ITフリーランスの新しい働き方を提案する株式会社PE-BANKは、2023年11月14日(火)より、ITエンジニアに特化したキャリア自律支援サービス「Pe-BANKカレッジ」の提供を開始した。提供に先立ち、同日、報道関係者向けに同サービスのローンチ記者会見が実施された。
■毎年更新しながら安心してフリーランスと働いていただける
記者会見は、株式会社PE-BANK 代表取締役社長 高田幹也氏の挨拶から始まった。平成元年から共同組合としてスタートした同社は、現在36期目を迎えた。日本で「フリーランス」という働き方が一般的でない時代から、その可能性に着目し、現在では多くの企業、またエンジニアから信頼を得ている。「ITフリーランスの社会的地位がより一層高まる社会を創り上げる。」をミッションに、『PE-BANKは、「共創」する。新たな価値を生み出し、より良い世界を実現するため。』ビジョンとして、30年以上にわたり企業とエンジニアを繋いできたPE-BANKだからこそできるサービスを展開してきた。
同社では、ITフリーランスエンジニアエージェント事業をメインに、ITエンジニアの派遣や紹介をおこなっている。また、ITフリーランス・ITエンジニア向けのセミナー事業や福利厚生事業も展開している。他社との大きな違いは、同社独自の「プロ基準」を設けており、適正な請負ができるITフリーランスを企業に繋げている点だ。
「プロ基準」について高田社長は、「毎年更新しながら安心してフリーランスと働いていただけるように企業様にも発信しているかたちになります。」と語った。
さらに契約の透明性に注力しており、営業手数料や必要経費もすべてオープンにして、ITフリーランスでも安心して働ける場を提供している。同社は現在、4万人を超える登録者があり、取引高は193億円超。取扱高成長率は10年間で183%。日本全国に12カ所の拠点があり、リアルでも相談にのれる場所があるのも、大きな強みとなっている。
■キャリア自律の有効な支援となる「Pe-BANKカレッジ」
引き続き、株式会社PE-BANK常務取締役 高山典久氏より、ウェルビーイング経営とITエンジニアのキャリア自立についての説明があり、所属エンジニアのキャリア自律を支援する福利厚生サービス「Pe-BANKカレッジ」の詳細が明らかとなった。
昨今、健康経営のさらに先を目指す概念「ウェルビーイング(well-being)経営」に注目が集まっている。ウェルビーイング経営とは、心身の健康だけでなく、従業員の仕事へのやる気や組織へのエンゲージメントを高めようとする経営手法のことだ。健康で安心して働ける職場があり、やりがいを持って生き生きと働けることが従業員にとっての幸福であり、満足度や企業へのエンゲージメントの向上に繋がるという考え方だ。
同社では、従業員がやりがいを持って生き生きと働けるための要素の一つとして「キャリア自律」に着目。キャリア自律することで、本人はスキルが上がり、多様な選択肢を描けることになる。ワークエンゲージメント、モチベーション、ナレッジの高まりは、結果として組織へフィードバックされ、企業としても成果が上がる。ウェルビーイング経営を導入している企業と、そうでない企業とでは、ウェルビーイング経営の選択肢として従業員の社外創出が活況している。積極的な企業は3年前と比較し、営業利益や売上高が上昇との調査もある。
2025年問題をはじめ、2040年問題や2054年問題など、深刻な労働不足が懸念されている。国は、人への投資は「新しい資本主義」の柱として、政府や内閣府、経済産業省が「骨太の方針」でも艮宮しており、ジョブ型労働市場への転換として、「雇用流動化」「シニア人材活用」「学び直し」「ジョブ型」を後押ししている。社会的な背景としては、人口減少はもはや避けられない事実だ。
IT業界が人材不足を乗り越える手段としては、限られた人材のパイの奪い合いではなく、「1. 一人ひとりの生産性の向上」「2. IT人材の魅力を高めてIT人材人口を増やしていくこと」が重要だ。そのために必要なのが「キャリア自律」であり、日本のITエンジニアのキャリア自律を促すことで、「1. 一人ひとりの生産性の向上」を推進し、ウェルビーイングな生き方ができる職業として「2. IT人材の魅力を高めてIT人材人口を増やしていくこと」に繋がっていく。
こうした状況を踏まえ株式会社PE-BANKは、「Pe-BANKカレッジ」の提供を開始する。「Pe-BANKカレッジ」では、ITエンジニアが自身の市場価値を認識できる「ITエンジニアのスキルアセスメント」、従業員の副業を支援する「副業制度支援」、そして所属エンジニアが、フリーランスになるためのノウハウを学び、フリーランスとして就業できる環境を所属企業が福利厚生として提供する「ネクストキャリア形成」の3つのエンジニア育成支援サービスを提供する。なお、従業員の副業を支援する福利厚生の提供は、業界初※の試みとなる。
※同社調べ(2023年9月時点、IT人材業界における「副業支援プログラムの福利厚生サービス」として)
■エンジニアに特化したネクストキャリア創りを支援する研修サービス
「Pe-BANKカレッジ」は、ITエンジニアと共に歩んできたPE-BANKだからこそ提供できる、エンジニアに特化したネクストキャリア創りを支援する研修サービスだ。同社所属エンジニアやキャリアコンサルタントによるウェビナーやオンラインワークショップなど、ネクストキャリアを自身で描き、選択し獲得していくための心構えを学ぶ場を提供する。
「Pe-BANKカレッジ」には、3つのサービスがある。
①ITエンジニアのスキルアセスメント
全国のITフリーランスをサポートしているPE-BANKのキャリアコンサルタントへ、個別キャリア相談ができるサービス。従業員は自身のエンジニアとしての強み弱みを理解し、現在位置を把握。将来に向けたスキルアップやキャリアアップの具体的な道筋をイメージすることができる。また、企業は社員のスキルアップへの意欲喚起を通じ、社員の戦力化を図ることができる従業員のスキルについて共通認識を持つことができ、キャリア提示など組織の活性化に繋げることができる。
②副業制度支援
現役フリーランスとの座談会の参加や、キャリアコンサルタントによる講義を受けられるサービス。従業員は、副業規定を活用し社外で業務委託契約にて就業を可能にするためのノウハウを学ぶことができる。また、企業は従業員の副業を支援し、副業制度の活用率の向上を目指すことができる。
③ネクストキャリア形成
会社員との違いや、会計、社会保障、税金といった実務的な側面から関係法令に至るまで、副業・フリーランスとしての働き方を幅広く学び、外部でも就業できる環境を所属企業が福利厚生として提供する、エンジニア育成支援サービス。従業員はキャリア選択肢の幅が広がり、自身のキャリアについて再認識することができる。またキャリアアップに向けた意識改革ができる。また、企業は組織の活性化を図ることができ、またネクストキャリアの提示が可能となるなど企業ブラントの向上に繋げることができる。
株式会社PE-BANK 常務取締役 高山典久氏が語る!IT人材業界の新サービス「Pe-BANK カレッジ」への想い
YouTube:https://youtu.be/qOQmyCrGLKw
PE-BANKは、ITエンジニアのキャリア創出に強みを持つフリーランスエージェントとして長年にわたり実績を築いてきた。PE-BANKの事業の核に「プロ基準」が位置づけられている。この基準はITフリーランスが活躍するために顧客企業から求められる責任感、実務経験、スキルレベルを定めている。
また情報セキュリティーや適正な請負等、社会から求められるコンプライアンスへの知識と対応力を独自基準で定めたものだ。これまでこの厳しいプロ基準をクリアしたエンジニアを3,000名創出してきた実績がある。
「Pe-BANKカレッジ」ではその教育ノウハウ・育成ノウハウを当社の独自価値として十二分に盛り込んだプログラムを提供し、ITエンジニアの多様なキャリア創出に貢献する構えだ。
ITフリーランスの人手不足が懸念される時代だからこそ、今後、注目されるサービスといえるだろう。
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