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株式会社MTGが展開する、EMSを中心としたトレーニングブランド『SIXPAD(シックスパッド)』はランナーがより速く走るための「SIXPAD RUNNING METHOD」を日本ランニング協会マスターインストラクター園原 健弘氏と共同開発いたした。開発を記念し、「SIXPAD RUNNING METHODメディア発表会」を2022年12月14日(水)に新豊洲Brilliaランニングスタジアムにて開催した。

■イキイキとした人生を実現 - MTG 松下社長
記者会見は、株式会社MTG 代表取締役社長 松下 剛氏の挨拶から始まった。
同社は「一人ひかる 皆ひかる 何もかもひかる」を企業理念に、HEALTH、BEAUTY、HYGIENEブランドを展開し、EC市場、サロン市場、リテールストア市場、グローバル市場へ、それぞれの商品・サービスを提供している。

「SIXPAD RUNNING METHOD」とは、アスリートランナーのためにSIXPADと日本ランニング協会が共同開発したランニングメソッドだ。このメソッドは、SIXPAD独自のEMSを搭載した「SIXPAD Powersuit Core Belt(シックスパッド パワースーツ コアベルト)」を着用しランニングする「ハイブリッドランニング」をベースに開発しており、EMSで腹筋、脇腹、背筋(下部のみ)を同時に刺激しながら走ることで効率的に体幹を鍛えることができる。

ランナーにとって体幹を鍛えることは正しいフォームを長時間維持するために必要で、体幹を鍛えることで左右にブレない安定感のある走りを実現することができる。近年、陸上競技界で主流化している厚底シューズの特性を最大限活かすためには、バネのように弾性のある身体になることが求められ、そのためには体幹と筋肉が必要になる。体幹トレーニングで最も重要なことは「継続する」ことであるため、毎日取り入れやすいようにシンプルかる効率的なメソッドだ。

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「SIXPAD RUNNING METHOD」についてMTG 松下社長は「トップアスリートから寝たきりの患者さんまで、全ての人に筋肉を鍛えることでイキイキとした人生を実現するのが、このブランドのミッションでございます。」と説明した。

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左が株式会社MTG 代表取締役社長 松下 剛氏、右が日本ランニング協会 応援団長 瀬古 利彦氏


■箱根駅伝の展望は、”2区”がカギ - 日本ランニング協会 応援団長 瀬古 利彦氏
発表会では、日本ランニング協会 応援団長を務め、日本陸上競技連盟強化委員会マラソン強化・戦略プロジェクトリーダーであり、元マラソン日本代表の瀬古 利彦氏も登壇した。

現在の陸上競技界の課題について瀬古氏は「今はタイムを縮めるためには厚底シューズが当たり前な時代ですから、厚底シューズの特長である地面反力を活かすためにも、体幹強化はランナーたちの大きな課題」とコメントした。

また瀬古は、明治大学で「SIXPAD RUNNING METHOD」が導入されたことにも触れ、「箱根駅伝では、1区の遅れを取り返そうとフォームが崩れがちになり、選手によってペースにばらつきの出る2区で順位が大きく変動する。そのため、安定したペースで走るためのフィジカルの差がカギになると考えています。つまり、走る練習と同じくらい、フィジカルトレーニングが重要。その意味では、体幹を重視してトレーニングを積んでいる明治大学は注目ですね」と、新春の学生駅伝について、独自の展望を語った。

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日本ランニング協会 応援団長 瀬古 利彦氏


■ランナーの誰もが継続しやすいメソッド - SIXPAD 熊崎氏
MTG 松下社長は日本ランニング協会とメソッドを共同開発した理由について、「ランナーの皆さんは現代特有の課題を抱えており、その課題にSIXPADが持つ特性でソリューションを提供できると考えたからです。それが今回発表するSIXPADランニングメソッドです。ランナーの皆さんが速く・長く走るために、ランナーにとって重要な体幹を効率的に鍛えることが可能になります」と語った。

さらに、メソッドの詳細についてSIXPADブランドマネージャー 熊崎氏は「アスリートはもちろん、日常でランニングを楽しむすべてのランナーの方にとって継続しやすい素晴らしいメソッドになったと自負しています」とメソッドへの自信を語った。

また一般ランナーにとってのメリットについてSIXPADブランドマネージャー 熊崎氏は「体幹の筋肉量を増やすためには継続してトレーニングを積む必要があります。多くの人にとって日常生活の中で時間を確保することが難しいなかで、このメソッドであれば、誰でも簡単に継続したトレーニングを積むことができます」と一般ランナーにとってのメリットについても説明。そして、今後のランニング業界の展望については「このメソッドが普及することで、多くのランナーが簡単に体幹を鍛えられるようになり、これまでには出てこなった記録が出てくることに期待しています」と話し、未来への期待を語った。

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左が日本ランニング協会 応援団長 瀬古 利彦氏、右がSIXPADブランドマネージャー 熊崎 嘉月氏


■より体幹や正しいフォームを意識しやすいと思い導入 -明治大学 山本監督
当日は、メソッドを開発した日本ランニング協会マスターインストラクター園原 健弘氏が登壇し、メソッド開発の背景を発表。また“駅伝界の古豪”と謳われる明治大学体育会競走部がメソッドを導入した理由について、駅伝部山本監督は「厚底シューズが浸透し、選手の怪我をする場所が変化してきたこともあり、特殊なトレーニングが必要だと感じていました。トレーナーに診てもらうことも大事ですが、走りながら体幹トレーニングができるメソッドは、より体幹や正しいフォームを意識しやすいと思い導入しました。」と語った。

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一般社団法人日本ランニング協会マスターインストラクター 園原 健弘氏


小澤主将はインタビューで、「もう一段階強くなるためには、特に体幹や筋力を「補強」ではなく「強化」をしないと試合で戦えないのではないかなと思っています。メソッドは、時間のない中でも体幹を鍛えながら練習を積むことができるため、僕たち学生にとってとても効率的なトレーニングだと感じています。後半も腰が落ちずに走り、故障のない身体づくりを頑張っています」と語った。

加えて小澤主将は「今は箱根にむかって全員で一丸となって練習しているので、チームが掲げているシード権獲得という目標にむかって、精一杯頑張っていきたいです。」と意気込み」を語った。

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SIXPADと日本ランニング協会が共同開発した「SIXPAD RUNNING METHOD」は、体幹を鍛える新しいトレーニング法として、ランニング界に与えそうだ。新春の学生駅伝で3年ぶりのシード権獲得を目指す明治大学がメソッド導入を決めたことからも今後、ランナーのフィジカルトレーニングに、このメソッドを導入する大学や企業が増えるかもしれない。
テクニカルライター 渡邊まど佳


<「SIXPAD Powersuit Core Belt」製品情報>
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独自のEMSが腹筋、脇腹、背筋※に同時にアプローチし、体幹を鍛える。身体にぴったり密着し伸縮する素材で有酸素運動や筋トレとの併用が可能だ。トレーニングに効率的な20Hzのモードと、ストレッチとの併用におすすめな4Hzの2種類のモードを搭載する。トレーニング後は洗濯機で洗濯でき、手軽にお手入れできる。
※背筋のトレーニング部位は下部のみ
https://www.mtgec.jp/wellness/sixpad/products/powersuit/

「SIXPAD RUNNING METHOD」公式サイト

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