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TransferJet

東芝、データの無線式転送技術TransferJetに対応するSDHCメモリカードを発売

東芝は、近接無線転送技術である「TransferJet」を搭載したSDHCメモリカードを7月31日から発売する。

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デジカメのデータを置くだけで簡単転送してくれるスグレモノ



デジタルカメラは誰でも気軽に写真を撮れるが、撮ったあとの写真をパソコンへ転送するのが面倒に感じる人はいないだろうか。旅行から帰った後に、ケーブルやメディアを抜いたり挿したりしながら、数GBものデータをパソコンへ吸い出す作業は、面倒くさいことこの上ないだろう。

そんなユーザーのワガママな悩みをすっきり解決してくれる便利なアイテムが、アイ・オー・データ機器から7月下旬より発売されるTransferJet対応USB接続型クレイドル「USB2-TJC」だ。
価格は、オープンプライス。メーカー希望価格は、1万3,600円(税込み)。
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かざすだけでケータイに動画を転送!TransferJetとは…

動画をかざして高速転送できる「TransferJetケータイ」


- 日常生活を変える次世代の高速通信【最新ハイテク講座】-

今や、携帯電話をはじめ、テレビやエアコンのリモコン、無線LAN、Bluetooth機器など、煩わしいケーブルを必要としないワイヤレス製品が溢れている。

実際に使うとケーブルレスで便利だが、それぞれ独自の通信規格であるため接続時の設定が面倒であったり、動画のように大容量のデータを転送すると時間が掛かったりと、難点も多々ある。

そんなワイヤレスの世界を変える規格がひそかに進行している。ソニーが提案する新しい近距離無線転送技術「TransferJet(トランスファージェット)」だ。最近、同社がTransferJet規格対応のLSIを商品化したことで現実味を帯びてきたのだ。

そこで今回は、TransferJetにフォーカスして、誰にでもわかりやすくまとめてみた。

■TransferJetって、なに?
TransferJetは、ソニーが提案する新しい近距離無線転送技術だ。
従来の無線技術の課題であった複雑な接続設定や不安定なデータの転送といった課題を解決したうえ、最大560Mbpsの高速なデータ転送が可能だ。

通信したい機器同士を直接かざすだけで通信を行うという直感的なインターフェースが採用されており、従来の無線システムのような複雑な接続設定やアクセスポイントは必要としない。

TransferJet 無線技術を適用した製品・サービスの開発・普及・促進を目指すために設立したコンソーシアム「TransferJet Consortium」に参加している企業は2009年11月30日現在、Promoter19社、Adopter22社。次世代の無線通信規格として、もっとも有力視されているのだ。

■どれくらい高速なの?
TransferJetの転送速度は、理論値で最大560Mbpsだ。
現在主流のワイヤレス規格のどれと比較しても、ダントツで高速であることがわかる。

表1.無線規格と通信速度
TransferJet 560Mbps
携帯電話(3GPP) 3.6Mbps(下り)
無線LAN(802.11b) 11Mbps(22Mbps)
無線LAN(802.11a/g) 54Mbps
無線LAN(802.11n) 100Mbps

有線の周辺機器と比べた場合でも、USB3.0の転送速度(最大5Gbps※)には遠く及ばないが、それでも現在主流のUSB2.0(最大480Mbps)よりも高速なものとなっている。
※1Gbps=1,000Mbps

■なにが変わるのか?
TransferJetのメリットは、ズバリ!「接続が容易」「高速通信」の2点だ。
かざす動作により自動的に機器同士の接続が確立され通信が始まるので、デジタルカメラを直接テレビにかざすだけで、撮影した写真を画面に映し出すといったことができるようになる。

ケータイであれば、端末をオーディオ機器に直接かざして音楽ファイルを転送することができるようになるわけだ。
CEATEC JAPAN 2009のKDDIのブースでは、動画をかざして高速転送できる「TransferJetケータイ」が参考出品されていた。

TransferJetの機器が一般に登場するには、今しばらく時間は掛かるだろうが、TransferJetを搭載した機器の登場により、我々の日常生活は今よりもずっと快適なものになるかもしれない。


世界初「TransferJet」規格対応LSIを商品化 - ソニー
「TransferJet」公式サイト

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関口哲司

日本大学大学院理工学研究科後期博士課程修了。理学博士。日本物理学会会員。データサイエンティスト協会会員。IT系記事を中心に著書多数。原稿の依頼歓迎。

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