7BK(H1000mm)」

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Synologyからクアッドコア搭載で4ベイオールインワンのホームユースに最適なNASキット「DiskStation DS420j」が登場

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アスクは、ホームユーザーに最適なSynologyの4ベイオールインワンNASキット「DiskStation DS420j」を発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は3万6,900円前後(税込)。

「DiskStation DS420j」は、3.5/2.5インチドライブ4台の取り付けに対応し、クアッドコアプロセッサ及び1GB DDR4メモリを備えたNASキット。DLNA準拠のデジタルメディアサーバーなど、家庭向けのマルチメディアセンター用途はもちろん、データ管理・バックアップ用途、クロスプラットフォームでのファイル共有、ネットワークカメラサーバーなどの幅広い用途に利用可能だ。

また、Synology独自のオペレーティングシステム「Disk Station Manager(DSM)」による多彩な管理オプションに加え、iOSやAndroidデバイス用の専用アプリや、ルーターのポート転送設定なしで外部アクセスを可能にするクイックコネクト機能をサポートしており、多彩なストレージソリューションを提供する。なお、ストレージは別途購入が必要なことに注意。

DiskStation DS420j

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アスク、Synology製コンパクトNASキット「DiskStation DS419slim」を発表

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アスクは、Synology製、2.5インチドライブ向けに設計されたコンパクトな4ベイオールインワンNASキット「DiskStation DS419slim」を発表した。6月21日発売で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は4万180円前後(税別)。

「DiskStation DS419slim」は、2.5インチドライブ4台の取り付けに対応したコンパクト筐体を採用するNASキット。家庭向けのマルチメディアセンター用途はもちろん、データ管理やバックアップ、クロスプラットフォームでのファイル共有など、幅広い用途に対応するパーソナルクラウドを構築することが可能だ。

また、Synology独自のオペレーティングシステム「Disk Station Manager(DSM)」による多彩な管理オプションをはじめ、iOSやAndroidデバイス用の専用アプリや、ルーターのポート転送設定無しで外部アクセスを可能にするクイックコネクト機能をサポート。コンパクトながら多彩なストレージソリューションを提供する。

本製品は、スナップイン式のドライブトレイを採用し、2.5インチドライブ4台の取り付けに対応。簡単なシステムインストレーションで柔軟なストレージ管理を実現し、クラウドソリューションと連携したデータ管理・バックアップ用途での使用が可能だ。また、デュアルコアプロセッサ及びハードウェア暗号化エンジンを備え、高速なバックアップ、スムーズなクラウド同期を提供。多数のネットワークプロトコルをサポートしており、Windows、Mac、Linuxなど異なるプラットフォームで迅速かつ効率的なファイル共有を実現する。

またDLNA準拠のデジタルメディアサーバーとしても機能することが可能。音楽、写真、動画などのコンテンツをDLNA認証製品へストリームすることができ、リビングの大型スクリーンで、DiskStationに保存したお気に入りのムービーやテレビ番組を楽しむことができる。さらに、iTunesを利用している場合、音楽用のストリーミングサーバーとしてもご使用できるほか、AppleTVやGoogle ChromecastなどのTVストリーミングにも対応。各種コンテンツ用のストリーミングサーバーとしても使用できる。

このほか柔軟な管理オプションが用意されたSynology NAS専用のオペレーティングシステム「Disk Station Manager(DSM)」に対応。ストレージの管理から、データバックアップ、ファイル共有など多くの用途に対応するほか、Synologyパッケージセンターより、個人向けまたはビジネス向けに設計された豊富な専用アプリケーションをインストールすることが可能だ。

iOSやAndroidデバイス用の専用アプリを用意しており、音楽、写真、動画コンテンツ向けにはもちろん、外出先でのデータ確認・共有、システム状態やサーバーのセキュリティ監視などを行うことができる様々なアプリが使用できる。またルータのポート転送設定なしで外部から写真、音楽、データを利用することができるクイックコネクト機能をサポートしている。

■製品仕様
製品名:Synology DiskStation DS419slim
対応ストレージ:2.5 インチ SATA ドライブ×4
対応RAIDレベル:Synology Hybrid RAID, Basic, JBOD, RAID 0,1,5,6,10
転送速度:読込 220MB/s 以上、書込 94MB/s 以上(Link Aggregation 有効時)
CPU:1.33GHz デュアルコア(Marvell Armada 385 88F6820)
メモリ:512MB DDR3L
インターフェース:USB 3.0×2
イーサネット:ギガビットイーサネット×2
冷却ファン:60mm ファン×1
対応IPカメラ数:最大8 台(2台分の無料カメラライセンス付き)
IP カメラ 対応フレームレート:(H.264) 240fps 720p(1280×720)
ネットワークプロトコル:CIFS, AFP, NFS, FTP, WebDAV, CalDAV, iSCSI, Telnet, SSH, SNMP, VPN
最大ユーザーアカウント数:1,024
最大同時接続数:100 (CIFS,FTP,AFP)
外形寸法:105(W)×120(H)×142(D) mm
本体重量(ドライブ除く):0.66Kg
保証期間:2年
型番 DS419slim


Synology

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ASUSTOR、ゲーミングをコンセプトに取り入れたNASキット「NIMBUSTOR」シリーズを発売

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CFD販売は、同社が代理店を務めているASUSTORの新製品NASキット2製品を発売する。価格は「AS5304T」が5万5,500円前後、「AS5202T」が3万8,800円前後。いずれも6月中旬mに発売予定。

NIMBUSTORシリーズは、Apollo Lake世代からより高速になったGemini Lake世代のCPUを搭載し、よりパワフルなNASになったとのこと。

「ゲーミング」をコンセプトとしており、 2つの2.5ギガビットイーサネットポート搭載による高速通信により、PCに負担をかけずに高解像度動画配信時の動画データを保存したり、本体背面のHDMI2.0ポートからの動画再生も可能となっている。ドライバーなどを使わずに3.5型HDDを取り付け可能な、工具不要の簡単組立。2ベイモデル/4ベイモデルの2モデルを用意。

AS5304T
AS5202T

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アスク、Synology製NAS「DiskStation DS218j」をはじめとするホームユーザー向けNASキット3製品を発表

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アスクは、Synology社製、ホームユーザー向けのオールインワンNASキット「DiskStation DS218j」、「DiskStation DS218play」、「DiskStation DS118」の3製品を発表した。

3製品共に、手軽にパーソナルクラウドを構築できるホームユーザーに最適なNASキット。Synology独自のオペレーティングシステム「Disk Station Manager(DSM)」による多彩な管理オプションをはじめ、iOSやAndroidデバイス用の専用アプリや、ルーターのポート転送設定無しで外部アクセスを可能にするクイックコネクト機能をサポート。ご家庭向けのマルチメディア用途はもちろん、クラウドソリューションと連携したデータ管理・バックアップ用途、ネットワークカメラサーバーなどに幅広く利用できる。

「DiskStation DS218j」は、Synology製2ベイNASキットの大人気モデル「DiskStation DS216j」の後継機種となり、パワーアップした1.3GHz デュアルコアプロセッサの採用に加え、書き込み速度と暗号化した際のファイル転送速度のさらなる高速化を実現している。

「DiskStation DS218play」、「DiskStation DS118」は、マルチメディア用途に最適な機能として、ハードウェアベースのコード変換エンジンを搭載しており、4K H.265 10bitのビデオコード変換に対応。4K Ultra HD(4096×2160)動画をパソコン、スマートフォン、テレビなど、さまざまなデバイスにストリーミングすることができ、よりスムーズなビデオ鑑賞体験を提供する。

■製品情報
製品名:DiskStation DS218j
発売時期:10月27日
予想市場価格:2万640円前後(税別)

製品名:DiskStation DS218play
発売時期:10月27日
予想市場価格:2万6,750円前後(税別)

製品名:DiskStation DS118
発売時期:10月27日
予想市場価格:1万9,440円前後(税別)


DiskStation DS218j
DiskStation DS218play
DiskStation DS118

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Synologyの毎年恒例のNASイベント「Synology 2018」を開催

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Synologyは、同社の製品を発表するイベント「Synology 2018」を2017年10月24日~25日の期間で、東京・六本木で開催した。2日目となる個人ユーザー向けイベントでは、新製品となるオールインワンNASキット「DiskStation DS218j」、「DiskStation DS218play」、「DiskStation DS118」が発表された。

セッションには同社の代理店であるフィールドレイクの小川将司氏が登壇。Synologyの歴史のほか、新しく加えられる機能と、「DiskStation DS218j」、「DiskStation DS218play」、「DiskStation DS118」について紹介した。

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■新機能「MOMENTS」「Synology Drive」について紹介

同社製NASで利用できる写真管理用の「PhotoStation」というパッケージは、2005年に初代バージョンがリリース。今はバージョン6が提供されているが、これまで12年の歴史の中で、379億枚がPhotoStationの中に保存されているという。このPhotoStationの後継として今回発表されたのが「MOMENTS」だ。

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MOMENTSではディープラーニングの手法を利用して、人物やテーマを判別して自動的に仕分けをしてくれる。自分でいちいちアルバムを作成する必要がなく、NASにアップするだけで自動的に仕分けをしてくれるとのこと。人物も人ごとに自動判別して保存してくれるそうだ。

またファイルの管理についても進化。これまではNASでファイルの管理は「FileStation」、各種デバイスと同期してファイルを保存する「CloudStation」、そしてオフィルドキュメントを管理する「Synology Office」と3つがあったが、これらすべての機能が「Synology Drive」に集約される。Synology Driveでは同期、バージョニング、ドキュメントやスプレッドの管理といったことが一括してできるようになるという。なお近くにβ版がリリースされ、来年春には正式版が提供される予定だ。

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■無線LAN環境を快適にする「Synology Mesh Router」

今年に発売された同社製のルーター「RT2600ac」は無線強度も強く、セキュリティも確保される製品ということで好評を博しているが、1台ではどうしても無線LANのカバレッジが悪く、ほかの部屋に移ってしまうと無線LANが途切れてしまうこともままある。これを補佐する製品として「Synology Mesh Router」が登場する。

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Synology Mesh RouterはMESHネットワークを構築することができ、複数台のWi-Fiルーターを相互的に接続してマルチノードを形成することが可能。接続するルーターが切り替わった場合でもシームレスに接続できる。無線にはトリバンドを採用しており、5GHz帯を2本、2.4GHz帯を1本使用する。なおMESHネットワークは有線でも構築可能だ。万が一1つのルーターがダウンした場合でも最適なネットワークを構築する自動修復機能を持つ。Synology Mesh Routerでも無線LAN環境は構築できるが、RT2600acを使用した場合はハードウェアアクセラレーション機能が利用できるので、快適なアクセスが可能だ。

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■Synology製NASの新商品が登場

最後にオールインワンNASキット「DiskStation DS218j」、「DiskStation DS218play」、「DiskStation DS118」について紹介された。

DS218playとDS118は1.4GHzの64ビットクアッドコアCPUに進化。暗号化速度も112MB/sとなったほか、DS218playには4Kビデオコード変換機能も搭載される。

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またDS218jは人気のDS216jの後継機。CPUが30%パワーアップされたほか、書き込み速度が18%、暗号化速度も18%向上した。大容量HDDを取り付ける際の内部機構も追加されて、大容量での運用が可能になった。

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なおSynologyのNASに地上デジタル放送の録画データを保存できる「DiXいM DMS」が提供されることも発表された。これはデジオンと協力して開発しているものだが、現在開発中で、当初はDS218jから対応するとのことだ。

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Synology 2018

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Synology、同社のプライベートイベント「Synology 2018」を開催

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Synologyは、2017年10月24日~10月25日にかけて、プライベートイベント「Synology 2018」を開催する。

このイベントは世界17か国で開催され、日本での開催は3年目となる。10月24日にはプレス向けのイベントが行われるほか、10月25日には企業向けイベントと個人ユーザー向けイベントが開催される。ユーザーイベントは、NASやHDD、ルータなどが当たるプレゼント付きとなっている。なおユーザーイベントは定員を超えた場合は抽選となる。

■イベント概要
●ユーザーイベント
日時:10月25日、会場:ベルサール六本木 Room C+D
第一部:企業向けユーザーイベント
13:30:受付開始
14:00:挨拶(Synology Mike Chen)
14:10:セッション1(Synology 田野)
14:55:導入事例(NTTデータ様)
15:45:セッション2(ASK 児島)
16:30:抽選会

第二部:個人向けユーザーイベント
18:30:受付開始
19:00:セッション(フィールドレイク 小川)
19:20:清水理史氏による講演「NASのやっておくと便利なちょい足しレシピ」
20:05:抽選会、クイズ


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Synology 2018の概要
Synology 2018 スケジュールとユーザー申込ページ

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Synology、NASの新製品「DiskStation DS418j」を発表

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2017年8月17日、Synologyは「DiskStation DS418j」を発表した。価格は3万5,000円前後(税別)。

本製品は、自宅での使用や個人のユーザーが、効果的にデータの管理、保護、シェアができる手頃な4ベイNASサーバー。

CPUがMarvell Armada 388 88F6828(32bit-デュアルコア1.3GHz)からRealtek RTD1293(64bit-デュアルコア1.4GHz)に変更。メモリは512MB(DDR3)から1GB(DDR4)に容量アップ。USB3.0ポートも1つから2つに変更されている。

またDS418j は、Windows作動環境でのRAID 5の 設定の下で、毎秒112MBをこえる読み出し速度と、毎秒87MBを超える書き込み速度の高いパフォーマンスを誇る。40TBを超える単一ボリュームの物理容量をサポートし。DS418jはフレキシブルにストレージ管理ができ、優れた操作環境も兼ね備えたNASになっている。

DS418j の本体前面には、UXと省エネ機能を重視したLEDランプが搭載されており、明りは4段階で正確に調整、管理することができる。また、フル稼働時でも21.22ワットしか電力を消費せず、HDD休止状態ではわずか8.97ワットしか電力を消費しない仕組みだ。

DS418j は、直感的に操作ができるDiskStation Manager (DSM)をオペレーションシステムに採用。自宅用や個人での使用に必要なアプリケーションのバックアップ、マルチメディア対応等の機能が備わっている

DiskStation DS418j

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QNAP TurboNASシリーズ PCIe拡張スロットを搭載したSMB向けラックマウントを発売

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テックウインドは、高いアクセス性能と充実した機能を特長とするQNAP製Turbo NASシリーズから、最新の14 nm Intel Celeron J3455クアッドコア1.5GHzCPUを搭載し、PCIe拡張スロットを備えたラックマウントNAS TS-x53BUシリーズを発売する。

TS-x53BUシリーズは、最新の14 nm Intel Celeron J3455クアッドコア1.5GHzプロセッサ (最大バースト2.3 GHz)を搭載。Intel AES-NIアクセラレーション暗号化によって、NASボリュームおよび共有フォルダーに対してAES 256ビットの暗号化を行い、高速な転送速度を実現する。

TS-x53BUシリーズはPCIe拡張スロットを1ポート搭載。10Gbイーサネット、M.2 SSD、USB 3.1カードなどを追加することにより、NASの機能を強化することが可能だ。

TS-x53BUシリーズは、ストレージボリュームのIOPSパフォーマンスを向上させるSSDキャッシングをサポートしている。SSDキャッシュはIOPSを要求するアプリケーションの全体的なワークフローを向上させるために最適だ。

また、ストレージの自動階層化機能「Qtier」により、アクセス頻度の高いデータを高性能ストレージ層に、アクセス頻度の低いデータを高容量ストレージ層に自動的に移動し、ストレージ効率を高めてくれる。

QTSは、モジュールで構成された複数のアプリケーションと機能を搭載し、管理効率と生産性に優れたQNAP NASの専用OSだ。

ユーザーフレンドリーな設計のインターフェースは、必要な機能の素早い検索、重要なシステムの情報のリアルタイム監視が行え、優れた作業効率で同時に複数のタスクを実行することが可能だ。

また、App Centerからアプリを追加する事によって、様々な機能を拡張することができる。

ニュースリリース

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スマホもパソコンも重要ファイルは根こそぎバックアップ!バックアップ入門~アナタの大事なデータを守れ!~

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新入学、就職などで、スマホやパソコンを新しくした人も多いのではないだろうか。スマホやパソコンは、使い続けていくうちにどんどんデータがたまっていく。撮影した静止画や動画、ダウンロードした音楽や映画のクリップ、電子書籍、様々なビジネス文書など、使い続けていくと様々なデータでスマホやパソコンの空き容量がなくなってしまう。


■ストレージの空き容量が心細くなったらどうする?
スマホであれば、内蔵ストレージ、パソコンなら内蔵ドライブ(HDD/SSD)の空き容量が足りなくなりそうになったとしたら、アナタはどうするだろうか? 

すぐに思いつくのが「不要なファイル類を1つ1つ見つけ出して削除する」「インターネット経由でクラウドストレージにコピーする」「外付けの外部ストレージ(microSDや外付けHDDなど)にデータを移動させる」といったことだろう。

それよりも賢く快適な方法が「大容量ハードディスクを組み込んだNASを利用する」方法なのだ。その理由をこれから解説していく。

■NASとは? どんなメリットがある?
急にNASがおススメと言われても、どうしてなのか理解できない人も多いだろう。「そもそもNASって何?」「何かのサービス?」なんて思う人がいるかもしれない。

NASとは正式にはNetwork Attached Storageと呼ぶ。これらの単語の頭を取るとNASとなる。この正式名称を直訳すると「ネットワークにアタッチされたストレージ」という意味になる。わかりやすく言い換えると「LAN上に接続されたストレージ」だ。

USBの外付けハードディスク(以、HDD)という周辺機器があるが、あれのネットワーク版と思うとイメージしやすいだろう。このNASの何が便利なのか? 外付けHDDとの違いは? 

NASは、ネットワークにNASだけで接続できるという点がポイントだ。外付けHDDはパソコンにつないでいるときしか使えない。加えて外付けHDDをネットワーク上で共有しようとした場合、HDDを接続しているパソコンで共有設定を行い、そのパソコンにアクセスして外付けHDDのデータを読み書きする。

パソコンを経由した状態でないと外付けHDDにはアクセスできないのだ。そして外付けHDDをつないでいるパソコンの電源が切れている場合も、アクセスできなくなってしまう。パソコンの電源オン・オフでデータの読み書きができなくなってしまうのだ。そうかといってパソコンを四六時中起動しっ放しというのも電気の無駄使いだ。

ところがこれがNASであれば、こういった問題は発生しない。NAS単体でネットワークに接続できるためだ。また、同一LAN上からであれば、NASに容易にアクセスできる。さらに設定すれば、インターネット経由で自宅のNASに外からアクセスできるのだ。

電気代が気になる人もいるだろうが、NASはパソコンよりもはるかに省電力なので連続稼働していても、それほど電気代を気にする必要がないのもうれしい。

このようにNASであれば、パソコンと外付けHDDの組み合わせ以上に楽にデータ共有が行えるのだ。しかも、パソコンだけでなく、スマホやタブレットといったデバイスからもアクセスできる。こんな便利なNASを使わない手はないと言っていいだろう。

■大事なデータを失ってからでは遅い
インターネット上にストレージスペースを置いて自分のデータを保存しておけるサービスを総称してクラウドストレージと呼ぶ。パソコンやスマホのデータ、撮影済みの写真や動画、いつもよく聞いているお気に入りの楽曲などを、保存しておけるので便利に使っている人も多いだろう。

Windowsタブレットなどを購入するとマイクロソフトのオンラインストレージ「OneDrive」が一定期間無料で利用できるチケット等が付いていたり、新しいスマホをDropboxに接続すると、キャンペーンで空き容量がプレゼントされたり、ほかにもGoogleドライブ、Evernote、ASUS Storageといったように、クラウドストレージサービスの数は非常に多い。iPhoneユーザーなら専用のストレージiCloudが利用できる。

ところで、こういったクラウドサービスは、サービス開始当初は、無料でもかなりの容量を利用することができた。そのため複数のオンラインストレージサービスを無料アカウントで使っていた人も多いだろう。

ネット上のサービスであるからには、いつまでも無料でサービス提供されるとは限らない。たとえばDropbox、EvernoteやGoogleDriveなどが良い例で登場初期は、無料アカウントのユーザーが使える機能はフル機能に近かったのが、どんどん機能が制限されて行き、ある日突然、「有償アカウントにアップグレードすると、便利機能が使えるようになる」といった路線変更が発表されることになる。

満足して使っていた無償のクラウドストレージから、ある日突然、「何月何日から、無償ユーザーが使える容量が変更されます。無償ユーザー分より上のデータは、いついつまでにバックアップを取るか有償アカウントにアップグレードしてください」という連絡が届くのだ。

こうなってしまうと、アナタの大事なデータは、誘拐された人質と同じだ。できる選択は「有償で空き容量を増やすことでデータを守る」か「言われた通りデータをコピーして、無償分のスペースだけで利用を続ける」「サービスの利用をやめる」の3つしかない。

■NASを使えば、運営上の問題が起きることがない
ところがNASであれば、運営上の問題や有償アカウントへのアップグレードといったことは一切気にしなくてよくなる。しかも、2T~3TバイトのHDDをNASに積めば、当分は容量不足で困ることはないだろう。しかも、自宅のLAN経由であれば、LTE通信でパケットをガンガン消費することもないのでスマホの料金にも優しい。

いざとなれば、インターネット経由でNASにアクセスできるので、仕事相手に渡すつもりだったデータを忘れてしまったなんて時にも、NASに同じものが保存されていれば、慌てずにスマホを使いNASから読み出して相手に送ると言ったことも可能だ。持っているとスマホやタブレット、パソコンがより便利になるNASを使わない手はないと言っていい。

■初めてのNASはどんな製品が向いている?
NASはパソコンのように、いくつものメーカーからリリースされている。正直、どの製品がベストのNASであるのかといったことに正解はないだろう。ただ、使い方次第では、特定の製品が向いているというケースもある。

最初に導入すべきNASに関してだが、手っ取り早く市場で一番人気のNASを選ぶといい。一番売れているってことは、それだけ魅力があるということ。そうした点からチェックしてみると、価格コムやAmazonのランキングで人気の高いSynologyのNAS DiskStation「DS216j」がある。

ちょっと前の製品になるが、その分価格が手ごろになってきており、さらにセットアップが簡単ということでも人気が高い。ということで以降は、このDS216jを使ってNASの便利さをお伝えしよう。

初心者でも簡単にセットアップできるSynology「DS216j」


■NASは機能追加が簡単にできる
NASは、機能を後から追加できるのが特徴だ。NAS自体が小さなLinuxパソコンと考えてもらってもいいだろう。もちろんディスプレイやマウス、キーボードが接続できるわけではないので、厳密にはパソコンとは呼べないのだが、パソコンでは、アプリケーションをインストールすると、そのアプリケーションを使って色々なことができるようになる。

DS216jも、LinuxベースのOS(DSM: DiskStation Manager)が搭載されており、NAS内部で動作する様々なアプリが提供されている。こうした機能強化は、NASのパッケージセンターで自由に追加・削除できる。

DS216jに用意されるパッケージセンター。ここからアプリの追加と削除が可能だ。


DS216j内のOSである「DSM」にアクセスするには、Webブラウザからアクセスする必要がある。

このDSMがかなり優秀なのだ。WindowsとLinuxの操作性を上手に取り入れてミックスしたようなUIになっており、いずれかのOSを使ったことがある人であれば、あまり迷わずにすぐに操作や設定に慣れることができるだろう。

DSMのデスクトップ画面。WindowsとLinuxが混ざっている。


■NASは自分で容量を決められる!
DS216jは搭載するHDDを自由に選ぶことができる。つまり、自分で容量を決めて購入してきたHDDを装着することができるのだ。現在販売されているNAS向けのHDDであるWD REDは、1TBモデルで8千円台、2TBモデルでは1万円台、3TBモデルで1万2千円弱、もっと大容量の8TBモデルになると3万円台後半となる。自分の懐具合で特大容量のNASに仕上げることができるのだ。HDDの取り付けもプラスドライバーが一本あればOKと、驚くほど簡単だ。

HDDの装着はプラスドライバー一本で行える。


■何をバックアップするのか?
では、導入したDS216jにどんな仕事をさせることができるかについて見て行こう。たとえばパソコンだったら、どうやってバックアップを取ればいいのだろう。DS216jとパソコンとを連携させてデータの同期を行うWindows用アプリ「Synology Cloud Station Drive」、データのバックアップを行うWindowsアプリ「Synology Cloud Station Backup」の2種類が提供されている。

Synology Cloud Station Driveを使えば、DS216jの特定のフォルダとパソコンの特定のフォルダを同期させることができる。フィルターを作成することで全ファイルを最新の情報に更新したり、更新されたファイルだけを同期させたりといったことも可能だ。

フォルダ同期でデータの整合性を維持できる「Synology Cloud Station Drive」


仕事で使っているデータ。これはNASに保存しておきたいデータのひとつだろう。消失してしまうと大損害を被るほど重要だったりする顧客データや売り上げのデータ。自宅から発送する年賀状の住所録データ、家族の写真といった実際に重要なデータは、PC上で更新されたデータと同じデータをPCからDS216jにバックアップできればいい。そうした用途で使えるのが「Synology Cloud Station Backup」だ。

PCのデータをNASにバックアップできる「Synology Cloud Station Backup」



■スマホの撮影データをバックアップ
スマホのカメラ機能が高画質化したおかげで、記念撮影といった思い出に関係する写真もスマホで撮影するようになった。また、SNSへの投稿用に写真を何枚も撮って、その中からベストな1枚を選び出してSNSに載せるといったことを行っている人も多い。

高画質化したためカメラの撮影データ1枚でも結構なサイズになってきており、気にせずにパシャパシャと撮影していたら、数Gバイトにもなってスマホのストレージを圧迫してしまった経験がある人もいるだろう。スマホの写真データを保存しておくのに向いているのがDS photoというアプリだ。このアプリを使うとスマホの写真をNASに自動的にバックアップしてくれるように設定できる。

自動バックアップの設定をしておけば、古い写真から、削除することでスマホのストレージの容量不足を補うことができるだろう。なお、DS photoは、写真のバックアップが目的だけではなく、画像の整理が可能な画像アルバムアプリだ。NAS上に画像を保存しておけば、DS photoで外部からアクセスして、DS216j内のアルバムを見ることができる。

DS photoを使うとスマホの画像をバックアップできる。


■NAS自体をバックアップしたい場合は?
そもそもデータのバックアップ先として最適なはずのNASも、トラブルが発生してしまうとデータ消失の憂き目にあう。データが消えてしまうだけでなく、内蔵HDDにトラブルが発生してしまうと、そのNASは使えなくなってしまう。HDDを新品と乗せ換えれば、ハードウェア的なトラブルが解決したとして、消えてしまったデータは戻ってこない。

DS216jには、そんなことが起きても大丈夫なようにRAID機能が搭載されている。同じ容量のHDDを2台用意することで、データを保護しながらファイルを保存することができるようになる。しかし、やはり別個にバックアップをしたいという人もいるだろう。

そうした人向けに用意されているのが「USB Copy」という機能だ。

USBの外付けHDDを接続しNASデータをバックアップできる。


USBの外付けのHDDにデータをアックアップ・書き戻しできる「USB Copy」


USB Copyは、外付けHDDだけでなくUSBメモリーも使えるので、スマホではなくデジタル一眼レフで撮影した写真やデジタルビデオカメラで撮影した動画などをUSBメモリーにコピーしてDS216jのUSBポートに挿して、写真や動画をNASにインポートするといったこともできる。

なお、DS216jとは別の製品「DS216+II」には、このUSB Copyをワンタッチで実行できる「C」ボタンが搭載されており、USBポートにストレージを装着したら、ワンプッシュでデータのインポートが完了する。

DS216+IIには、前面にUSBポートとUSB Copy専用のボタンが搭載されている。


■データの検索は、賢くなった「Universal Search」で
NASのストレージ容量は、Tバイトクラスだ。1ファイルの大きさが巨大なファイルもあれば、非常にサイズの小さなファイルが大量にあるといった感じで複数のファイルが混在している状態だ。こうなると、目的のファイルを探し出すのに優れた検索機能が必要になる。ファイル検索の手助けをしてくれるのが「Universal Search」だ。

実際問題として、数千枚、数万枚の写真の中から、適切な画像を探し出すとなると、結構な手間がかかってしまう。Universal Searchを使うとファイルをかなり絞り込めるので、目的のファイルをすばやく検索することができる。

かなり賢くファイルを検索してくれる「Universal Search」。


繰り返すが大事なデータが消失してしまってからでは遅い。そういったトラブルに遭遇しても、NASにバックアップを取ってあれば、慌てることはない。現在、スマホやパソコンの重要データのバックアップといった対策を何も考えていないのであれば、この機会にNASを導入してみることをおススメしたい。

DS216j
DS216+II
Synology

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国際産業技術、Synologyエンタープライズパートナー&カンファレンスを開催

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国際産業技術(以下、KSG)は2017年3月15日に、都内の会場にてNASメーカーである台湾・Synologyの取り組みを紹介する「Synologyエンタープライズパートナー&カンファレンス」を開催した。

カンファレンスではまず、KSGの代表取締役社長である立花和昭氏が登壇。立花氏が使っているSynologyのデスクトップ画面を表示しながら、個人的にも使用していることを公表。「使用しているうちに感動して、それをいろいろな人に知ってもらいたいと思った」と明かし、それならば自分たちの会社で代理店をやるべきだと決意。「ラブコールをSynologyに送った結果、今日に至った」と語る。「日本のエンタープライズビジネスの商習慣はちょっと変わったことがある。Synologyがマッチするように、手弁当でよいものにしていきたい」(立花氏)。

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続いて登壇したSynologyのCEOであるビック・スー氏は、同社の戦略や、日本市場への期待に関して語った。

Synologyはこれまで、80か国以上の国で480万台の販売台数という実績を持つ。「私たちはユーザーの声とトレンドを取り入れているため、非常に多くのファンを獲得している」(スー氏)。その期待に応えるために、研究開発に力を入れており、革新的で差別化できるテクノロジーをユーザーに届けているのが同社だ。

そして高価だった技術を、手頃な値段にして簡単にユーザーへ導入するということも同社のミッション。その結果、米国においてはミッドレンジのNASランキングでトップを飾るなど、高い評価を得ている。「何年もの努力で、私たちはエンタープライズ分野のリーダーの1つに選ばれた」(スー氏)。

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日本市場についてだが、まずはヘビーユーザーをターゲットにした。こうした人たちは一般的に、パソコンに対する知識が一般よりも多い。そしてよい製品であれば、周りに進めてくれる。自分自身がよいと思った製品について紹介するので、その内容は非常に信頼できるものとなる。「このマーケティング活動により、日本で成長することができた」と語るスー氏。

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「我々は日本のビジネス市場は成長すると考えている。あらゆる規模の企業や団体が、我々の革新的な技術を経験することを願っている。この目標を迅速に達成するためには、現地での強力なパートナーが必要。KSGは日本国内の企業におけるITインフラを効率的にする豊富な経験を持っている。日本市場を見渡す洞察力と専門チームを持っているKSGは、日本のチャネルパートナーとユーザーに、優れたプリセールスとアフターサービスを提供できると確信している」(スー氏)。

なお今後だが、KSGがSynologyのエンタープライズ製品である「Plus」シリーズや「xs/xs+」シリーズ、「FS」シリーズについて1次代理店として販売を展開。オリジナルキャンペーンとして、機器を現地でセットアップするだけで使える「Synology PLUSシリーズHAパック」が用意されることも紹介された。
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Synology 、オールSSDで24ベイ、20万IOPSを実現したモンスター級NAS「FlashStation FS3017」

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Synologyは、ストレージがオールSSDでベイを24持つNAS「FlashStation FS3017」を発売する。 オールSSdということで性能が気になるが20万IOPSを実現、モンスター級のNASと言える。想定価格は168万円(税別)と価格もモンスター級。


本製品は、高速の計算環境に設計されており、エンタープライズユーザー用の包括的なビジネス アプリケーションを含む、非常に信頼できる、コスト効率がよく、非常に高いパフォーマンスの全フラッシュ ストレージ ソリューションだ。Synology FlashStation FS3017 は、データ管理を簡素化し、セットアップおよびメンテナンスにおける時間的投資を最小限に抑えて仮想化環境を最適化することができる。なお、Synology FS3017 では、ユーザーが安心して利用できるように5 年間保証を提供している。

FS3017 では、200,000 4K Random Write IOPS1 を提供。高パフォーマンスおよび低レイテンシを必要とする、ビッグ データ解析、ビデオ ポストプロダクション、仮想化、データベース アプリケーションに理想的な製品となっている。FS3017 には、デュアル ビルトイン 10GBase-T ポートが搭載されており、iSCSI over RDMA2によるオプションの 10GbE / 25GbE / 40GbE NICs をサポートする。これにより、ネットワーク構成をより柔軟に構築できるようになっている。

Synology FS3017 は、主要な SAS / SATA SSD ブランドと互換性があり、ベンダー ロックインを避け、物理容量 1 GB あたり 0.65 米ドル3という低い総所用コストを実現している。また、FS3017 は、iSCSI プロトコルおよびファイル共有サービスをサポートした統合ストレージ サーバだ。また、仮想サーバー環境によって必要となる柔軟性を提供しながら、コスト節約が行え、既存ネットワーク上の統合ストレージの簡素化を可能にしている。

内蔵の Snapshot Replication アプリケーションでは、スケジュール設定できる、ほぼリアルタイムのデータ保護を提供。オフサイト サーバーに 65,000のバックアップ コピーを複製し、リアルタイムに近いデータ保護をもたらてくれる。また、iSCSI LUN の共有フォルダや仮想マシンのデータが災害の際でも利用できるようになる。

ブロックレベルの増分バックアップとクロス バージョン複製を備えた Synology Hyper Backup は、ストレージ容量を最適化して複数バージョンのバックアップを作成し、ローカル共有フォルダ、外部ハードドライブ、ネットワーク共有フォルダ、rsync サーバー、パブリック クラウド サービスなど、複数のバックアップ先を指定できる。

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Synologyが同社製品向けのユーザーイベント「Synology 2017」を開催

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先日、『Synology製品&ソリューション発表会「Synology 2017」を開催』という記事で紹介したようにNASをはじめとしたネットワーク関連の製品をリリースしているSynologyが、ユーザーイベント「Synology2017」を開催した。当日は多くのSynologyユーザーが訪れ、ハードドライブメーカーなどのデモや、行われたカンファレンスに参加していた。

■本社のCEOであるジェームズ・チェン氏も来日
当日はSynologyのCEOであるジェームズ・チェン氏が登壇し、挨拶を行った。チェン氏はまず、参加してくれたユーザーに感謝を述べるとともに、「このイベントは重要で、本年は16か国で開催されている」と語る。「2004年にNAS事業を立ち上げて以降、これまで400万台の製品を世の中に送り出してきた。80か国を越える国で販売されているが、サーバという領域でこれだけの数字をあげている」とチェン氏。「各家庭では写真を保存するのに利用したり、オフィスでは100名、あるいは数千人という単位でファイルを共有している。この集積が現在のこの数字に至っている。数千万のユーザーに使ってもらっていることを誇りに思っている」(チェン氏)。

そして今年はTechTargetのランキングで、ミッドレンジのNAS領域でナンバーワンという実績を残した同社。これについて、大手を抑えてリーダーとして選ばれたと自信を見せるチェン氏。「ミッドレンジNASについての品質、信頼性、機能、テクノロジー、こういったものを総合的に評価してもらったもの。こうした結果を皆様にご報告でき、大変うれしく思っている」(チェン氏)。

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Synology CEO ジェームズ・チェン氏

また、今後重要になってくるのは「ハイブリッドクラウド」である、とチェン氏。「我々はこのソリューションこそがもっとも理想的にデータを保護し、様々なソリューションを展開できる大きなポイントであると考えている。Synologyの構築するプライベートクラウドと、AmazonやGoogleといったサードパーティーのパブリッククラウドを組み合わせた形でハイブリッドクラウドをこれまでは進めてきた。そのひとつの結論として、パブリッククラウドについても独自のソリューションを提供し、ここにプライベートクラウドを組み合わせる形で、ハイブリッドクラウドを構築するのがベストであるという結論に達した」(チェン氏)。ハイブリッドクラウドについては「Synology C2」というブランド名で提供される。Synology C2については、単にバックアップとして利用するだけではなく、機能性のあるハイブリッドクラウドであるとのこと。

そしてアプリケーションについて見ていくと、仕事をしたり、様々な活動をする環境の中で、リソースをお互いに融通し合いながら、協力して仕事を進めているのが現状だ。ここにインターネットやモバイルという環境も取り入れつつ、ビジネス活動は進化している。こうした現代では、近代的なコラボレーションのシステムが要求されている、とチェン氏。この考えの元、昨年「Mail Plus」と「スプレッドシート」をアプリケーションとして導入した。今年はこれに加えて、「チャット」と「カレンダー」を、オフィススイートとして導入するそうだ。

次にネットワークの製品として、昨年はルータ「RT1900ac」を発売したSynology。今年はさらに新しい製品として、「RT2600ac」を発売するとのこと。パフォーマンスだけでなく、ネットワークセキュリティについても対策が施された製品だという。「NASを提供しているベンダーとして、ネットワークのセキュリティはきわめて重要なもの。個人情報などのデータを保護しながら、データのやりとりを確実に行えるソリューションを提供する」とチェン氏。

SynologyはNASを提供する会社として立ち上げたが、この“NAS”という文字について、新たに「Network Applicationi Storage」とチェン氏は定義する。「本日我々は、様々な新しいテクノロジーを披露したい。是非楽しんでほしい」と語り、チェン氏のプレゼンテーションは終了した。

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知らない人は損している!何でもできる魔法の箱「QNAP」活用術第五回「HDDの増設」

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本連載の目的はQNAPのNAS「Turbo NAS TS-231+」を様々に活用することで、NASを利用していない人たちより何倍も得しちゃおうというものだ。

前回は、QNAPが外部から攻撃を受けないように、不正アクセスを受けないにするための「セキュリティの設定」を紹介した。なお本稿公開と同時にQNAP連載の専用ページもオープンしたので、今後は本連載の各回を参照したい場合は、専用ページからアクセスしてほしい。

さて今回だが、QNAPに後からHDDを増設する方法について紹介しよう。

■意外と早くQNAPのHDDがいっぱいになってしまう可能性
データを次々に保存して行けば、いつかはいっぱいになってしまう。それは誰もが理解していると思う。本連載で紹介しているQNAPに搭載しているHDDは2テラバイトが1台だ。普通に使っていたら、2~3年は余裕で持つ容量だと言える。

しかし、高解像度のデジカメ画像や自分で撮影した4K動画などを、次から次へとQNAPに放り込んで行くと、数テラバイトクラスの容量であっても意外に早くいっぱいになってしまうのだ。

こうしたことに加えて、AndroidスマホやiPhoneのバックアップデータ、パソコンのシステム全体のバックアップデータをQNAPに定期的に保存しているようなケースもあるだろう。データのバックアップは重要なため、気軽に削除するわけにはいかない。

いずれにせよ、どれだけ大きな容量のHDDを用意していたとしても、いつかは容量不足に陥ってしまうのだ。本連載で扱っている「Turbo NAS TS-231+」(以下、QNAP)は、HDDを2台搭載できるようになっている。

ということで今回は、データ保存用のHDDを増設するケースを紹介しよう。

なお、QNAPは2台のHDDでデータが消失しないよう保護しつつデータを読み書きできる「RAID(レイド)構成」にも対応している。このRAIDの構築方法は、別の機会に紹介する。2台目のHDDの装着までは、本連載と同じ手順なので、RAID構成の回のHDD装着に関しては、今回を参考にしていただければと思う。

■ホットスワップが可能とはいえ電源は必ず落とす
QNAPは、実は電源が入ったままでHDDの抜き差しが可能なホットスワップという機能に対応している。NASは、HDDを交換するのにいちいち電源を落としていたら、他のユーザーがアクセスできなくなってしまうため、電源が入ったままでHDDの着脱が可能になっているのが普通だ。

しかし、自分だけで使っているNASであるなら、HDD増設時にQNAPを利用するということはないだろうし、別のユーザーがアクセスするということもないだろう。特にQNAPの電源を入れておく必要でもない限り、電源を落としてからHDDを装着したほうが、より安全だと言える。

なお、QNAPのシャットダウンは、スマホのアプリ「Qmanager」から行える。

Qmanagerを起動しQNAPにアクセスしたら、左上の赤く囲んだ部分をタップしてメニューを表示させる。出てきたメニューから「システムツール」をタップする。

左から「外部ストレージ」「ブロックリスト」「システム」と並んでいるメニューから「システム」をタップする。そこにある「停止」と書かれた赤いボタンをタップすると終了処理が行われ、システムの電源が落ちる。

通常、NASはパソコンとは違い電源を入れたら、ほとんど落とすことがないためこうした深い層にシャットダウンメニューが用意されている。電源ボタンを長押しすることでも電源を落とすことはできるが、できればこうした方法で安全にシステムをシャットダウンするようにしたい。

左上の赤く囲んだ部分をタップしメニューを出す


システムツールをタップする


右側の「システム」をタップする


停止の赤いボタンをタップすればOK


確認のメッセージが出るので「OK」をタップする


■HDDを専用トレーにねじ止めしてトレーを装着する
増設用のHDDトレーを引き出したら、NASに搭載する増設用HDD(今回も「WD20EFRX」)をHDDトレーにネジで固定する(4か所)。トレーにHDDをセットした時、ネジ穴の部分、4か所がちょうど合うようになっているので、それを確認しながら位置合わせを行いネジで止めればOKだ。

トレーの赤丸部分とHDDのネジ穴が合っているか確認する


付属の固定用ネジを使ってしっかりと4か所をネジ止めする


HDDが装着できたらトレーをQNAPに、しっかりと装着する


■QNAPの電源を入れHDDが認識されているか確認する
増設用のHDDを無事にQNAPに装着できたら、電源ボタンを押してQNAPを起動する。ビープ音などがして、しばらく診断機能等が働き、QNAPが起動してくる。ネットワークが接続された状態にまで進んでいれば、QmanagerでHDDが認識されているかチェックしてみよう。

リソースモニターでシステムの温度のところにHDDの温度が表示されているはずだ。そこに表示されている「HDD1」は元からあったHDDで「HDD2」という表示があれば、増設したHDDである。

HDD2が増設したHDD


■増設したHDDを読み書きできるようにする
増設したHDDは、そのままでは読み書きができない。領域の確保とフォーマットが必要になる。これはパソコンにHDDを増設した際も同様に必要な処理である。それにはQNAP用アプリを利用するのではなく、スマホやパソコンのWebブラウザを使って、QNAPのデスクトップ画面を表示させて行う必要がある。

なお、パソコンでも、Webブラウザ経由で同じデスクトップにアクセスし、同じように操作すればいい。スマホでは、スマホ向けのメニューとデスクトップメニューの2種類が利用できる点、また専用のアプリを使って、必要最低限の操作を手早く行えるといった点で、スマホ経由での設定のほうが使い勝手に優れていると筆者は最近感じ始めている。

このパソコン用の画面と似たメニューを表示させるには、スマホのブラウザでのQNAPログイン直後に表示されるメニューから「デスクトップ表示」をタップする必要があることに注意してほしい。また、できればヨコ画面にして1920×1080ドット表示が可能なスマホを使うと操作が非常に楽にできると思うが、ヨコ画面で1280×720ドットでも、操作できないことはないだろう。

HDD2が増設したHDD

■ストレージマネージャでHDDを読み書きできるように処理する
ここからは、デスクトップ表示画面で説明するので、PCでもスマホでも、どちらでも一緒と思ってくれていいだろう。デスクトップ上にある「コントロールパネル」を開いたら、その中にある「システム設定」から「ストレージマネージャ」を呼び出す。

ストレージマネージャが起動したら、左メニューにある「ディスク」をタップし、増設したHDD(この場合はディスク2)を選択して画面を切り替える。

「コントロールパネル」から「システム設定」の「ストレージマネージャ」を呼び出す


ストレージマネージャが起動したら、ディスク2を選択して画面を切り替える


■ディスク2に新規ボリュームを作成する
増設したディスク2の画面で「アクション」というメニューをタップすると表示されるリストから「新規ボリューム」を選択する。すると「ボリューム作成ウィザード」が呼び出される。このウィザードに従うだけで、わずか4ステップで新しい領域を確保し、ボリュームのフォーマットまで完了する。

「アクション」メニューをタップすると表示されるリストから「新規ボリューム」を選択する


ボリューム作成ウィザードが起動したら「単一ボリューム(ストレージプール無し)」を選択する。なお、RAID構成や複雑な暗号化などをしていないピュアなボリュームの作成なので、アクセスのパフォーマンスは、最も高い設定になる。

ボリューム作成ウィザードで「単一ボリューム(ストレージプール無し)」を選択する


「次へ」をタップすると、HDDを選択する画面になる。ここで増設したHDDである「ディスク2」にチェックを入れたら「次へ」をタップする。

ディスクの選択(ここではディスク2)をしたら「次へ」


次の画面では、空き容量が指定の残量に達した時点でアラートを出すときの割合、ボリュームの表示名、ファイルシステムのオプション、暗号化(パスワードロック)や共有フォルダ名の事前入力を行う画面になる。ここは特に気にせずに「次へ」をタップしていいだろう。

ここは特に気にせずに「次へ」をタップする


これまで設定した項目などが表示されるので、それらの内容を確認し、OKなら「完了」をクリックすれば、領域確保からフォーマットまで一連の操作が開始される。なお「完了」をタップしていなければ「戻る」をタップすることで、いくつ前でも戻れるので安心だ。

これまで設定した内容で問題なければ「完了」をタップすればOK


領域の確保及びフォーマットが行われる。今回は2テラバイトのHDDを接続し、読み書きが可能になるまでの時間は、最適化も含めて5分程度で完了した。あとは、新しくフォルダを作成し、そのフォルダを共有フォルダとして指定すれば、新しいHDDでデータの読み書きが可能になる。

今回は、2台のHDDを使って容量不足を補う方法としての増設について解説した。QNAPなら、メンテナンスやHDDの増設を行うのにパソコンは不要であることが理解してもらえたと思う。さて、次回はQNAPの大事なデータの保護やバックアップをどう行うか? について紹介しよう。

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Synology製品&ソリューション発表会「Synology 2017」を開催

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Synologyは、2016年11月2日にユーザー向けの新製品&ソリューション発表会「Synology 2017」を東京・秋葉原のUDX GALLERYにて開催する。

Synology は世界16か国で開催される「Synology 2017」の中で、世界中のユーザーに新機能やソリューション、将来の技術動向を伝えているとのこと。

「Synology 2017」ではネットワーキング、アプリケーションおよびストレージをテーマにしたプレゼンテーションを実施。SMBやSOHOユーザーが共同作業をする際に最適なスケジュール管理ソフトの「Calendar」、コミュニケーションツールの「Chat」、スプレッドシートと文書作成の機能が統合された「Office」などのコラボレーションツールを紹介する。

データセキュリティの重要性が増す中、NAS のバックアップソリューション、独自開発したクラウドベースのデータ復旧サービスの解説をするなど、デジタルライフを充実させるためより便利になったマルチメディア機能も紹介する。

加えて驚異的なパフォーマンスを実現するオールフラッシュストレージ、日本で未発表の「Synology ルーター」などの新製品や、日本のユーザーに向けた新サービスをご紹介いたします。プレゼンテーション終了後にSynology の NAS などが当たる抽選会も実施される。

また、Synology 製品の導入事例紹介として、映画「シン・ゴジラ」や「永遠の0」の映像制作を担当した白組(http://shirogumi.com/)によるプレゼンテーションも実施する。

さらに、会場には NAS、ルーターの最新モデルを展示し、先進かつ最新の NAS OS「DiskStation Manager (DSM)」を使ったライブデモンストレーションが実施されるので、機能や操作性を自身で体験できるだろう。

「Synology 2017」に参加できるのは、個人ユーザー、企業ユーザー、販売店などの方で、参加費用は無料となっている。事前登録が必要なので、参加を希望する人は申込みページからご登録しよう。

■Synology 2017 開催概要
イベント名:Synology 2017
日時:2016年11月2日(水)19:00~22:00(受付開始 18:30)
会場:UDX GALLERY(〒101-0021 東京都千代田区外神田 4-14-1 秋葉原 UDX 4 階)
参加費:無料(事前登録制)
登録URL:https://www.synology.com/ja-jp/events/2017_Synology/Tokyo
定員:180名(参加希望者が多数の場合は、大変申し訳ございませんが、抽選にて参加者を決定をさせていただきます)


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長期連載、知らない人は損している!何でもできる魔法の箱「QNAP」活用術第四回

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本連載の目的はQNAPのNAS「Turbo NAS TS-231+」を様々に活用することで、NASを利用していない人たちより何倍も得しちゃおうというものである。前回は、QNAPの搭載されているアプリといったソフトウェア部分に焦点を当て便利なアプリを数多く紹介したかと思う。

各種アプリを設定し、実際に運用を開始する前に必ず設定しておかなければならないこととして「セキュリティの設定」がある。

これまで紹介してきたのは、本格的に運用に入る前の段階ということに注意してほしい。何しろ管理者アカウントである「admin」が有効な状態で、しかもパスワードも初期状態のままのはずだ。

もちろん自分で作成した管理者権限のアカウントでログインしているはずなので、管理者しか設定できない項目を設定することはできる。しかし、adminアカウントが有効であることは非常に危険である。



■ネットにぶら下がったQNAPは、外からはサーバにしか見えない
QNAPをインターネット経由でアクセスできるように設定しているということは「自分以外の人たちからもQNAPは見えている」ということになる。世の中には、特定のIPアドレスの範囲をどういったサーバが接続され、どういったサービスが走っているのかを細かくチェックするツールが存在している。

こうしたツールを使い、悪意のあるクラッカーたちは、ネット上にぶらさがっている不用心なNASサーバを乗っ取り、悪意のあるツールを配布したり、ウイルスを吐き出すように改ざんしたり、といった悪事を働く。

その悪事に知らないうちに加担させられ、ある日突然、令状を持った警察官が自宅にやってくるという笑えない話が起きる。たとえば自分のパソコンが遠隔ウイルスに感染させられ、そのPCで犯行予告のようなコメントを巨大掲示板に書き込まれてしまい、そのIPアドレスから追跡され、逮捕されてしまったなんていうことだ。そしてこの事例は、実際に起きたものである。

NASサーバを乗っ取ろうとする人たちにとってQNAPは、IPアドレスを持つLinuxサーバにしか見えない。誰が使っているのかなんて関係ないのだ。

そしてadminアカウントが標準設定でそのままパスワードから何から変更していないとしたら、いとも簡単にパスワードを破られ、サーバの設定から何から都合よく変更されてしまう。管理者権限を持たれてしまうとQNAPを自在に操ることが可能になる。

■使わないadminアカウントは無効にしてしまおう
すでに管理者権限を持つアカウントを持っているはずなので、または初期セットアップ時にQNAPにログインできた時点で、すぐにadminアカウントを「無効」にしてしまおう。

もちろんadminアカウントのパスワードをわかりにくいものに変えて残すこともできるが「admin」なんていうのは、最も推測しやすいアカウント名のひとつだ(ほかにもrootやAdministratorなどがある)。

こうした考えるまでもないユーザーIDは、総当たりでパスワードを試されると、簡単に突破されQNAPに侵入されてしまう。いちばんいい方法が、こうした推測しやすいユーザーIDは、最初から使わないということである。

そこで、管理者権限を持つアカウントでQNAPにログインしたら、このadminというユーザーアカウントを無効にしてしまおう。

無効にするのは簡単だ。QmanagerでスマホからQNAPにアクセスしたら、メニューにある特権の設定をタップし、表示されたユーザーリストの中から「admin」をタップする。

adminの設定項目の中から、一番右側のアイコンをタップし、プライベートネットワーク共有の設定項目を呼び出したら、すべてのフォルダの権限を「Deny:アクセス権を拒否」にしたら「適用」をタップすればOKだ。


QmanagerでQNAPにアクセスしたら「特権の設定」をタップ


ユーザーリストの中から「admin」をタップする


adminの設定項目で右側のアイコンをタップする


すべてのフォルダを「Deny」にしたら「適用」をタップする。


■ブラウザ経由でQNAPにアクセスし「admin」自体を無効にする
Qmanagerでの設定は、権限の設定だけなのでadmin自体は有効のままだ。これでは設定を変更されてしまう可能性もあるのでスマホのブラウザ経由でQNAPにアクセスし、adminアカウント自体を無効にしてしまおう。なお、PCが利用できる環境であれば、PC経由でアクセスしても同じ設定が可能だ。

今回はスマホ用のWebブラウザ「Google Chrome」を使っているがFirefoxなどでも同じように設定できるだろう。また、WebブラウザでQNAPにアクセスする場合、デスクトップ画面の表示は画面を回転させて横画面にしたほうが見やすいので、画面を回転させることをおススメしたい。

WebブラウザでQNAPにアクセスするには、QNAPのIPアドレス(LAN上のIPアドレスなので192.168から始まるアドレス)を知る必要がある。それにはQmanagerの起動画面を利用するといいだろう。Qmanegerを起動するとQNAPが表示されており、そこにIPアドレス(この場合は、192.168.0.3)が表示されているので、そのアドレスをWebブラウザのURL入力部分に入力すればOKだ。

Qmanagerの起動画面でIPアドレスを確認できる。


QNAPのデスクトップ画面(スマホでの横表示)。「コントロールパネル」をタップする。


Webブラウザでアクセスしたコントロールパネルでは、Qmanagerでは設定できなかった細かな設定が行える。通常ではQmanagerに用意されている項目で十分な設定が可能だ。デスクトップにある「コントロールパネル」を開く。コントロールパネルが開いたら「権限設定」から「ユーザ」を開く。ユーザ名のところにadminがあるだろう。

「コントロールパネル」の「権限設定」から「ユーザ」に。adminがある。


このadminの右側に「アクション」アイコンがあるので、一番左側のアイコンをタップする。有効/無効を設定する項目「アカウントプロファイルの編集」が呼び出される。そこにある「このアカウントを無効にする」にチェックを入れて「OK」をタップすれば、adminアカウントが無効になる。

「アカウントプロファイルの編集」から「このアカウントを無効にする」にチェックしOK


コントロールパネルのユーザ画面に戻って、adminのステータスが赤文字で無効になっていれば設定は完了だ。

adminのステータスが無効になっていればOK


■そもそも、そんなにアクセスされるものなのか?
「ネット上に星の数ほど存在しているであろうNASにユーザーでもないのにインターネット経由でアクセスしようと考える人なんて、そうそういないだろう」と考える人もいるかもしれない。

そうした人は、システムログの通知を見てみるといい。デスクトップ画面右上に通知されているイベントログを確認すれば、見ず知らずのIPアドレスからアクセスされていることがわかるはずだ。

アクセスに利用されているユーザーIDは「admin」「test」「ftp」「anonymous」というもの。これらのアカウント名は、定番とも呼べるID名で、実際にこのIDでアクセスしている人も多いと思われる。

さらにシステムログを詳細に見てみると、アクセスしようとしているIPアドレスもわかる。あまりにもしつこくアクセスしようとしてくるIPアドレスは、ブロックすることができるので、そう設定するといいだろう。

「admin」「test」「ftp」「anonymous」でアクセスしようとしているのがわかる


システムログを見ると、外部から様々なIDでアクセスしようとしてくるのがわかる。


しつこいIPアドレスは長押しして出てきたメニューでブロックリストに「期限なし」で追加してしまおう


■adminの無効化とブロックで防げるのか?
以上、QNAPをインターネット経由で利用する場合は、必ず今回紹介した方法でadminアカウントと不正アクセスをしようとしてくるIPアドレスのブロックを実行してほしい。また、これだけで不正アクセスが完全になくなるわけではないが、ネット上には、セキュリティの甘いNASサーバがほかにもたくさん存在している。

ログインしにくいサーバよりも、簡単にアクセスできる設定になっているサーバを不正アクセスして利用するほうが手っ取り早いため、今回のようにセキュリティ設定をしているサーバであると理解したら、アクセスしてこなくなる。新しく不正アクセスを試みるIPアドレスを見つけたら、ブロックすることを心掛けておけば、QNAPを安全に利用することができるだろう。



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長期連載、知らない人は損している!何でもできる魔法の箱「QNAP」活用術第三回

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今回で三回目となる本連載。連載の目的はQNAPのNAS「Turbo NAS TS-231+」を様々に活用することで、NASを利用していない人たちより何倍も得しちゃおうというものだ。前回はHDDを接続し、NASを使えるようにPCを使わずにセットアップする方法を紹介した。本日はハードウェアではなくソフトウェア部分に焦点を当てる。


一見関係ないようだが、最近では就職するまで自前のPCを持たない学生も増えてきているという。筆者が就職活動を行っていた時代では、Word、Excel、PowerPointは使えて当たり前のソフトだった。現在では、就職してからこれらのソフトを使い出す人たちが増えてきているという。

つまり、「スマホは使えるけどPCを持っていない」という人達が増えてきており、そのため「NASはPCがないと活用できない機器だから自分とは無縁だ」と思っている人も多いだろう。しかし、それは大間違いだ。

PCは持っていなくてもスマホ(iPhone等)やタブレット(iPad等)を持っている人であれば、それらの端末用にNASを導入する価値は十分にあるのだ。ということで今回は、Turbo NAS TS-231+(以下、Turbo NAS)で利用できるスマホ向けのアプリを紹介しよう。

■外部からTurbo NASへのアクセス方法と在宅時のアクセス方法に注意
スマホやタブレットを使ってTurbo NASにアクセスする方法としてQNAP関連アプリでは4通りのアクセス方法が用意されていることに注意しよう。自宅外でTurbo NASにアクセスする場合は、インターネット回線経由で「myQNAPcloudで」、または「CloudLinkで」、「WAN IPで」といった3通りの方法による接続が選択できる。

ただし、この場合、スマホは4G(LTE)によるデータ通信を行うので、例えば3日で3GBまで、1か月7GBまで、といった制限を超えてしまうと、当然キャリアによる通信速度制限がかかってしまう点に注意しよう。

ちなみに自宅外からTurbo NASへの接続でも各キャリアの提供するWi-Fi経由であった場合、こうした制限は無視していい。できればWi-Fi経由が望ましい。スマホを社内のWi-Fiに接続してインターネットアクセスできる許可を得ている人は、なるべく会社でもWi-Fi経由での接続をおススメする。

そして自宅にいるときにTurbo NASにアクセスする方法だが、前述した3通りの方法に加えて「LAN IPで」という接続方法が選択できる。これは内部LANによる接続だ。

自宅では無線LAN環境が構築されているケースでは、無線LAN経由となる「LAN IPで」を選択すればいい。なお、「WAN IPで」を選択すると自宅内であっても4G(LTE)を使ったデータ通信によるインターネット経由での接続になってしまう点に注意。当然、通信のデータ量が一定量を超えた場合、速度制限がかかってしまう。

「myQNAPcloudで」を選択すると自宅外では、4G(LTE)通信、自宅では自動的に無線LANによる通信となるので、「myQNAPcloudで」を選んでおくといいだろう。

自宅に構築した無線LAN経由での通信であれば、より高速にTurbo NASと通信ができる上、データ通信の上限を気にする必要はない。しかも、インターネットを経由しない分、外部からのアクセスの心配もないのでセキュリティ的にも安全性が高い。ただし、絶対不正アクセスを受けないというわけではないのでセキュリティの設定は、しっかりしておきたい。セキュリティを高める方法については、別の回で紹介しよう。

外部にいる時と在宅時ではTurbo NASへの接続方法に注意


■QNAP純正の便利なアプリたち
それではTurbo NASをより便利に、なおかつ簡単に活用できるQNAP純正のアプリたちを紹介しよう。なおiOS(iPhoneおよびiPad)向けのアプリも同じラインアップとなっているが、今回はAndroid向けのアプリを紹介している。

現在、Google PlayにラインアップされているQNAP純正ツールを検索してみると14種類が検索結果として出てくる。

その内訳だが「QNAPの設定等を手軽に変更するアプリ」「QNAPを自宅や外部から操作するためのアプリ」「QNAPが持つNAS以外の機能と周辺機器(ネットワークカム、HDMI出力等)何種類かに分類される。

今回は、「QNAPの設定等を手軽に変更するアプリ」「QNAPを自宅や外部から操作するためのアプリ」で、かつTurbo NAS TS-231+で利用できるアプリを中心に紹介する。Qremoteは外部出力としてHDMIが搭載されていないTurbo NAS TS-231+では除外する。

なお、QNAP以外のサードパーティがリリースしているアプリ類も豊富に存在する。それらのアプリの中で、スマホでの利用に特化されているようなアプリは、本連載のどこかの回で紹介しよう。

Google Playで配信されているQNAP純正アプリを検索すると14種類が見つかる。


■Turbo NASとファイルを簡単にやり取りできる便利アプリ「Qfile」
Turbo NAS内部に保存されているファイル類を総合的に管理できるファイラーが「Qfile」だ。Windowsでいえばエクスプローラー、MacOSならFinderの役目をする。データの閲覧、リネーム、移動、コピー、削除、またはTurbo NASへの保存といったあらゆるファイル操作を行える。必ず押さえておきたいツールだと言える。

なお、Turbo NAS内にある音楽ファイルや動画ファイルをスマホ側にダウンロードせずにそのままストリーミングで配信することが可能になっており、端末側の内蔵ストレージの容量が少なくても気にしないでいいのがうれしい。

本アプリは、あくまでもTurbo NAS内のフォルダとファイルを管理するだけであり、端末内のファイラーとしての機能は持っていない点に注意しよう。サードパーティ製のファイル管理アプリの中には、LAN上にある共有フォルダへのアクセスが可能なものもあるので、端末側のファイルを整理し、余分なデータをTurbo NASにアップロードしたいというケースでは、サードパーティ製のファイラーを利用するほうがいいだろう。 

Turbo NAS内のファイルを管理する「Qfile」


音楽・動画データのオンライン再生にも対応


■Turbo NASの設定をスマホで簡単に変更できる「Qmanager」
「Qmanager」は、Turbo NASの設定を数タップで有効/無効にしたり、Turbo NASのシステム状態(CPU使用率、メモリー利用料、消費帯域幅等)をリアルタイムでモニタリングしたりといったことが行える管理ツールだ。たとえば自宅にあるTurbo NASにアクセスしているユーザーをリアルタイムでチェックしたり、不正な操作が行われていると判断した時に、接続ユーザーをブロックしたり、といったことをスマホ上で行うことができる。

Turbo NASの集中管理ツール「Qmanager」


Turbo NASで動いているアプリの有効/無効を切り替えたり


現在接続しているユーザーをブロックしたりできる


■Turbo NAS内の写真の管理が楽にできる「QPhoto」
「QPhoto」は、Turbo NAS内の静止画・動画向けのクラウドストレージだ。自前のGoogleフォトと言い換えてもいいだろう。最近では、デジカメで動画も撮影できるようになっているので、静止画の閲覧だけでなく、動画の再生もサポートしている。

写真のExif情報を読み取って日付ごとに自動的に分類してくれるので、スマホで撮影した写真や動画をとりあえずTurbo NASに放り込んでおけば、日付ごとに分類してくれるので、あとは暇なときにゆっくり管理するといったことが可能になる。撮影したら、Wi-Fi接続時のデータ制限がかからないときだけアップロードするなんていう芸当も当然できるので、スマホの容量不足を気にせずに写真や動画を撮影することができる。

自分専用のクラウド写真アルバムツール「QPhoto」


■Turbo NAS内の動画視聴や動画ファイルの操作ができる「Qvideo」
最近では著作権の関係で禁止となってしまったが過去にDVDタイトルを動画に吸い出して保存してあったり、一般の人たちが作成したYoutubeやニコニコ動画などのお気に入りMAD動画などをいまだに保存していたり、という人は意外に多いだろう。「Qvideo」があれば、そうした動画をTurbo NAS内の共有フォルダに放り込んでおくだけで、いつでもどこからでも、その共有フォルダにアクセスして、それらの動画を視聴することができる。

なお、DVDからの動画の吸出し、配信動画のダウンロードは、著作権者より明確に許可されていない限り現在では違法となる点に注意してほしい。ただし、自分で作成したり、撮影したりして著作権が自分にある動画に関しては、この限りではない。

Turbo NAS内の動画ファイルの再生などができる「Qvideo」


過去に吸い出したDVDタイトルの動画なども視聴できる


■Turbo NAS内の音楽データをスマホで簡単に管理できる「Qmusic」
Amazonのプライムミュージック、LINEミュージック、AWA、楽天ミュージック、Apple musicと音楽聞き放題のサービスは非常に多い。一定金額を支払えば、数万~数十万曲が聞き放題になるのだから、便利なサービスであると言える。しかし、音楽なんていつも聞く曲が決まっているという人も多いだろう。であるならば、「Qmusic」を使ってTurbo NAS内に保存したお気に入りの音楽を再生すれば、定額を支払う必要はなくなる。つねに最新の音楽シーンを追いかけたいという目的でもない限り、定額聞き放題に加入するよりは、こうしたアプリを利用して音楽を楽しむほうがはるかに安く上がるのでおススメだと言える。

Turbo NAS内の音楽データをスマホで視聴できる「Qmusic」


■Turbo NASでメモ&スケジュール管理や情報共有ができる「Qnotes」
かつては、各種サービスが乱立していたグループウェア系のネットサービス。タスクの共有や時系列による仕様書のバージョン管理、段階を経た作業の進捗管理といったことが情報共有できるツールが、無償で公開されていた。多くのサービスは、有償化するか、サービスを停止するなどして、現在はこうしたグループウェア系でおススメの無償サービスは存在していない。便利な無料サービスが登場したとしても、無料のまま続けることは難しいため、お金を出しても使い続けるか、でなければ使うのをあきらめるしかないわけだ。

しかし、簡単なタスクの共有、スケジュール管理、複数メンバーによるちょっとしたアイデア出しといったことで活用できるのが「Qnotes」だ。タスクやスケジュールの共有、メモの共有といったちょっとした情報を複数人で共有するのにお手軽のツールであると言える。動作も軽いので、SOHOや個人事業主な人たちにおススメだ。

Turbo NASでメモ&スケジュール管理や情報共有ができる「Qnotes」


■Turbo NASでBTファイルのダウンロードやYoutube動画を落とせる「Qget」
BitTorrent(ビットトレント、以下、BT)と言うと、何やら胡散臭いと感じる人もいるかもしれない。日本ではファイル共有という言葉自体の印象から、BTに対してあまり良い感じを持たない人が多いのも事実だ。

しかし、BTのネットワークでは、メーカーが配布しているドライバソフトのアップデーター、Linuxの最新ディストリビューションといった正規ファイルも、流れており、ユーザーはそうしたファイルを検索してダウンロードしている。Turbo NASでBTファイルを検索し、ダウンロードさせることができるのが「Qget」だ。もちろんファイルのアップロードも可能。

BTを利用しないという人には、Youtube動画のダウンロード機能なども持っているので、お気に入りの動画、あとでじっくり見たい動画などをTurbo NASに落とすことができる。

BitTorrent機能やYoutube動画を落とせる「Qget」


「Qget」内蔵ブラウザでYoutubeを表示させたところ。


Turbo NAS側にYoutube動画を落とすことができる。


以上が、「QNAPの設定等を手軽に変更するアプリ」「QNAPを自宅や外部から操作するためのアプリ」である。これらのアプリは最低でも入れておきたいツールだと言えるだろう。

次回は、今回紹介した以外のアプリの概要、各アプリで具体的に行える操作や機能などを紹介しよう。

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連載!知らない人は損している!何でもできる魔法の箱「QNAP」活用術



本ページでは、多機能なNAS(Network Attached Storage、読みはナス)であるQNAPの「Turbo NAS TS-231+」を使い。12回の長きに渡って、その魅力を余すことなくお伝えしていく企画である。



知らない人は損している!何でもできる魔法の箱「QNAP」活用術第一回目
ITライフハック読者であれば、IT関連の知識としてNAS(Network Attached Storage、読みはナス)という機器を知っているという人が多いだろう。実際に使っているという人もいるかもしれない。NASは文字通り、ネットワークに接続するストレージのことだ。外付けHDDをUSBではなく、LAN経由にして同一のLANからであれば、複数の端末からアクセスできるようにしたストレージということになる。


知らない人は損している!何でもできる魔法の箱「QNAP」活用術第二回~PCレスでのセットアップ~
QNAPのNAS「Turbo NAS TS-231+」を様々に活用することで、NASを利用していない人たちより何倍も得しちゃおうというこの連載も、ようやく二度目。今回はHDDを接続し、NASを使えるようにPCを使わずにセットアップする方法を紹介しよう。そう、PCを持っていないからNASが使えないというわけではないのだ。スマホやタブレットを複数持っているなら、それだけでNASを導入する価値は十分にあると言える。その理由やスマホやタブレットでNASをどう活用していくのかは、連載の別の回で紹介しよう。


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今回で三回目となる本連載。連載の目的はQNAPのNAS「Turbo NAS TS-231+」を様々に活用することで、NASを利用していない人たちより何倍も得しちゃおうというものだ。前回はHDDを接続し、NASを使えるようにPCを使わずにセットアップする方法を紹介した。本日はハードウェアではなくソフトウェア部分に焦点を当てる。


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本連載の目的はQNAPのNAS「Turbo NAS TS-231+」を様々に活用することで、NASを利用していない人たちより何倍も得しちゃおうというものである。前回は、QNAPの搭載されているアプリといったソフトウェア部分に焦点を当て便利なアプリを数多く紹介したかと思う。

各種アプリを設定し、実際に運用を開始する前に必ず設定しておかなければならないこととして「セキュリティの設定」がある。


知らない人は損している!何でもできる魔法の箱「QNAP」活用術第五回「HDDの増設」
前回は、QNAPが外部から攻撃を受けないように、不正アクセスを受けないにするための「セキュリティの設定」を紹介した。なお本稿公開と同時にQNAP連載の専用ページもオープンしたので、今後は本連載の各回を参照したい場合は、専用ページからアクセスしてほしい。

さて今回だが、QNAPに後からHDDを増設する方法について紹介しよう。


知らない人は損している!何でもできる魔法の箱「QNAP」活用術第六回「RAIDの構成」
前回は、容量拡張やRAID構築のためのHDD増設について紹介した。ただし前回は、2台目のHDDを別ドライブとして使うための方法の説明までだった。そこで今回は、QNAPに増設したHDDを使って、初めから組み込んであるHDDをベースに、そのHDDを初期化せずに、そのままRAID 1へと移行する方法を紹介しよう。


知らない人は損している!何でもできる魔法の箱「QNAP」活用術第七回「ファームウェアの更新」
本連載の目的はQNAPのNAS「TurboNASTS-231+」を様々に活用することで、NASを利用していない人たちより何倍も得しちゃおうというものだ。前回は、QNAPに増設したHDDを使って後からRAID1へと移行する方法を紹介した。さて今年もあとわずかであるが、今年最後に紹介しておきたいこととして「ファームウェアの更新」について紹介しておきたい。


知らない人は損している!何でもできる魔法の箱「QNAP」活用術第八回「トラブルシューティング」
前回は「ファームウェアの更新」について紹介した。「ファームウェアの更新中に強制的に電源を落としてしまった」などということでもなければ、ほぼほぼNASに不具合が発生することはない。また、お世辞抜きでQNAP製品の品質が高いので、5~6年という長期間トラブルフリーで稼働し続けてくれる。


QNAP特別企画、パワーアップし、よりできるようになったQNAP「Turbo NAS TS-231P」
昨年の暮れに「TS-231+」の後継モデルとなる「TS-231P」という製品が登場した。もちろん後継モデルなので、これまでに紹介してきたアプリや使い方をすることは可能だ。それでは新型の「TS-231P」がどう進化したのか見て行くことにしよう。


知らない人は損している!何でもできる魔法の箱「QNAP」活用術~総集編~
これまで本連載で扱ってきたQNAPのTurboNASは「TS-231+」だ。そのTS-231+をおよそ1年間に渡って様々に活用する方法をお伝えしてきた。そして前回の特別企画で新モデルとなる「TS-231P」が登場し、さらに魅力的なNASに進化したことをお伝えした。新モデルの登場により、「TS-231+」は旧モデルとなってしまったため今回を最後に本連載は完結を迎える。最終回となる今回は、総集編として、これまでの連載を振り返っていくことにしよう。



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