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鉄人28号が復活!最新技術でパワーアップしたリアル二足歩行ロボット【真ロボット伝説】



ロボットといえば、SFやアニメで活躍する人気キャラクターも多い。マジンガーZや機動戦士ガンダム、マクロス、エヴァンゲリオンなど、近年に至るまで様々なロボットが登場しているが、巨大ロボットの先駆者といえば、鉄人28号だ。

鉄人28号は、、横山光輝氏の原作による漫画から、ラジオドラマ、特撮テレビドラマ、テレビアニメ、特撮映画、劇場版アニメ、舞台演劇、ゲームまで展開されている。そして、鉄人28号はリアル二足歩行ロボットとしても開発・販売がされていたが、2006年 好評のうちに完売した。

しかし、今、その本格的な二足歩行ロボット「鉄人28号」が復活した。
ヴイストン株式会社ととロボクリエーションが、ヒューマノイドロボット「TVアニメ版鉄人28号」の追加増産・受注を開始したのだ。
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最先端のロボットを実際に見てみよう!「Robovie-R3」がやって来た【真ロボット伝説】



人サイズの大型ロボットに接したことのある人は、どのくらいいるのだろう。
小型のロボットは出軽に見たり、ふれたり、購入したりできるようになったが、こと大型のロボットとなると話は違う。そうそうはお目にかかれるものではない。

しかし、この夏、秋葉原のロボット専門店「ヴイストン ロボットセンター」に、最新の大型ロボット「Robovie-R3」がやって来たのだ。

ヴイストン ロボットセンターは、子供から大人まで楽しめる様々なロボット関連品を販売しているだけでなく、他では見ることのできない様々なロボットを展示している。ロボットを買って楽しむだけではなく、見て楽しむこともできるロボット好きにはたまらない専門店なのである。

以前、このロボットセンターには「Robovie-R2」という大型ロボットが展示されていた。
この「Robovie-R2」が、このたびモデルチェンジを行い、最新版の「Robovie-R3」として帰ってきたのだ。続きを読む

タタミ一畳でオフロード!自分だけのコースつくりで燃えろ【真ロボット伝説】



いよいよ夏休みもカウントダウンがはじまった。夏休みに入れば、子供や学生にとっては毎日が日曜日、大人にしても大型の休暇をとってリフレッシュのシーズンだ。

せっかくの夏休み、遊びだけじゃなく勉強やスキルアップも・・・と言われても、そうそう器用にできないのが、世の常というもの。

そこで、遊びながら学ぶという方法が、賢い夏休みを上手に過ごし方だ。

今回、紹介するのは、家のなかで、手軽にオフロード走行を体験できると言い張れる?「Qステア ワンマットサーキットセット(ホットショット)」だ。

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俺のロボットのオリジナルパーツをアルミや樹脂から削り出す【真ロボット伝説】



自分の所有する二足歩行ロボットにオリジナルパーツやアーマーを取り付けたい!
そんな希望を持っている人は、少なくないだろう。

しかし通常の場合、オリジナルパーツの作成は、設計図の寸法通りに手作業でアルミ板や樹脂を切ったり、削ったりして作成しなければならない。かなり大変な作業なのだが、この作業をコンピュータ制御で作成してくれるサービスがある。

今回紹介するヴイストン直営のインターネットショップ「ロボットショップ」で提供されている、アルミ切削サービス樹脂パーツ造形サービスがそれだ。

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アスリートヒューマノイドは機動力も表現力も伊達じゃない!【真ロボット伝説】



二足歩行ロボットと一口にいっても、様々な機体がある。
今回は、アスリートヒューマノイドと呼ばれる機動性と表現力に優れるロボット「MANOI(マノイ)」を紹介しよう。

「MANOI」は、ただの二足歩行ロボットではない特徴を持つロボットだ。

秋葉原のロボット専門店「ヴイストン ロボットセンター」と、直営のインターネットショップ「ロボットショップ」にて開催されている、「6月のMANOI応援セール」とあわせて、「MANOI」の魅力をお伝えしたい。

■二足歩行ロボットのアスリートモデル「MANOI(マノイ)」
二足歩行ロボット「MANOI(マノイ)」シリーズは、RCで有名な京商株式会社(KYOSHO)が開発した、1/5スケールの二足歩行ロボットシリーズだ。細かいバリエーションを除くと、今までに「MANOI AT01(マノイ エーティ ゼロワン)」と「MANOI PF01(マノイ ピーエフ ゼロワン)」の二機種が発売されている。

MANOIシリーズは、ただの二足歩行ロボットではなく、「アスリートヒューマノイド」という性格付けがされているところが、大きな特徴となっている。
「MANOI AT01」は、走る、回るといった機動性を重視したモデルだ。一方の「MANOI PF01」はキャラクター性やなめらかな動きといった表現力を重視したモデルとなる。どちらも、構造や外装への並々ならぬこだわりが詰め込まれたロボットなのだ。

■さらにパワーアップできる高機動タイプ「MANOI AT01」
MANOI AT01

機動タイプの「MANOI AT01」は、京商のオリジナル設計フレーム・外装の中に、近藤科学製のロボット用CPUボード「RCB-3HV」と、同じく近藤科学製のロボット用サーボモータ「KRS-4024S HV」を17個内蔵している。
特にサーボモータ「KRS-4024S HV」については、事実上MANOI専用に設計されたといってよいほどの特性を持っている。「KRS-4024S HV」は、上位クラスのサーボモータである「KRS-4013HV」や「KRS-4014S HV」などのハイクラス製品と同じ形状をしていながら、低価格を実現しているのだ。つまりこれは、MANOIを購入した上で、必要な部分だけをハイクラスのサーボモータに交換することができることを意味している。

現に、MANOIの公式記録会などで上位に入賞している機体では、そのほとんどがサーボモータを上位機種に交換しているのだ。もとよりそれを見越して構造を設計しつつ、初期状態では安価に抑えるためのモータを搭載するという、非常によくできた製品であるといる。

スタイリッシュモデル「MANOI PF01」
MANOI PF01

スタイリッシュモデルである「MANOI PF01」は、「MANOI AT01」と同様にオリジナル設計のフレームと、近藤科学のCPUボード・サーボモータを採用している。さらに、外装デザインをロボットクリエーター高橋智隆氏が手がけており、ほかのロボットキットとは一線を画すスタイリッシュな外観を実現している。

高橋智隆氏のイメージするヒューマノイドロボットを再現するため、「MANOI PF01」では使用するサーボモータの数を19個に増やしており、表現力豊かな動作を可能なものとしている。
なお、「MANOI PF01」で使用されているサーボモータは「MANOI AT01」と同じKRS-4024S HVだが、キャラクター性を重視するという点から「MANOI PF01」に関しては、サーボモータの上位機種への交換はあまり考慮されていないように感じる。

■MANOI応援セールで、真のアスリートモデルをゲット
秋葉原のロボットセンターで実施されている「MANOI応援セール」は、「MANOI AT01 4013脚キット(スモールフェイスボディセット)」と、「MANOI PF01 バッテリ無償付属」という2つのパッケージが用意されている。

MANOI AT01 4013脚キット(スモールフェイスボディセット)
「MANOI AT01」に初めから上位サーボモータである「KRS-4013HV」が付属しているというセットだ。

前述の通り、「MANOI AT01」を設計通りのアスリートモデルに仕立て上げるには、サーボモータの交換が必要不可欠なのだが、これはそのサーボモータが最初から付属しているという、ファン待望のパッケージなのだ。

付属する「KRS-4013HV」は、出力トルクがノーマルの2倍以上の27.0kg・cmとなっている。しかも動作速度が特に速められたモデルであるため、アスリート競技に用いるにはもってこいのサーボモータなのだ。「MANOI AT01 4013脚キット」ではこの「KRS-4013HV」を下半身に10個採用することで、効果的に運動性能を向上させている。

しかも今回のMANOI応援セールで用意されているパッケージには、入手が難しい「MANOI AT01 スモールフェイス」の外装セットまで付属する。通常の「MANOI AT01 4013脚キット」には外装が付属せず、せっかくのMANOIデザインが堪能できないところが残念だったのだが、このパッケージならそれもゲットできるのだ。

ちなみに、通常の「MANOI AT01」に付属する専用充電器とバッテリは,今回のパッケージには含まれていない。別途用意する必要があるが、店頭でスタッフに尋ねれば、最適なバッテリと充電器が見つかるだろう。

●「MANOI PF01 バッテリ無償付属」
このパッケージは、通常仕様の「MANOI PF01」に予備バッテリが2セット付属するというキャンペーンだ。

「MANOI PF01」では、バッテリがやや特徴的な使い方がされているので、ついでにご紹介しておこう。

使われているバッテリのタイプは、高性能なリチウムイオンポリマーバッテリ。使用されているサーボモータ「KRS-4024S HV」は、通常はこのバッテリを3本直列につないだ電圧で動作させる。この場合、3本直列がパックになった「3セル」と呼ばれる形状のバッテリが使われることが一般的だが、「MANOI PF01」では「1セル」を3本個別に使用しているのだ。

これはリチウムイオンポリマーバッテリの特性と関係しており、複数のバッテリ(セル)が内蔵されたタイプの場合、安全に運用するためには、それぞれのセルにおいて電圧差が生じないように工夫をすることが必要不可欠なのである。そのため充電・放電時には、充電器のほかにセルバランサなどと呼ばれる専用の装置を搭載する必要がある。(中にはセルバランサが内蔵された充電器も存在する)

対して「MANOI PF01」では、充電時に1本1本が個別に電圧管理されるため、セルバランサを使う必要がない。手間が省けるほか、セルバランサを接続し忘れたなどというミスも発生しないというわけだ。(ちなみに、MANOI PF01の専用充電器では3本が同時に充電できる仕様となっているので、余計な時間がかかることもない)このことは、リチウムイオンポリマーバッテリの特性を踏まえつつ、より手軽かつ安全に運用するためにはどうしたらいいか、ということが非常によく考えられている証拠でもある。

この「MANOI PF01 バッテリ無償付属」では、MANOI PF01の予備バッテリが「2セット」付属するので、すなわち6本のバッテリがセットになっているのだ。この数量と安全性への配慮が感じられるところが嬉しい。

以上のようにMANOIシリーズは、ただ単に格好良い・動くのが速いだけのロボットキットではない。
安全、快適な運用や合理的な拡張など、ユーザーにとって扱いやすいロボットを実現するための様々な配慮がなされた、完成度の高いヒューマノイドなのだ。

5万円を下回るロボットキットが出てきている今日、199,500円という価格の「MANOI PF01」については、少し高額と感じる向きもあるかもしれないが、その価格差には、求める機能性やキャラクター性など、様々な違いが反映されているのだ。どちらが優れていると断言できるものではないが、確実にいることは、MANOIシリーズには、その価格に見合った価値が十分にあるということである。

限定品「MANOI PF01 ポストくん コンプリートセット」
MANOI PF01 ポストくん

秋葉原のヴイストン ロボットセンターでは、MANOIシリーズを展示してあるほか、TBS系番組「地球感動配達人 走れ!ポストマン」内で使用された限定品の「MANOI PF01 ポストくん コンプリートセット」も販売されている。

「MANOI PF01」をさらに限定外装、組み立て・調整済みとしたスペシャルパッケージで、ショーケース内に展示されているのでいつでもその姿を見ることができる。MANOIシリーズに興味を持った方は、ぜひ秋葉原から徒歩3分の「ヴイストン ロボットセンター 東京秋葉原店」を訪ねてみてほしい。

なおロボットセンターでは、今回の記事と連動して、店頭にて「ライブドアニュースを見た」といっていただけると、無線操縦ができるホバークラフト「ホバーQ」が税込み1,000円という大特価で購入できるキャンペーンを実施する。アキバ土産にも最適なおもちゃなので、この機会を見逃さずにゲットしよう。


ロボットのことなら何でもヴイストン ロボットセンター
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今回は、先日発売が発表されたばかりのヒューマノイドロボットについてお伝えしよう。

発売されたロボットとは、赤ちゃん型ロボット「M3-Neony(エムスリー ネオニー)」と、机上サイズの集団コミュニケーションロボット「M3-Synchy(エムスリー シンキー)」の二台だ。二つとも、2010年の3月に科学技術振興機構報(JST)から開発が発表された研究用ロボットだ。

■科学の最先端を行く 人間の心を解き明かすロボット
科学技術振興機構報(JST)の主に対象となる研究分野は、人間が成長する過程において、認知能力・コミュニケーション能力をいかに獲得し発達させていくのか、その詳細なメカニズムを調査・解明することだ。
認知・認識といった心理的な成長が、外部からの刺激によってどのように影響を受けるかといった人間の感覚の根本に関わるテーマである。根本的であるからこそ、解明が非常に困難であることは想像に難くない。

そのためこのような分野では、発達心理学・認知科学・脳科学などといった「観察して知る」学問と、ロボット工学に代表される「作ることによって知る」学問とを融合させた「認知発達ロボティクス」という手法が用いられることがある。そして、「M3-Neony(エムスリー ネオニー)」、「M3-Synchy(エムスリー シンキー)」は、まさにこの認知発達ロボティクスの研究のために開発された、文字通り科学の最先端を行くヒューマノイドロボットなのだ。

■赤ちゃんの体感学習を再現するハイハイするロボット「M3-Neony」
赤ちゃんロボット「M3-Neony(エムスリー ネオニー)」

「M3-Neony(エムスリー ネオニー)」は、ハイハイを始めた頃の赤ちゃんを想定して作られたロボットだ。人間でいうと、認知力や感覚といったものが爆発的に成長しつつある、まさにその時期である。

この頃の人間は、「身体バブリング」とも呼ばれる特徴的な体感学習をしていることが知られている。
「身体バブリング」とは、体の各部位をランダムに動かすことで、自分自身の体がどのように構成されているか、あるいはそれらがどのように関係しているかを身に付けていく行動だ。

「M3-Neony(エムスリー ネオニー)」では、全身に90もの触覚センサを持つことで、この頃の赤ちゃんが外部からどのような刺激を受けているかを再現的に研究することができるのだ。可能にしている。同時に、全身「VS-SV410」という非常に高性能・高出力なサーボモータを採用しており、赤ちゃん独特の力強い動きも再現できる。

■ロボット同士で表情を読み取るコミュニケーションロボット「M3-Synchy」
集団コミュニケーションロボット「M3-Synchy(エムスリー シンキー)」

集団コミュニケーションロボット「M3-Synchy(エムスリー シンキー)」は、もう少し上の年齢になった人間をモデルとしたロボットだ。「M3-Synchy(エムスリー シンキー)」での研究対象は、非言語の領域におけるコミュニケーションだ。平たくいうと、身振りや表情でコミュニケーションを図るためのロボットである。

人間が他人とコミュニケーションを図る際は、言葉だけではなくその表情からも多くの情報を読み取っていることは今さら述べるまでもないが、相手がロボットとなると、とたんにそれが難しくなる。すなわち、「ロボットの表情を見て、そのロボットが何を考えているかを感じる」、あるいは「ロボットが人の表情を見て人が何を考えているかを理解する」という行動は、少し考えても容易でない。

「M3-Synchy(エムスリー シンキー)」は、頭部にカメラを内蔵することにより、複数の「M3-Synchy(エムスリー シンキー)」同士での表情によるコミュニケーションを研究対象としているのだ。

■頬を染めて困った顔をするロボット
ロボットがお互いに表情を見ながら、その感情を理解し合うのだ。
このような高度な機能を実現するために、「M3-Synchy(エムスリー シンキー)」には様々な表情ができるような構造が盛り込まれている。机の上に置けるサイズでありながら、頭部に6個のサーボモータを搭載し、さらに、顔と体にLEDを内蔵している。これにより、喜怒哀楽の表現はもちろん、身振りを交えることや、頬を赤く染めることも可能なのである。

そして「M3-Synchy(エムスリー シンキー)」がこれほど多彩な表情を持てる構造をしているために、意外と… いや、かなり可愛いという、副次的な効果ももたらされている。
特に、「腰に手を当てて威張った表情をする」とか「頬を染めながら困った顔をする」といった表情は、研究用ロボットにしておくのはもったいないほどの可愛だ。
頬を染めて困った顔をする


■一般販売もされる価格は?
研究用ロボットというと、無機質な外観であったり、奇抜すぎるデザインであったりというイメージを持たれがちだが、「M3-Synchy(エムスリー シンキー)」のような、可愛いロボットもあるのだ。

最初に述べたように、「M3-Neony(エムスリー ネオニー)」と「M3-Synchy(エムスリー シンキー)」の二台は、一般発売される。しかしながら、純粋な研究用ロボットであるため、受注生産・価格はお問い合わせということになっている。具体的な価格は公表されていないが、とても気軽に買える値段でないことは間違いないだろう。

しかし、このような最先端型ロボットが一般向けに発売されること自体が素晴らしいことだと思う。
ロボット技術が今よりももっと人の役に立つためには、人に近いところでロボットが存在できるようになることが何よりも必要だからだ。

筆者としては、「M3-Synchy(エムスリー シンキー)」はぜひ机の上に一つ置いておきたいところだが、恐ろしくてまだ一度も価格を尋ねることができないでいる。

この二つのロボットについては、ヴイストンの公式ページに詳細情報が掲載されている。
M3-Neony(エムスリー ネオニー)はこちら
M3-Synchy(エムスリー シンキー)はこちら

最先端のロボティクスと、それによって予見される未来のロボットと人間との関わりに思いをはせてみるというのも悪くないのではないだろうか。

ロボットのことなら何でもヴイストン ロボットセンター
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テレビ東京「おはスタ」に出演中の「RYOMA(リョウマ)」くんって?【真ロボット伝説】



今回は、秋葉原のロボット専門店「ヴイストン ロボットセンター」が、国内最大級のインターネットショッピングモール「楽天市場」に支店を開設したことからお伝えしたい。

■ロボットショップに楽天支店が登場
ロボットセンターでは、以前より「ロボットショップ」の店名でオンラインショップを展開していた。
何を今さらと思われるかも知れないが、インターネットを利用するオンラインショッピングは、居住地に関係なく買い物ができることは大きな魅力だ。

特にヴイストン ロボットセンターが得意としているロボット関連のキットやパーツとなると、東京の秋葉原や大阪の日本橋ぐらいの電気街でないと簡単には手に入らない。しかしオンラインショップを利用すれば、日本全国どこにいても自由に買い物ができるのだ。しかも商品は郵送されるので、わざわざ出かける必要すらないという優れものだ。

ヴイストン ロボットセンターが直営する「ロボットショップ」は、秋葉原の店舗で取り扱っているものをそのまま発送するため、商品の品質についても、店頭のものと全く同じクオリティを実現している。通販であっても、その点に全く心配はいらない。

それほどに便利なオンラインショッピングを、さらに多くのユーザーに利用していただくため、このたび「ロボットショップ 楽天支店」がオープンすることになった。実は先立って「Amazon.co.jp(アマゾン)」にもロボットショップの支店がオープンしており、それに続いてということになる。
ホビーロボットという商品は、一般にはまだ縁遠いものだと思われるが、このような新規展開によって、より多くの方々に興味を持っていただけたらと思う。

なお、ロボットショップの楽天支店ではオープン記念企画として、ペンギン型ロボット「penbo(ペンボ)」を送料無料で購入できるキャンペーンを展開中だ。
ペンギン型ロボット「penbo(ペンボ)」

通常、ロボットショップでは10,000円以上の購入で送料が無料となるが、ペンボのロボットショップ価格は6,300円、送料と合わせるとざっと4,000円は得をしている計算だ。少しアメリカナイズされた外観が可愛らしいので、一度チェックしてみてほしい。

■ヴイストンのロボットがテレビにレギュラー出演
ロボットといえば、テレビ東京系の情報番組「おはスタ」に、新しいキャラクターが登場するようになったのをご存知だろうか。
「RYOMA(リョウマ)」という、大きな頭と目が特徴のキャラクターだ。

実はこれ、ヴイストン社が開発したサッカーロボット「VisiON 4G(ヴィジオン・フォージー)」をベースにカスタマイズされたロボットなのである。

「VisiON 4G」は、頭の部分に周辺を認識する全方位カメラが搭載されている。リョーマ仕様では全方位カメラが頭部のモチーフとして大型化されている。全方位カメラは機能しないが、キャラクターロボットとしては、ナイスな変更だ。いかにもというデザインになっている。

■ロボットセンターに「RYOMA」がやってきた
先日、秋葉原のヴイストン ロボットセンターにRYOMAがやってきた。
恐竜型ロボット「PLEO(プレオ)」と戯れる姿がとても可愛らしい。
RYOMA(リョウマ)とPLEO(プレオ)

RYOMAは生放送の情報番組に毎朝出演するという、ロボットとしてはかなりハードなスケジュールをこなしている。非常に良くできたロボットで、RYOMAの動く姿を見たいという方は、平日の朝6時45分から、テレビ東京系の「おはスタ」にチャンネルを合わせてみてほしい。ちなみに、RYOMAが出演するのは、7時5分頃だ。

秋葉原のロボットセンターでは、残念ながら実際のRYOMAを見ることはできないが、それに連動した企画を展開中とのこと。
RYOMAの源流ともいえる「初代VisiON」フィギュアを、「ライブドアの記事を見た」と言っていただければ、お会計時に一つプレゼントするというキャンペーンを開催するそうだ。
購入金額によらず全員が対象になるというから、RYOMAやVisiONが気になった方は、ぜひ秋葉原のロボットセンターに足を運んでみるとよいだろう。

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何故だろう? 子供も大人も夢中になる知育なモノたち【真ロボット伝説】



ロボットを取り巻く世界には、知育なアイテムがちりばめられている。ロボットのようなハイテク技術が好きな人びとは、頭脳を使う遊びが、とりわけ好きなのだろう。

また、知育玩具は、小さな子供はもとより、大人も思わず夢中になってしまう懐かしさや面白さが溢れている。

今回は、秋葉原のロボットセンターで見かけた、ちょっと気になるモノたちを紹介したい。

作って遊んで脳を鍛えるアトラクションパズル コロジカル
最初にピックアップしたいのが、最近になってデモ展示が行われるようになったという、「作って遊んで脳を鍛えるアトラクションパズル コロジカル」だ。
作って遊んで脳を鍛えるアトラクションパズル コロジカル

この「コロジカル」は、小さなプラスチックボールが転がるコースを作ることができるパズルキットだ。
このようなボールがコースを転がるオブジェは、ショッピングモールなどに設置されている大型のものや個人で制作できるように小型化されたものなど、目にする機会も多いだろう。

コロジカルもそのようなコースター商品の一つとみることもできるが、コースをパーツごとに分割して自由に組み合わせることができる立体パズルに仕立て上げられているところが、コロジカルの大きな特徴となっている。
立体パズル化してあることで、脳を鍛える知育玩具としての特色を出している。

また、コロジカルを構成している各パーツはすべてプラスチックで構成され、カラフルで親しみやすく、かなりの低価格を実現している。パーツは小さすぎることのない、程よい大きさに揃えてあり、小さな子供でも安心して扱うことができるのではないだろうか。ちなみに対象年齢は5歳以上となっている。

それにしてもこのコロジカル、知育玩具と片付けるには少し惜しいように思われる。
単にボールを転がすレールがあるだけではなく、「シーソー」、「ドミノ倒し」、「ハンマーリフト」など、ボールの動きに変化をつけるギミックが多数用意されているからだ。たとえばボールを上へ運ぶリフト部分を自作して取り付けるなどの、コロジカルを応用した工作もできるなど、このタイプのオブジェをぜひ一度作ってみたいと考えている諸氏(かくいう筆者もその一人だ)には、楽しめる内容といえるだろう。

先に述べたようにこのコロジカル、一通りのセットが揃って税込み5,229円と、かなりお手頃な価格に収まっているため、軽い気持ちで手を出すことができるアイテムといえるのではないだろうか。

立体パズル「アソブロック」
次に取り上げたいのが、こちらもブロックを組み合わせる立体パズル、「アソブロック」だ。
ブロックを組み合わせる立体パズル、「アソブロック」

それぞれのパーツが六角形の柱や球体、ブロックなどで構成されているアソブロックは、パーツを「はめる」「さしこむ」「はさむ」の3種類の動作だけ組み立てられるように設計されている。

パーツ形状は、ロボットなどのメカっぽい造形物を作るのに適しており、小さな子供向けというよりは、大人が楽しむシックなパズルといった雰囲気をもっている。もちろん、対象年齢は5歳以上となっているので、子供でも十分遊ぶことができる。

パーツは白もしくは黒のみとなるが、これもまたクールな雰囲気を醸し出すのに役立っている。黒いマシンの中に白いパーツでアクセントをつけたり、白と黒とを効果的に配分するといった工夫で、立体パズルの楽しさがいっそう広がるのではないだろうか。

磁石のパズル「デコトップス」
3つめは、懐かしい磁石のパズル「デコトップス」だ。
懐かしい磁石のパズル「デコトップス」

このデコトップスは、強力な磁石が内蔵された金属台の上に、厚さ1mmほどの鉄でできた小さなパーツを自由に組み上げていくオブジェだ。

この種の製品はずいぶん昔からあるように思うが、いまだに現役で売られていることは驚きだ。パーツを積み重ねていくという単純な行為ながら、磁力の影響による不思議さという科学的な要素が含まれているところが不滅の人気を支えるポイントだ。時を超えても、その魅力は失われないということだ。

デコトップスは、付属しているパーツ以外でも、磁力に引かれるものであれば組み込むことができる。このため、様々な応用ができるところも楽しさの一つだ。


今回取り上げた商品は、いずれも秋葉原のロボット専門店「ヴイストン ロボットセンター」にて、実際に触れることができるので、自分の手で確かめて購入することができる。最新技術が詰まった二足歩行ロボットから、こういったシンプルかつ知的な玩具まで、幅広く取りそろえてあるのがロボットセンターの大きな魅力でもある。

ロボットセンターでは、今回の記事と連動でキャンペーンを開催しておいる。
取り上げた「コロジカル」「アソブロック」「デコトップス」の3種類について、店頭にて「ライブドアの記事を読んだ」と言っていただければ、店頭価格から20%OFFの特別価格で購入ができる。
これらのアイテムが気になっている方は、ぜひ秋葉原の「ヴイストン ロボットセンター」に足を運んでみてほしい。


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簡単だけれど奥が深いシンプル二足歩行ロボット「RB300」【真ロボット伝説】



「RB300」は二足歩行ロボットとしては最小クラスとなる3軸構成のロボットだ。3軸構成というのは、駆動に用いるモータの数が3つだけということであり、「RB300」はシンプルな構造ながら、奥が深い、お得なロボットでもあるのだ。

「RB300」と似たシンプルロボットに「ロボQ」があるが、こちらは左右の足に1つずつの駆動系を持つため、2軸構成といえる。しかし同じ二足歩行でも「ロボQ」は足が地面から離れない「すり足歩行」であるのに比べ、RB300は、左右の足に加えて上半身を傾ける軸を持たせることで、シンプルな構成ながら足が地面から離れる「足上げ歩行」を実現している点が大きな違いだ。

実際にRB300を使って、2台で相撲をさせている動画を用意した。青色のRB300と、相手は同じ構造を持つ「Robovie-i」だ。RB300のコミカルな動きがお分かりいただけるかと思う。


動画:RB300の相撲
RB300の相撲ムービー

■子供でも安全!単三乾電池で動くRB300
RB300は、二足歩行ロボットとしては珍しく、電源として単三乾電池を4本使用する。電池を簡単に入手できるだけでなく、比較的低い電圧でサーボモータを駆動させることができるので、ロボットが動作している際に指を挟むといった危険を大幅に減らしているのだ。このあたりも3軸構成と小型ボディの利点を生かしたものであるといえる。
RB300であれば、小さな子供でも安心してロボットに触れられるだろう。

RB300はそのシンプルな構成により、大変組み立てやすいキットとなっている。RB2000のような本格派ロボットに手を出すのはちょっと… とお考えの方でも、無理なく取り組んでいただける。また、RB300の魅力はそれだけではない。ロボットに必要なパーツ類を、格安で手に入れられるパッケージ品といえるのだ。

■RB300のパーツは、どれも一級品
たとえば、RB300で使われているロボット用CPUボード「VS-RC003」は、ロボカップで世界制覇を5年連続で成し遂げた「VisiONシリーズ」にも採用されている、高性能マイコンボードである。

VS-RC003は、30個のサーボモータや各種の拡張センサを集中管理できるのだが、RB300では、たった3個のサーボモータを駆動させるためだけに使われているのだ。

また、RB300での稼働軸に用いられているサーボモータ「RBS581」は、RB2000などの二足歩行ロボットで使われているサーボモータと全く同じ性能を持っている。トップケースの形状だけはRB300専用となっているが、このトップケースさえ別売のものと交換すれば、RB2000の補修パーツとして利用できるだけでなく、自作ロボットの駆動用サーボモータとしても使用が可能なのだ。もちろん、自作ロボットの場合であれば、トップケースの交換をせずにそのまま使うこともあるだろう。さらに、細かい点を挙げると、RB300のリモコン差し込み口に用いられているパーツも汎用性が高いもので、前述のロボット用CPUボードVS-RC003を採用しているロボットに、そのまま使うことができるのだ。

つまり、RB300はシンプルな構成にも関わらず、本格的二足歩行ロボットと何ら変わらないパーツで作られており、各種の部品をまとめて格安で手に入れる手段ともなっている。

CPUボード1個とサーボモータ3個をそれぞれ購入すると定価で34,650円という額になるが、同じパーツの入ったRB300をインターネット「ロボットショップ」では、14,700円で購入できるというわけだ。約2万円も割安なのだ。

■「はじめてのロボット工学」と「RB300」でロボットを深く理解する
RB300と合わせてお使いいただけるのが、「はじめてのロボット工学」というロボットの入門書だ。
ロボットの歴史の紹介から、現代のロボットの構成を解説、実際にロボットを組み立てるところまでを網羅した、まさにロボット工学入門の決定版といえる内容だ。
この入門書において、組み立てのサンプルとして用いられているのがRB300と全く同じ構造を持つ「Robovie-i」というロボットだ。

このRobovie-iとRB300とは、発売しているメーカーが異なるだけで、構造は全く同じという特長がある。CPUボードのメーカーであるヴイストンから発売されているのがRobovie-iで、サーボモータのメーカーであるJR PROPOから発売されているのがRB300というわけだ。つまり、この「はじめてのロボット工学」とRB300とを揃えれば、ロボットの入門編としての組み立て工程もバッチリ理解できるのだ。

ヴイストンが直営するロボット専門店「ロボットショップ」では、「RB300」と「はじめてのロボット工学」とのセット品も販売されているので、チェックしてみて欲しい。

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世界最小クラスや組み立て済みスーパー二足歩行ロボまで全員集合【真ロボット伝説】



今回は、ゴールデンウィークに突入した秋葉原のロボットセンターから、注目のロボット関連商品をお伝えしたい。

■RB2000が組み立て済みで登場
以前よりお伝えしている高機動二足歩行ロボット「RB2000」が、なんと組み立て不要の完成版で登場した。しかも無線操縦用のリモコンが付いているというから驚きだ。
つまり、この完成版RB2000さえ購入すれば、あとはスイッチを入れるだけで動かせるという簡単さなのだ!
二足歩行ロボットには興味があるけれども、自分で組み立てるのは面倒、あるいは自信がないといったユーザーには、まさに朗報だろう。

RB2000は、前転・側転から鉄棒の大車輪までをこなす、アクロバティックな二足歩行ロボットだ。
さらに、将来的に様々な機能を自由に追加していくことができる柔軟性も備えており、ここが「ただのおもちゃロボット」ではない大きな特長だ。
組み立て済みのセットで気軽に始められると同時に、いつまでも飽きずに使い続けられるのではないだろうか。

RB2000に使われている部品の性能を考えると、大特価としか言えない価格となっている。二足歩行ロボットを始めたいとお考えの方は、ぜひこのチャンスをモノにしてほしい。RB2000完成版は、リモコンとのセット価格で税込み63,000円だ

■RB300も特別価格
RB2000は、サーボモータを13個使用した本格二足歩行ロボットだが、その弟分とも言えるロボットキットが「RB300」だ。
ロボットの関節であるサーボモータの数は3個というシンプルさだが、この単純さでありながら、二足歩行と重心移動を実現しているという、れっきとしたロボットなのである。
お手軽二足歩行ロボットRB300

今回、RB2000の完成版の登場に合わせて、RB300も特別価格で登場した。お値段は14,700円。残念ながらこちらは完成版ではないが、そもそも組み立てがRB2000よりも格段に簡単なため、さほど問題にはならないだろう。

RB300はお手軽二足歩行ロボットであると同時に、上級者向けの「パーツ取り」のアイテムとしても注目できる。
二足歩行ロボットに使われているサーボモータやCPUボードといったパーツ類は、高性能であるがために、単品で購入するとやや高い場合が多い。しかしRB300のような小型ロボットを、「組み立て用キット」ではなく「パーツ購入用セット」として見ると、非常に安価なのだ。

RB300の例で言うと、フレームや電池ボックスを除いても、CPUボードとサーボモータの単品販売価格の合計は34,650円にもなる。このセットが、今回の特別価格では14,700円で購入できるわけだから、お手軽キットとはいえ見過ごすわけにはいかないだろう。RB300は税込み14,700円で、インターネットの「ロボットショップ」あるいは秋葉原の「ヴイストンロボットセンター」で購入可能だ

■ゼンマイで動く「おちない」ロボットが登場
こちらはうって変わって、おもちゃのロボット。ロボットのおもちゃというと、エレクトロニクスを駆使した高性能なものが多いが、ここでご紹介する「Robot mate(ロボットメイト)」は、ゼンマイの動力で動き回る小型ロボットだ。
ゼンマイで動く「おちない」ロボット


動画:ゼンマイで動く「おちない」ロボットムービー
ゼンマイで動く「おちない」ロボットムービー

しかも、ただ動き回るだけではない。なんと車体前方にセンサーとなる車輪が設けられており、机の端にさしかかるとクルリと向きを変えるのだ。この構造をゼンマイで実現したのは、レトロながらハイテクといえるのではないだろうか。

ただ動き回らせるだけではなく、2台用意して対戦させるのも意外と面白い。動画を用意したのでそちらで堪能して欲しいが、シンプルなだけに様々な遊び方ができそうだ。ゼンマイのロボット「Robot mate(ロボットメイト)」は税込み294円で、秋葉原の「ヴイストンロボットセンター」で発売中だ

■世界最小クラスの量産型二足歩行ロボット「ROBO-Q(ロボQ)」
秋葉原のロボットセンターで、隠れたヒット商品となっているのがこの「ロボQ」だ。
なんと高さがたったの3.4cmでありながら、リモコン操縦と内蔵AIによる自動操縦にも対応したという、科学技術の結晶のようなロボットだ。
世界最小クラスの量産型二足歩行ロボット「ROBO-Q(ロボQ)」

ロボット本体と専用の赤外線リモコン、サッカー用ボールがセットになっている。リモコンの表には、ロボットをしまうスペースが付いているという小技が光る力作だ。ロボット自体には、外部認識用の赤外線センサーや充電端子が装備されており、ロボットは内蔵の超小型バッテリで動作する。

超小型の筐体を揺らしながら、ちゃんと二足歩行ができるようになっており、リモコンで前進・旋回・スピード調節が可能だ。また、自律動作モードとして「対象を追いかける」モードと「対象を避ける」モードの二つが用意されており、サッカーをさせたり迷路を抜けさせたりと、これも遊び方は無限大といえるバリエーションを持っている。大人も子供も楽しめるおもちゃなので、ちょっとしたプレゼントに最適といえるだろう。世界最小クラスの二足歩行ロボット「ROBO-Q(ロボQ)」は1,260円から

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奇々怪々!頭上で重心バランスをとる不思議ちゃんロボット【真ロボット伝説】



今回は倒立振子の仕組みうや原理が学べる学習教材ロボットながら、不思議な楽しさをもつ「Beauto Balancer Duo(ビュート・バランサー・デュオ)」の初級編をお伝えしよう。

■倒立振子(とうりつしんし)とは何か
あまり聞き慣れない「倒立振子(とうりつしんし)」という言葉だが、これは「逆さ振り子」のことだと考えていただきたい。すなわち、通常の振り子は回転の中心に対して重心が下に来た形で安定するが、倒立振子はそれを逆さまにし、重心を上方に持ち上げた形で安定させる、というものだ。

この倒立振子を実現するためには、傾きやモータの回転の検出、それらに応じた出力調整など、高度な制御が必要とされる。そのため、制御理論の学習用として広く用いられている題材なのである。

Beauto Balancer Duoは、倒立振子を題材としつつ現代制御理論などを学習できる教材なのである。と書くと、一般の人向けではないような印象をもたれるかも知れないが、いつは非常に面白いロボットたのだ。

そもそも、重心が本体の上に来ることで安定しているというだけでも十分に不思議なのに、Beauto Balancer Duoはその状態でリモコンで操縦できなり、ライントレースをさせたりすることが可能なのだ。

重心を上に保ったまま移動する姿は、実にか可愛らしく、学習教材としておくのはもったいないぐらいの魅力的なロボットなのだ。

■不思議ちゃんは組み立て済み!
Beauto Balancer Duoは、このタイプの学習教材としては珍しく、本体が完全に組み立て済みで販売されている。
下に掲載した写真は、実際に箱から出したときの状態だ。これに単三乾電池を2本入れれば、すぐにそのまま倒立振子の動作をするのだ。
組み立て済みなので手間いらず

Beauto Balancer Duoには、購入時に「倒立+無線操縦」のプログラムがあらかじめ組み込まれている。
ただ、操縦に用いる無線コントローラは別売であるため、箱から出した状態では単純な「倒立」モードだけで動作する。

「倒立」モードの具体的な手順は、まず本体上部の電池ボックスにあるスイッチをONにした状態で持ち、両方の車輪を接地させて、まっすぐ立たせる。
その状態で背面の小さなスイッチを押すと、あら不思議! モータが動作する小さな音と共に本体が倒立するという寸法だ。

この状態であれば、手を離しても本体が勝手にバランスをとり続けるので、ユラユラと揺れながら2輪で立ち続けるといった、実にユーモラスな姿を楽しむことができる。

■リモコンを繋いで、操縦してみよう!
別売の無線コントローラ(動作保証されているものはヴイストン社製の「VS-C1」だが、多くのPS2タイプ無線コントローラでも使用可能である)を接続すれば、倒立したままででリモコン操縦ができるのだ。

無線コントローラをBeauto Balancer Duoに接続する際は、専用のリモコン差し込み口を半田付けする必要がある。この点だけ、ユーザーによっては少々ハードルになるかもしれないが、それさえ済ませてしまえば、リモコンを接続するだけで自由に操縦ができるようになる。
リモコンを接続するだけで自由に操縦ができる

リモコンによる操縦は、左右のアナログスティックを使うという直感的なものなので、誰でも楽しく操縦できるだろう。倒立してバランスをとる様子や、無線リモコンでの操縦、ライントレースをしながら坂道を登る様子などをムービー記録したので、是非、その魅力を見て感じて欲しい。

動画:不思議なBeauto Balancer Duoの動作
不思議なBeauto Balancer Duoの動作

ムービーを見ていただければお分かりになるだろうが、Beauto Balancer Duoでは専用のセンサを追加することで、倒立したままライントレースさせることが可能なのだ。
センサの組み立てと、Beauto Balancer Duoをパソコンに接続して設定を変更する必要があるが、そのやり方はBeauto Balancer Duo中級編でお伝えしようと思う。

秋葉原のロボット専門店「ヴイストンロボットセンター」では、オープン一周年記念セールを週替わりで実施中だ。
今週はこの記事との連動特典ということで、店頭にてBeauto Balancer Duoを購入される際に「ライブドアの記事を読んだ」を言っていただければ、パソコン接続用のUSBケーブルをプレゼント、とのこと。Beauto Balancer Duoが気になってしまった方は、店頭デモも実施しているヴイストンロボットセンターに、ぜひ足を運んでみてほしい。

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ロボットでスキルアップ!初めてでもできるロボットプログラム【真ロボット伝説】



ロボットは、競技会でバトルするだけではない。学習教材としても人気があり、学校の従業でも利用されている。
新しい学習指導要領に対応した学習用ロボット教材「Beauto Racer(ビュート・レーサー)」も、初めての人でもプログラミングを楽しく学べるロボットとして人気のロボットだ。

今回は、この「Beauto Racer(ビュート・レーサー)」の組み立てから簡単な動作までの「初級編」をご紹介しようと思う。

■Beauto Racer人気の秘密は簡単で楽しく学べて安い
Beuato Racerは以前にも取り上げたことがあるが、簡単な組み立てと使いやすいプログラミングソフトによって、「計測と制御」の学習に最適な教材だ。学校用教材ながら一般ユーザーでも十分楽しめるロボットでもある。しかもそれが安価に手に入るところが人気の秘密でもある。

ホビーロボットへの腕試しや第一歩としても、プログラミングを手軽に始めたいといった人にはオススメのロボットだ。

ものは試し、早速始めてみたいと思う。

■組み立ては簡単、コツを押さえるとさらに楽ちん
Beuato Racerには、組み立て方法を分かりやすく図解した説明書が付いてくる。
全く同じものがBeauto Racerのサポートページからもダウンロードできるので、これを見ながら組み立てれば、ものの10分で完成できるだろう。

●普通に組み立ても完成はできるが、より手軽に組み立てるための「コツ」を紹介しておこう。
まずは、「プッシュリベット」と呼ばれる黒い部品を、本体基板へ取り付ける作業だ。
しっかりと取り付けるには、しっかりと押し込む必要があるようだ。その場合、手の握力だけで押し込むのは大変なので、Beauto Racerを安定した平らな机の上に置いて、下に示した写真の矢印の位置を両手で押さえつけるようにして欲しい。
プッシュリベットをしっかり取り付けよう

プッシュリベットが基板にピッタリはまれば取り付け完了だ。ただ、あまり力任せに強く押さえつけて基板を破損しないように注意して作業を進めて欲しい。

次のポイントは、モータホルダへの車輪の固定だ。
車輪を固定するためのワッシャの取り付けが少し固いと思われる場合もあるようだ。
この点も、以下に図で示した位置を「指の腹で押す」などといった工夫をすることで、やりやすくなるだろう。
車輪の固定は、指の腹で押す

次に確認しておきたいのは、モータホルダへのモータの取り付け行程だ。
下の図に示したように、モータホルダの溝の部分にモータがピッタリはまるのが正解である。
溝の部分にモータがピッタリはまるように取り付けよう

ここの取り付けが不十分なことがよくあるようなので、注意して作業をして欲しい。

これらのコツさえ理解しておけば、BeautoRacerの組み立てはいっそうスムーズになるだろう。
なお、このほかの注意事項はこちらのBueauto Racer公式ページ内のQ&Aに掲載されているのでのあわせてチェックして欲しい。

■完成 Beuato Racer プログラミングにGO
完成したBeuato Racerがこちらだ。紙の外装を付けてないため製品写真とは異なって見えるが、すでに正しく動作する。これを使い、さっそくプログラミングに移ってみたいと思う。
完成したBeuato Racer(外装は未装着)

なお、電源には通常の単三乾電池のほか、同じ大きさのニッケル水素充電池も利用可能であるため、今回はそちらを使ってみた。

Beauto Racerには初期状態で、ライントレースのプログラムが登録されている。そのため、自作のプログラムを転送しない状態でも、スイッチを入れれば車輪が回るようになっており、組み立て後の動作確認に利用できる。ここも覚えておいて損はないポイントだろう。

■簡単にプログラミング!Beauto Builder
Beauto Racerのプログラミングには、専用の「Beauto Builder R(ビュート・ビルダー・アール)」というソフトウェアを用いる。Beauto RacerのCD-ROM付きパッケージであれば添付のCD-ROMの中に収録されており、Beauto Racerの公式ページからも同じものがダウンロードできる。

Beauto Builder Rの画面は、左には各種の動作をさせるブロックが並び、右にはそのブロックを並べるための方眼模様のエリアが用意されている。
Beauto Builder Rの画面

●プログラムはブロックを並べて繋ぐだけ
基本操作は「右のエリアに左からブロックを貼り付けていき、それらを矢印で繋ぐ」というものになる。

ここでちょっとした注意、ブロックの配置はドラッグ&ドロップではない。
通常このような操作では、[左エリアから右エリアまで、ブロックをドラッグ&ドロップ]という作業が一般的に思われるが、Beauto Builder Rでは、[左エリアのブロックをクリックして選択、その状態で、右エリアのブロックを配置したい場所をクリック]という操作方法となっている。

慣れればなんということはないが、戸惑わないようにしよう。また、各ブロックを繋ぐ矢印を接続していく際には、矢印の「根本」を掴むようにすると、操作がしやすい。
いずれにしても、実際に一度やってみるとすぐに覚えられる操作なので、ソフトウェアの使い方で行き詰まるといったことはほぼないと考えていいだろう。

■プログラムをBeauto Racerに転送
Beauto Builder Rで作ったプログラムは、Beauto Racer内に転送して初めて、実際に動作する。
ここでは、最も簡単に組める動作プログラムである、「1.5秒前進」を例として説明しよう。

1.5秒前進するプログラムは、図に示したように一つのブロックが「開始」と「終了」との間に挟まっているという単純なものだ。プログラムは「開始」ブロックから始まり、「終了」ブロックまで再生されると停止する。実際には、矢印が最終的に終了ブロックに繋っていない状態でも動作するが、プログラミング的には最後に「終了」のブロックが来る方が正式だそうだ。
1.5秒前進のプログラム

Beauto Builder Rが起動している状態でBeauto Racerをパソコンに繋ぐと、Beauto Builder Rのステータス表示が「未接続」から「接続中」に変わる。この状態で、画面上側に並んでいるアイコンの「書込」を押すと、何度かの確認画面ののちに、Beauto Builder Rでプログラミングした内容がBeauto Racerに転送される。

この後、Beauto Racerをパソコンから取り外し、電源を入れれば(あるいは電源を入れ直せば)、プログラムの内容通りにBeauto Racerが動作をするという寸法だ。

ちなみに、Beauto Racerをパソコンに接続するには、本体をそのままUSBコネクタに差し込む方法と、USBの延長ケーブルを使って接続する方法がある。パソコンの形状などによって、使いやすい方を選択していただきたい。
本体を直接USBコネクタに差し込む(左)とUSB延長ケーブルを使い接続する(右)

USBケーブルにBeauto Racerを接続する際には、端子の向きを合わせないとうまくいかないので、気を付けて欲しい。
端子の向きに気をつけて接続

■真っ直ぐ走らない!そんなときはモータの微調整を
さて、Beauto Racerは正しく動作しただろうか?
実は筆者が試したBeauto Racerは、「1.5秒前進」のはずなのに、なぜか少し左に曲がりながら前進してしまった。どうやら、左右のモータに微妙なバラつきがあるようだ。

そんなときには、Beauto Builder Rの「モータの設定」を試してみて欲しい。
Beauto Racerがパソコンに繋っている状態で、Beauto Builder Rのメイン画面から「設定」-「モータの設定」と選択すると、以下のウィンドウが表示される。
モータの設定で左右の調整

これは、右と左のモータのスピードを微調整するための画面だ。初期状態では両方とも60%に設定されているが、直線動作なのに左に曲がるという場合は右のモータに比べて左のモータが遅いということなので、この画面で左のモータスピードを上げる(もしくは右のモータ速度を下げる)。すると、右と左のモータの速度がちょうど同じになり、正確に直線を走れるようになるはずだ。

モータスピードの変更後には「OK」を押してこのウィンドウを閉じてから、いったんプログラムをBeauto Racerに転送する必要がある。これは、プログラムの転送時に合わせてモータの出力情報を書き換えているためで、このウィンドウでモータスピードを変えても、即座に反映されるわけではない。
ちなみに筆者の機体は、左モータのスピードを70%に設定してちょうどよい程度だった。
また、モータスピードを40%より遅くすると、モータが全く回らない状態になるので注意して欲しい。

さて、ここまで進めば、あとは動作のプログラムをガンガン組んでいくことができる。
Beauto Racerの面白さはここから真骨頂を迎えると言えるが、続きは「中級編」でお伝えすることとしたい。


秋葉原のロボット専門店 ヴイストンロボットセンターでは、オープン一周年記念キャンペーンの第二弾を展開中だ。
店頭で「ライブドアの記事を見た」と言っていただければ、Beuato Racerお買い上げ時に単三乾電池を3本、もしくはUSB延長ケーブルをプレゼントしてもらえるそうなので、Beauto Racerの購入をお考えの方は足を運んでみて欲しい。

Beauto Racer(CD-ROM、USB延長ケーブル無し):2,940円
Beauto Racer(CD-ROM、USB延長ケーブル付きパッケージ):3,570円


ロボットのことならなんでもヴイストン ロボットセンター
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- 秋葉原「ヴイストンロボットセンター」が1周年 -
秋葉原にあるロボット専門店「ヴイストン ロボットセンター」が、今月でオープン1周年を迎える。
ロボットセンターでは、最先端の二足歩行ロボットはもちろん、多くの方々が楽しめる幅広いジャンルの商品が取り揃えられている。

■秋葉原駅に一番近いロボット専門店
「ヴイストンロボットセンター」は、JR秋葉原駅から徒歩3分という好立地にある、ロボット専門店だ。
総武線の向かいにあるビルに入っており、JR秋葉原駅からは、大通りを越えて少し入ったところという、目と鼻の先にある感覚だ。こちらの地図を見ていただいても、歩き始めて本当に3分で着いてしまうのだ。

■二足歩行ロボットの「品揃え」と「サポート」には自信あり!
ロボットセンターの最大の目玉商品は、なんといっても二足歩行ロボットキットだ。
20種類にもおよぶロボットを常に揃えており、また、店頭にないロボットキットでも、ものによっては注文が可能だ。さらに、ロボットの本体だけではなく、補修パーツや拡張部品が多数用意されていることも見逃せない。

それ以上に嬉しいのが、質問やサポートを受け付ける技術者が常駐していることだ。強化やカスタマイズなど、わからないことを相談して、その場で解決できるなど、快適なロボットライフをサポートできる体制が整えられている。
20種類にもおよぶ二足歩行ロボット


■世界最高峰のロボットが見られる
もう一つ楽しみなのが、ロボットサッカーの国際大会「ロボカップ」での歴代優勝ロボットや、台数限定で販売されたキャラクターロボットなど、ほかでは見ることすらできないような超レアな機体が展示されているのだ。

これらは基本的には売り物ではないが、世界有数のハイエンドマシンを目の当たりにできる、貴重なスポットでもあるのだ。

■各種ロボコン用部品も売れています
ロボットセンターでは、中学、高校で開催されているロボコン競技で用いるような各種のモータやギア、バッテリなども広く取り扱っている。特にギヤードモータの、在庫は常に多数あり、ロボットファンのニーズを満たしてくれるほか、動力伝達に欠かせない歯車やプーリー、ベルトなども同時に購入できる。
またロボットの動作プログラミングに用いる各種のCPUボードやセンサ類なども網羅されている。

■知る人ぞ知る世界の逸品パーツが店頭に!
さらにとっておきなのが、信じられないかも知れないが、スイスのマクソン社のモータが店頭で購入できる。
マクソンのモータといえば、世界でもトップクラスの品質と性能を誇る、知る人ぞ知る逸品だ。通常はマクソン社直販の通信販売でないと購入できないという製品なのだ。

ロボットセンターではマクソン社と契約し、日本で唯一、マクソンモータの店頭販売を行っているのだ。
マクソンモータは非常に多種に及ぶラインナップを持っているが、ロボットセンターに在庫されているものは、その中でも特によく使われる機種をそろえてあるのだ。

■工作キットもあるので、小さな子供も大丈夫
ロボットに憧れはするけれど、まだ自分で作るのは難しい…。そんな方でも、タミヤやエレキットなどの工作キットなら、お子さんでも簡単に挑戦できるのだ。ロボットセンターには、代表的なメーカーの工作キットがたくさん用意されており、どんな方でも工作の楽しみを体験することができる。

電子工作キットや電気教材に心を躍らせた時期がある諸氏も少なくないと思うが、ロボットセンターではそんなワクワク感が味わえるのだ。

また、ロボットセンターでは各種のキットを使った「工作教室」も開かれている。特に夏休みなどの長期休暇期間には連日のように開催されているので、参加を希望される方は事前のチェックを忘れないようにして欲しい。

■アルミやプラの「オリジナルパーツ切り出し」サービスがすごい
ロボットの製作には、サーボモータやCPUボードももちろんだが、フレーム部品も必須である。ライトユーザーは、市販のフレームを組み合わせて用いるのが一般的だが、ヘビーユーザーになってくると、自ら設計したフレーム部品をアルミ板から削り出すといった作業を行うケースが多い。

こうしたニーズに対応して、ロボットショップの店内には、アルミ板から部品を削り出す切削マシンが常設されているのだ。CADで設計したデータを持ち込めば、それに応じて切削を行うというサービスまで提供しているのだ。

設計まではコンピュータ内で完結するが、それを削り出す機械となると、そう簡単に手に入れられるものではない。特に大型のアルミ板から削り出す必要がある部品などは、このサービスを利用しない手はないといえそうだ。

しかも、アルミ板から部品を削り出すだけではない。なんと、プラスチックの部品を成型する機械まで常設されているのだ。これもアルミ板と同様、設計データを元に成型を行うサービスだ。アルミ部品では難しい、ロボットの外装や曲線を多用したパーツなどを製作することができるので、ロボットの設計においても自由度がぐんと上がるだろう。

■リサイクルで最新のロボットを
ロボットセンターでは、二足歩行ロボットキットの下取りも行っている。
二足歩行のロボットキットに特化した買い取りサービスというものは、まだ例を見ないものである。新しいロボットキットへの買い換え、不要なキットの処分などに、ぜひ役に立てて欲しい。

■さらにハイレベルなロボット製作にも対応
一見すると小綺麗なロボットショップにしか見えないヴイストンロボットセンターだが、その実はかなり秘密基地的な「プロショップ」なのだ。

アルミ切削サービスはもちろん、通常は買えないような大トルクのロボット用サーボモータや、主に研究用途に使われる全方位センサ、組み込み用PCなども揃えられている。
つまりここは、ロボットを売る店であると同時にロボットを作る店でもあるのだ。

※実際、運が良ければ店の裏側でロボットを製作している時もある。決してその様子を公開しているわけではないが、興味があれば店員に尋ねてみると面白いかも知れない。

■1周年特別企画を実施中
ヴイストンロボットセンターは、今年の4月でオープン1周年を迎える。それを記念して、さまざまなお買い得品が週替わりで登場するキャンペーンが実施される。

●ライブドアを見たで10%割引だ
4月4日から始まる第1週では、店頭にて「ライブドアの記事を見た」と言っていただければ、タミヤの全商品が、店頭価格よりもさらに10%OFFになる。ロボットセンターでは、現状でもタミヤ製品は最大25%OFFになっているので、このキャンペーンと合わせると最大で30%以上の値引率となるのだ。お近くにお住まいの方は、ぜひこの期間を見逃さずにチェックしていただきたい。

●GWは、工作上質や出張店舗など、盛りだくさん
2010年5月2日から5月4日にのゴールデンウィーク中、「ロボカップジャパンオープン2010」の会場にてロボットショップが出張店舗を展開するという情報が入ってきた。
ロボットの販売のほか、工作教室なども同時に展開するそうなので、ロボカップの見学がてら、足を運んでみて欲しい。

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組み立て不要!世界大会優勝ロボ「TINYWAVE」ついに国内発売【真ロボット伝説】



二足歩行ロボットは欲しいけれど、組み立てが苦手・・・と、悔しい思いをしている人に、ついにこの日が来た。

世界大会で優勝できたロボットキットが国内発売されたのだ。しかも組み立て不要の完成品キットでだ。
大会で勝つには、カスタマイズは必要となるが、買ったその場から動かせるキットだけに、やる気もモリモリわくのではないだろうか。

■買ってすぐ動かせるROBO-ONE Lightの優勝ロボ 「TINYWAVE」が国内発売だ
いま一番の注目は、新型二足歩行ロボット、「TINYWAVE(タイニーウェーブ)」だ。
このTINYWAVEは、2010年3月20日に行われた二足歩行ロボットの世界大会「ROBO-ONE Light 1st」にて、見事に優勝を飾ったチームの使用した機体として注目されているのだ。

「ROBO-ONE Light」とは、無改造の市販ロボットキットを主な対象とした大会。実に60機体以上が出場するという空前の規模となった大会で、優勝を飾ったということからも、いま発売されている二足歩行ロボットキットの中で、「TINYWAVE」が抜群に高いポテンシャルであることの証明といえるだろう。
ROBO-ONE Lightの優勝ロボ 「TINYWAVE」

「TINYWAVE」は。これまで国内の研究機関などのほか、韓国、香港などの海外市場で先行発売されていたのだが、今回の「ROBO-ONE Light」新設に合わせ、ついに国内での一般販売が開始されたのだ。

ロボットショップではこのTINYWAVEを税込み220,500円で販売中だ。
この「TINYWAVE」、嬉しいことに本体は組み立て済みで、ゲームパッドタイプの無線コントローラが付属する。つまり、購入してすぐに動かすことができるキットなのだ。高性能なロボットを手軽に動かして楽しみたいユーザーには、またとない嬉しい仕様といえるだろう。

■タミヤ製品を全品特価!ギヤードモーターが狙い目?
続いては、人気のタミヤ製のモーターや工作キットなどを、全品特別価格で販売中だ。

タミヤといえば、様々な工作キットが発売されているが、工作には欠かせないグリスや接着剤、プラ板やスチレンボードなどの材料系も、豊富な種類が用意されている。工作キットやその部品を探している方は、ぜひ一度のぞいてみて欲しい。

また、タミヤからはロボコン競技で広く使われるギヤードモーターが多数発売されている。
ロボットショップや秋葉原のヴイストンロボットセンターでは、タミヤのギヤードモーターが非常に好評なのだ。
ロボコン出場を目指すヘビーユーザーにとっても、性能アップのために要チェックだ。

■注目の新入荷 カラーを記憶するセンサによけロボ/おちないロボ
最後に最新の入荷商品を紹介しよう。

ダイセン電子工業「カラーファインダ」
ロボコン競技などで使用する、カラーセンサだ。物体の色を記憶、比較することができるので、たとえばゴールの位置を色の違いで認識させるといったことが可能になるすぐれものだ。

近藤科学「自律ロボットスタートキット2」
二足歩行ロボットキットであるKHRシリーズを、自律動作させることができるセットだ。センサ本体やセンサ用基板、接続ケーブルまで一通り揃っているので、ロボットを簡単に自律化することが可能だ。

●ELEKIT(イーケイジャパン)「光センサ・よけロボおちないロボ
光センサを利用した工作キットで、「よけロボ」は障害物をよけながら走行するロボット、「おちないロボ」はテーブルの上から落ちないよう走行するロボットだ。
どちらも部品のはんだ付けが必要だが、キットの中にははんだ付け練習基板も同梱されている。はんだ付けをしたことがないというユーザーにも、ぜひチャレンジしてみて欲しい。

今回紹介した商品をはじめ、オンラインショップ「ロボットショップ」で扱っている商品は、秋葉原の「ヴイストンロボットセンター」でも購入が可能だ。
実際にデモ機として動かすこともできるロボットも多数あるので、店頭で確認してから購入したいという人も安心だ。
※ROBO-ONEは株式会社ベストテクノロジーの登録商標です。

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子供たちに夢を!ロボットの体感イベントを開催へ

ロボットというとアニメや SFを思い浮かべる人も多いだろうが、既に実社会の多くの場所で使われている。自動車を組み立てたり、災害地で人を発見したり、お寿司やおにぎりを作ったりするロボットもある。今や身近な存在となっているロボットについて、もっと詳しく知りたいと思っている子供たちも多いことだろう。

そんな子供たちのために、ロボットについて楽しく学ぶことができるイベントが今週末より開催された。

大和ハウスグループは、社会貢献活動(CSR)の一環として、佐賀県の「フレスポ鳥栖」2階特設会場において、新しい教育ワークショップイベント「ロボットキッズアカデミー2010 未来DOORS」を開催する。
入場料は、無料。開催期間は、2010年3月20日~3月28日。

「ロボットキッズアカデミー2010 未来DOORS」は、ロボットを通じ歴史や科学、モノづくりや最先端技術との触れ合いによって、子供たちに「未来を想像し、創造する大切さ」を感じてもらう体験型ワークショップエンターテイメントだ。

■ロボットを楽しめる4つのゾーン
会場は、来場者の目的にあわせて、わかるゾーン・つくるゾーン・しるゾーン・わかりあうゾーンの4つに分かれている。

●わかるゾーン
・話題の最先端AR 3D絵本を体験しよう
最先端のエンターテイメント技術にふれることができる。専用モニターをかぶると、そこにカワイイ動物の主人公が登場する。

●つくるゾーン
・ソーラー式バッタをつくろう!(有料)
親子で一緒に、太陽電池で動くバッタロボットを製作することができる。完成したバッタにライトを当てると、いろいろな動きを楽しめる。

・ブロックロボットを作ってアニメのムービーを製作
ブロックを組み合わせてロボットを作ろう。完成したロボットを撮影すれば、簡単なアニメーションを楽しむことができる。

●しるゾーン
・ロボットヒストリーコーナー
ロボットはいつ誕生したのか。これまでどのような研究が進められてきたのか。ロボットにまつわる歴史を知ることができる。

・ロボットライブラリー
「鉄腕アトム」をはじめ、ロボットを描いたマンガや絵本を集めたライブラリーを開設。ロボット好きには楽しいゾーンだ。

●わかりあうゾーン
最新ロボットと握手しいたり、ロボットと話をしたり、いろいろな体験が待っている。展示してあるロボットの細かいメカニズムも知ることができる。

このほか、会場では各種のイベントも開催される。
イベント内容は、下記のとおり。
1.ワークショップゾーン ロボットや科学、モノ作りをテーマに行うワークショップイベント。(一部有料)
2.体験ゾーン 2足歩行ロボットなど現存するリアルなロボットの実物展示や体験コーナー。
3.ショップゾーン ロボット関連グッズの販売コーナー。
4.ライブラリーゾーン ロボット関連書籍や漫画などを閲覧できるライブラリーゾーン。
5.エンターテイメントゾーン ロボットショーやロボットダンスコンテストなどを開催するステージゾーン。
6.セグウェイ・ライドパーク 未来型ロボットビークル「セグウェイ」に乗れるコーナー。(有料)

●イベント概要
イベント名称:「ロボットキッズアカデミー2010 未来DOORS」
イベント期間:2010年3月20日(土)~3月28日(日)11:00~19:00
開催場所:佐賀県鳥栖市本鳥栖537-1 「フレスポ鳥栖」2階特設会場
主催:とす こどもロボット普及実行委員会
共催:大和リース株式会社
協賛:江崎グリコ株式会社
後援:鳥栖市、鳥栖商工会議所、鳥栖市教育委員会、次世代ロボット開発ネットワークROOBO、国立高等専門学校機構北九州工業高等専門学校
国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学加藤研究室、株式会社イーケイジャパン、セグウェイジャパン株式会社、メカトラックス株式会社、株式会社MANOI企画、株式会社サンクネット、ヴイストン株式会社、NEC株式会社、株式会社ゼットエムピー、有限会社創和、株式会社知能システム、株式会社コト、株式会社リミックスポイント、グラフ株式会社、株式会社デフレンシャル、有限会社カワシマラボ、株式会社グッド・グリーフ、青空株式会社、大和ハウス工業株式会社、ダイワラクダ工業株式会社(順不同)
企画制作・運営:株式会社ジャイロウォーク

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通常の3倍速で動かせ!操縦技術やプログラムでバトルだ【真ロボット伝説】


- 第7回ロボプロステーションチャレンジカップ -

2010年3月6日、大阪のヴイストン本社で行われた「第7回ロボプロステーション チャレンジカップ」の模様をお伝えしたい。
今回は、前回の二足歩行ロボットによるバトル競技をご紹介したが、今回は車輪型ロボットやバトル以外の競技を見てみたいと思う。

■通常の3倍速で迫れ! 正確とスピード操縦の覇者をきめる「ナノクラス」
ヴイストンから発売されている「Robovie-nano(ロボビー ナノ)」を使った旗倒し競技の「ナノクラス」だ。

この競技では、チャレンジカップのほかのロボット競技とは異なり、コース内に設置してある障害物を避けながら、中心の旗を先に倒した方の勝ちというルールだ。相手との駆け引きが勝敗を分けるバトル競技とは異なり、正確な操縦と対応の素早さが求められる競技である。

このRobovie-nanoという機体は、パソコンでプログラミングができる本格派二足歩行ロボットでありながら、本体重量がわずか600gと、非常に軽量・コンパクトなロボットだ。
誰にでも組み立てられるキットということもあって、ナノクラスにはベテランからビギナーまで、幅広いユーザーがいるのも特徴だ。速い機体であれば、試合時間が1分にも満たないほどで決着するなど、素早さが求められる展開となった。

このスピード競技を制したのは大阪のベテラン機体「みりん」だ。
「みりん」は、なんと前回のチャレンジカップ・ナノクラスでも優勝をしており、見事に2連覇を果たした。
操縦技術が勝敗を分ける「ナノクラス」

次回からは優勝候補の筆頭にあがることは間違いなく、どのユーザー「みりん」の速度を超えるのか、今後の展開から目が離せそうもない。

■ハードじゃないよ、ソフト(プログラミング)の力で勝て!「Beautoロボコン」
ヴイストンから発売されている学習用教材「Beauto Chaser(ビュート チェーサー)」などを使用したライントレース競技が「Beautoロボコン」だ。

Beauto Chaserをそのまま利用するほか、同社の製品である学習用CPUボード「VS-WRC003」を使った自作機体でも出場ができる。

昨年はこのルールで全国大会も開催されたというから、かなりメジャーな競技となってきている。
ユーザーが多い理由は、C言語のプログラミングに対応した学習用教材であるので授業で使われることが多いからだろう。ほかの競技に比べても学生の参加者が多いのがこの競技の特徴だ。

「ライントレース」といってなめてはいけない。周囲の明るさや床面の微妙な変化、様々な形のコースに対応せねばならず、実際にやってみると、速く走りきるのは一筋縄ではいかないのだ。とても奥が深い競技だといえるだろう。

このBeautoロボコンで勝利を収めたのは、全国大会で2位に入賞した実力ユーザーによる「Tribute(トリビュート)」だ。

Tributeは、高性能を目指した自作機体ではなく、Beuato Chaserをそのままの状態で走らせたマシンなのだそうだ。それにも関わらず、ほかの機体と比べて圧倒的といえるほどの安定した挙動の違いを見せ、プログラミングの重要さを改めて感じさせてくれた。
プログラム(頭脳)3倍速で勝利を勝ち取れ「Beautoロボコン」

2位には、大阪の西野田工科高等学校の学生による「ヒノキ」が入賞し、学生の意地を見せた。ただ、ヒノキのタイムは40秒40と健闘したが、優勝の Tributeは17秒72と、大きな開きがある。学生の皆さんは、今回の結果に満足することなく、さらなる高みを目指していただきたい。

■逆立ちロボットでバランスならお任せ!「Duoクラス」
こちらもヴイストンから発売されている学習用教材「Beauto Balancer Duo(ビュート バランサーデュオ)」を使ったライントレース競技だ。Beauto Balancer Duoは、逆振り子である「倒立振り子」の状態のままで、無線コントロールやライントレースができる学習教材だ。

Duoクラスは、これをライントレースさせ、その走破タイムを競うという、今回が初開催という競技だ。
前述のBeautoロボコンより小振りなコース上を、車輪型ロボットが倒立しながら進んでいく光景は、なかなか可愛らしい。

次回以降の開催では、より難易度の高いコースが予想されるだけに、のんびり見ていられたのは今回だけかも知れない。その意味では幸運だったかも知れない。

Duoクラスの優勝者は、大阪のロボットユーザーによる「ダーティ スノーマン」だった。機体に「手」の外装を付け、「コケても可愛い」というコンセプトの機体だったのだが、意外にも走行性能も高いというオールマイティ性を発揮した。
逆振り子である「倒立振り子」でバランスをとりながら「Beautoロボコン」

■いろいろな面白さがあるロボット競技
二回にわたって「第7回ロボプロステーション チャレンジカップ」の模様をお伝えしたわけだが、最近では、このような二足歩行ロボットの競技会が全国各地で開催されるようになってきた。

二足歩行ロボットには、単に組み立てて動かすだけではなく、このような多彩な競技会に参加するという楽しみ方もある。競技を楽しむだけではなく、会場では様々なユーザーと交流することができるので、新しい情報や発見が得られることも楽しいだろう。

これからもこの連載を通して、素敵なロボットライフをお手伝いしていけたらと思う。


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圧倒的じゃないか!ヘビー級ロボットバトルから面白すぎるロボバトルまで【真ロボット伝説】


- 第7回ロボプロステーションチャレンジカップ -

2010年3月6日、大阪のヴイストン本社で「第7回 ロボプロステーション チャレンジカップ」が開催された。「ロボプロステーションチャレンジカップ(以下、チャレンジカップ)」は、ヴイストンが年に2回程度開催しているホビーロボットユーザーを対象とした競技会だ。

競技の内容は、主にロボット2台によるバトル。参加ユーザーのスキルに合わせたクラス分けがされているので、初心者から上級者まで参加できるのが魅力の大会だ。

様々なロボットが結集したこのイベントについて今回と次回の2週にわたってお伝えしたい。

まず今回は、クラスによって出場するロボットが大きく異なるため、スキル別の各クラスの紹介をしよう。

■圧倒的じゃないか!大迫力のヘビー級のバトル「ヘビーウェイトクラス」
主に3kg級の大型ロボットが参加するのが「ヘビーウェイトクラス」だ。
今回は優勝者に「第17回 ROBO-ONE(ロボワン)」の本戦出場権が与えられるということもあり、全国各地から強豪たちが集まり、バトルも白熱した。

特に目立って活躍したのが、いまやROBO-ONEの常連ともなった飛騨神岡高校の「Neutrino-MEGA(ニュートリノ メガ)」と、地元大阪の喧嘩番長こと「レグホーン」である。

Neutrino- MEGAは、東京の有力機体である「Cavalier(キャバリア)」や、同胞対決となる「Neutrino-Alleggerita(ニュートリノアルジェリータ)」などとの熱戦を制し、決勝戦へ進出。一方のレグホーンは、名古屋のライバル「ダイガック」や大阪の大型機「ヒーホーハット」との戦いを無難に制し、同じく決勝戦へと進んだ。

●ザクとは違うんだよ!大迫力のヘビー級のバトル 激闘を制したのはどちらだ
注目の決勝戦。
お互いに位置を取り合い、次々と攻撃を繰り出す激しい打撃戦となった。しかしNeutrino-MEGAは、自機よりも大きな機体を想定して設計してあったためか、攻撃がレグホーンの頭上をかすめるシーンが多く見られた。対するレグホーンは、巧みな位置取りと的確なタイミングで繰り出される横突きとでジワジワとNeutrino-MEGAを追い詰め、最終的に勝利を収めた。
大迫力のヘビー級のバトル 「ヘビーウェイトクラス」の激闘を制したのは

今回優勝したレグホーンは、すでに第17回 ROBO-ONEの出場権を獲得していることから、出場認定は2位となった飛騨神岡高校に決定した。

さすがに、3kgもあるロボットがリング上で動き回るのは、見ていても大迫力だ。Neutrino-MEGAは決勝で敗れはしたものの、レグホーンと互角に渡り合う実力があるように思えた。「ROBO-ONE」での活躍が期待される。

■君はニュータイプになれるか! 初心者でもバトルできるチャレンジクラス
市販の二足歩行ロボットキットのままで参加できる初心者のためのクラスが「チャレンジクラス」。ロボットイベントは初参加という人でも、気軽に楽しめるクラスなのだ。

今回のチャレンジクラスには、4機体が出場し、総当たりのフルバトルが展開された。
総当たりなので、対戦経験を積みながらスキルを上げられるのも参加者にとっては、嬉しいクラスだ。
「チャレンジクラス」の総当たり戦を制したのは

総当たり戦を制して、優勝を勝ち取ったのは、「桜機」だ。
桜機は近藤科学の二足歩行ロボットキット「KHR-2HV」をベースとしたロボットで、今回が初試合だったそうだ。今後のさらなる飛躍が予感される。

■予測不能?人の思いを伝えるロボットなのか!「自律クラス」
なんと二足歩行ロボットを自動操縦で戦わせるクラスが「自律クラス」だ。

ロボット内に搭載した距離センサなどの情報を元に、ターゲットのロボットを自動で発見し、追尾して攻撃するという、まさにSFのような生きたロボットのバトルが展開されるのが、このクラスだ。

とはいっても、あくまでホビーロボットをベースにしているので、さすがに映画や小説のように、スマートにはいかないというのが正直なところ。しかし、その思うようにいかないところが、このクラスの楽しいところでもある。

競技は、近くに物があると、それがターゲットだと誤認される場合があるので、ロボットのスイッチを入れた後は、その場から少し離れて試合の行く末を見る。ほかのクラスの競技とは一風変わった雰囲気だ。

しかし、これが盛り上がるのだ。時おり、ロボットが予想も付かない動きをするところが、とにかく面白いのだ。
予想外の動きが面白すぎる「自律クラス」バトルを制したのは

自律クラスの優勝は、関西で活躍するRB2000ベースの機体「ジローちゃん♪」だ。
ちなみに「ジローちゃん♪」は、前回のチャレンジカップの自律クラスでも優勝したそうで、今回で2連覇を達成した。次回の大会では、「ジローちゃん♪」の3連覇は成るのか、またどういった機体が「ジローちゃん♪」に挑戦するのかも楽しみである。


さて、今回は、ここまで・・・。

次回は、二足歩行ロボットを使ったバトル以外の競技、車輪型のロボットを用いたプログラミング対決など、さらに広がるロボットの楽しい競技などをお伝えしたいと思う。

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ロボットというと、人型ロボットを想像する人が多いと思うが、実は人型ではないロボットも多い。発売以来、ずっと高い人気を得ているBeauto Racer(ビュート レーサー)も、そうした人型ではないロボットだ。

Beauto Racerは、教育用ロボットとしても高い評価と人気を集めている。
今回は、この隠れたベストセラーロボット Beauto Racer(ビュート レーサー)をみてみよう。

■安い×簡単×わかりやすい!新しい学習指導要領にも最適
平成24年度から全面実施される「新しい学習指導要領」では、中学校の技術家庭科に「プログラムによる計測・制御」が含まれていることをご存じだろうか。

Beauto Racerは、この「プログラムによる計測・制御」の教材として最適なのだ。

Beauto Racerは、ヴイストン株式会社が発売している教材用ロボット「Beauto(ビュート)」シリーズの1つだ。
手のひらにスッポリ収まるサイズの本体に、駆動用モータ、赤外線センサ、LEDがそれぞれ2個ずつと、単3乾電池が1本というキット内容である。
本体の組み立て作業は10分もあれば完了するほど非常にシンプルだ。組み立てに工具が必要ないという徹底ぷりも人気の秘密でもある。つまり、本体の組み立てでつまずくといったことがなく、誰でも組み立てができるからだ。
普通の模型のようなBeauto Racerの部品

■誰でもできるぞ!矢印でつないでプログラミング
プログラミングは、地面に描かれた黒いラインに沿って走行する「ライントレース」という動作で学ぶことができる。Beauto Racerは、専用のプログラミングソフト「Beauto Builder R(ビュート ビルダーアール)」を使ってプログラミングを行うのだが、このソフトが非常にわかりやすく、誰でも簡単にプログラムできるのだ。

誰でも簡単に動作をプログラムできる理由は、ブロックを矢印でつないでいくというわかりやすいインターフェースだからだ。ゲーム感覚でプログラムが楽しくできるのも嬉しいところだ。

ライントレースは、2個の赤外線センサからの信号で、2個のモータを制御して… という動作が必要となるが、ブロックの設定を変えることで、正しい動作のプログラミングを実際に試しながら理解することができるのだ。どうすれば、正確な動きができるのか、楽しみながらプログラミングの基本が自然と身に付くというわけだ。
Beauto Builder R実行画面

以上のようにBeauto Racerは、組み立てもプログラミングも、容易に理解できるように配慮されて作られている。
特にプログラミング画面のわかりやすさは、プログラミングというものの体系的な理解に、大いに役立つであろうと思われる。プログラミングに用いる言語や方法にとらわれない、必要とされる処理や思考方法といった基礎的な部分を、効果的に身に付けることができるのではないだろうか。

■ひとりに1台の低価格が才能を伸ばす
簡単でわかりやすいロボットBeauto Racerが人気の秘密は、驚きの低価格2,940円(税込み)にもある。

プログラム用のソフトウェア「Beauto Builder R」は公式サイトから無料でダウンロードできるので、2,940円ですべて揃うのだ。このほかにも、Beauto Builder Rなどを収録したCD-ROMとパソコン接続のUSBケーブルセットも3,570円で用意されている。

この価格であれば、教材として「クラスに1台」ではなく、「1グループに1台」「1人に1台」ということも十分に可能だ。

プログラミングは、時間をかけて何度もトライ&エラーを繰り返すことで、楽しみながら自分の考えたものを形にするスキルを身についていくものだ。低価格なBeauto Racerは、多くに生徒や子供たちに自分専用機を用意でき、十分な使用時間を与えることができる。

■レンタルサービスで教材に最適
Beauto Racerには、レンタルサービスや教職員向け講習会も用意されている。
レンタル機体のBeauto Racerを用いて、授業研究や教科研修会を行うことが可能なほか、教職員向けの講習会が大阪と東京にて無料で開催されている。教育支援の環境が準備されているので、Beauto Racerは教職員にとっても扱いやすい教材となっている。
レンタルサービスと講習会のお知らせ

■バーチャル版で体験してみよう
このBeauto Racerは、バーチャル版「Beauto Simulator(ビュート シミュレータ)」が無料で配布されている。

Beauto Simulatorは、Beauto Racerのライントレースの動きをパソコン上でシミュレーションするというソフト。
つまり、Beauto Racerがなくても、そのプログラミングをバーチャルで体験することができるのだ。ただし、Beauto Simulatorは「体験版」であるので、実機のBeauto Racerとは機能に違いがある。しかしながら、Beauto Racerの面白さを体感できるので、ぜひ試してみて欲しい。

■趣味としても一級品
今回は、新しい学習指導要領に対応したロボットによる学習教材「Beauto Racer」を紹介してみたが、最近の学習用教材は、格段の進歩を遂げている。
このBeauto Racerも教育用教材としてだけでなく、赤外線センサを追加してステップアップといった楽しみ方もできるので趣味としても十分に楽しめるだろう。

Beauto Racerで現代の学校教材の進歩を感じてみるのも、面白いのではないだろうか。

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組み立てるだけで大車輪が出来るスーパーロボット「RB2000」
ロボットもリサイクルの時代だ!最新ロボットでロボカップの勝利を

ガンダムが見えてきた!関節・センサでとことん強化できる【ヴイストン真ロボット伝説】



前回は二足歩行ロボットキット「RB2000」の組み立て工程をご紹介したが、今回はその魅力をさらに引き立てるオプションパーツと、それを利用した拡張・カスタマイズについて取り上げたい。

■体力を強化せよ!関節(サーボモータ)を増やせ
一口に二足歩行ロボットの拡張と言っても、その内容は多岐にわたる。その方向性の多様さが、ホビーとしての二足歩行ロボットの魅力の一つと言ってよいだろう。中でもメジャーなものが、サーボモータの数を増やすことでより多彩な動きを可能とする、「軸拡張」と呼ばれるカスタマイズである。

初期状態のRB2000には13軸、すなわち13個のサーボモータによる関節が搭載されている。この13軸という数字は、二足歩行ロボットとしての十分な表現力を得るために考え出された「最小かつ最良」の数だという。
しかしながら13軸の状態では、「両脚を大きく開く」「腕を曲げる」といった複雑な動作が、物理的に不可能なことも事実である。そしてそれを可能なものとするために、RB2000には専用の軸拡張パーツが多数用意されている。
19軸に拡張

具体的には、下記のようなキットが用意されている。
RB2000用 15軸化セットA(脚YAW軸):両脚にヨー軸、すなわち「ひねる」方向の軸を追加するキットである
RB2000用 15軸化セットB(肘ROLL軸):両肘にロール軸、すなわち「曲げる」方向の軸を追加するキットである
RB2000用 15軸化セットC(大腿ROLL軸):大腿部にロール軸、「脚を開脚する」方向の軸を追加するキットである
RB2000用 19軸化セット:これは上記3種を全て一度に拡張するキットである
RB2000腰YAW軸拡張キット:腰にヨー軸を追加するキットで、「腰をひねる」動作が可能となる
※腰YAW軸拡張キット以外の各キットには、拡張するサーボモータが含まれたパッケージの他にも、サーボモータが含まれないパッケージが発売されているので、必要に応じて選択していただきたい。

また、RB2000のフレームパーツをよく見てみると、足や腕に共通する部品が多く使われている。これはパッケージとして用意されている軸構成の他にも、自分で自由に組み合わせることが可能ということなのだ。

実際、頭部に「うなずく」動作をさせる軸を追加、ひざ部分をダブルサーボにして動作速度を上げるなど、ユーザーの手による様々な拡張例があるようだ。 RB2000に採用されているCPUボード「VS-RC003」には、同時に30個までのサーボモータを接続可能であるので、拡張時にコネクタの数が不足するということもないだろう。

■自作パーツでオリジナルバージョンも!
発売されているオプションパーツの組み合わせだけで、自由度の高い拡張が簡単に実現できることは、二足歩行ロボットキットとしては特筆すべきメリットである。このことからも、RB2000の圧倒的に高い拡張性を誰しもが実感できるだろう。

腕に覚えがある諸氏におかれては、フレームのパーツを自作することも可能だ。RB2000のパーツは全てアルミ製であるため、自作パーツのねじ止めや追加工などが容易にできるという特徴がある。ベース機体としてRB2000を購入し、必要に応じてパーツを自作してオリジナリティ溢れるロボットを仕上げることもできるわけで、オリジナルロボットの土台としても最適であるといえるだろう。

■知能を強化せよ!ジャイロセンサでどんな動作も安定化へ
ロボットのカスタマイズには、サーボモータを増やす他に、センサなどの内蔵機能を強化する方向性もある。軸拡張が、ロボットの「体力の強化」だとすれば、センサの強化は「知性の強化」といえる。

二足歩行のロボットにおいては、搭載するセンサとして最もメジャーなものは「ジャイロセンサ」だ。
ジャイロセンサは、物体の回転における角速度を検出できるセンサ。これをロボットに搭載することにより、方向に対するロボットの振動を検出することができる。検出結果をフィードバックしてサーボモータに与えることで、ロボットの動作を安定させることが可能となるのだ。
結論的に言えば、ジャイロセンサを二足歩行ロボットに搭載することで、転びにくくなるのだ。

RB2000には、専用のジャイロセンサとして「VS-IX001」という製品が用意されている

このVS-IX001には、2つのジャイロセンサと3つの加速度センサが1つにまとめて搭載されているのだ。これ1つを搭載するだけで、あらゆる方向の回転速度と加速度が検出できる優れものだ。
※加速度センサは、ジャイロセンサと同様にロボットの動作安定性向上に応用可能なほか、重力を検出することで機体状態を判断させることなどを可能とする。

さらに、RB2000は、本体内部にVS-IX001搭載用のネジ穴があらかじめ用意されているため、組み込む場所で悩まなくてもすむというわけだ。

ちなみに筆者は、ロボットをガッツリ動かすためにはジャイロ・加速度センサは必須なアイテムであると感じている。

RB2000は、初期状態のままならジャイロセンサなしでも安定動作するように設計されているが、アグレッシブな動作設定や、前述の軸拡張などの強化をすると、ジャイロというサポート機能が大きな効果としてオリジナルロボットの助け船となるからだ。

RB2000は、本体の組み立てキット・上述のジャイロ加速度センサVS-IX001・無線操縦用の専用リモコンがセットとなった「RB2000 スペシャルセット」が用意されてりる。
それぞれを別で購入するよりもお買い得となっているので、検討してみてはいかがだろうか。

■ニュータイプ対応? さらにセンサを増やしてロボットの革新へ
RB2000に搭載できるセンサは、ジャイロ・加速度センサVS-IX001だけではない。IV-IXシリーズとして、様々な種類の拡張ボードがあるのだ。
IV-IXシリーズ 拡張ボード

具体的には、下記のように多様な拡張ボードが」揃っているのだ。
VS-IX001(ジャイロ・加速度センサ拡張ボード)
VS-IX003(シリアル通信接続ボード):ロボット用CPUボード「VS-RC003」とシリアルコマンドで通信するための拡張ボード
VS-IX004(LED拡張ボード):フルカラーLED(もちろん、点滅や色の変化もプログラム可能である)を接続する拡張ボード
VS-IX004R(RB2000用 両眼フルカラーLED拡張ボード):VS-IX004にLEDとRB2000用取り付け金具をセットした拡張ボード
VS-IX007(デジタル入出力拡張ボード):タッチセンサなど、ON/OFFを検出するスイッチを接続する拡張ボード
VS-IX008(アナログ入力拡張ボード):赤外線距離センサなど、アナログ値を出力するセンサを接続するボード
VS-IX009(MP3プレイヤーボード):microSDカードに記録されたMP3ファイルを再生できる拡張ボード

VS-IXシリーズの良いところは、基板サイズが2.5cm×3.0cmで統一されており、接続に用いるコネクタピンも同じ仕様となっていることだ。そのため、全て同じ寸法のネジ穴さえあれば搭載ができることだ。

RB2000には、VS-IXシリーズ基板が搭載できる箇所が、なんと4カ所も用意されているのだ。ジャイロ・加速度センサボードを搭載してもまだ3枚もの拡張機能を追加できるというわけだ。なんと贅沢な仕様だ。
※VS-IXシリーズは、ロボット用CPUボードである「VS-RC003」に装着可能な拡張ボードである。よって、VS-RC003を使用したロボットであれば、RB2000でなくとも搭載が可能である。

■RB2000のカスタマイズにおすすめの情報サイト
RB2000は。様々なパーツや拡張ボードを搭載して強化ができる。しかしそれは同時に、それらを使いこなすためのプログラミングも複雑になるということだ。

そこでおすすめしたいのが、「二足歩行ロボットコミュニティサイト Let'sロボット」だ。

ここでは、RB2000をはじめとする様々なロボットの情報が多数公開されており、自由に閲覧することができる。
特にダウンロードのページでは、RB2000の軸拡張後のサンプルモーションや、ジャイロセンサ搭載後のサンプルモーションなど、非常に役に立つ情報を入手することができる。

また「RobovieMakerマスター講座」では、RB2000などのロボットのプログラミング専用ソフトウェアである「RobovieMaker」について、初歩的なところから高度な応用編まで、多くの情報が網羅されている。

ロボットキットを購入前、購入後、どちらでも詳細な参考資料として活用できるので、一度覗いてみるとよいだろう。

初心者でも簡単に組み立てられる二足歩行ロボットのキット製品の品質の高さ、カスタマイズすることでさらに高度な動きも実現できる奥深さから、キング・オブ・ホビーともいえる、ロボットの現状がお伝えできたのではないかと考えている。

ちょうど良いタイミングで、来る3月6日(土)には、大阪にあるヴイストン株式会社の本社にて、ユーザー参加イベント「第7回ロボプロステーションチャレンジカップ」が開催される。

市販のロボットキットのままで出場できるクラスから、完全に自作の大型ロボットが出場するクラスまで、幅広く楽しめるイベントとなっているので、近くにお住まいの方はぜひ見に行ってみて欲しい。

ヴイストン ロボットセンター
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【ヴイストン真ロボット伝説】



-アトム、ガンダムを作るのは、明日の君たちだ-
日本は世界でも有数の二足歩行ロボットの先進国である。1969年に早稲田大学 加藤一郎教授が世界初の二足歩行ロボットを開発して以来、二足歩行ロボットの研究は大学・高校・企業・個人を問わず活発になった。

2003年10月、ヴイストン社は、未だにこの性能を超えるロボットはないといわれる量産型二足歩行ロボット「Robovie-M」を発売。二足歩行ロボットにおけるホビーと教育市場を切り開いた。現在では純粋な研究だけでなく、ロボワンなどの競技大会でも二足歩行ロボットは多くの人たちに楽しまれるようになった。

二足歩行ロボットは、本体の組み立て、動作のプログラム、パーツのカスタマイズ・チューン、操縦者の技量などによって、その性能は大きく変化する。特に操縦においては、子供の柔軟性の高さから多くの子供パイロットが競技大会で活躍している。

今や二足歩行ロボットは、子供から大人まで楽しめる知的ホビーとして親しまれている。

そうしたロボットの楽しさをもっと多くの人に知って貰うことを目的として、秋葉原に品揃え日本最大級のロボット専門ショップ「ヴイストンロボットセンター」は誕生した。

ヴイストンは、最新のロボットや強化パーツの販売から強化の相談、競技大会の情報など、ロボットを楽しむユーザーの夢を応援している。

めざせ明日のアトム! もうすぐ行くぞガンダム!

鉄人28号が復活!最新技術でパワーアップしたリアル二足歩行ロボット
ロボットといえば、SFやアニメで活躍する人気キャラクターも多い。マジンガーZや機動戦士ガンダム、マクロス、エヴァンゲリオンなど、近年に至るまで様々なロボットが登場しているが、巨大ロボットの先駆者といえば、鉄人28号だ。


最先端のロボットを実際に見てみよう!「Robovie-R3」がやって来た
ヴイストンロボットセンターは、子供から大人まで楽しめる様々なロボット関連品を販売しているだけでなく、様々なロボットを展示している。以前、「Robovie-R2」という大型ロボットが展示されていたが、モデルチェンジを行い、最新版の「Robovie-R3」として帰ってきた。


タタミ一畳でオフロード!自分だけのコースつくりで燃えろ
夏休みに入れば、子供や学生にとっては毎日が日曜日。せっかくの夏休み、遊びだけじゃなく勉強やスキルアップも・・・と言われても、そうそう器用にできないのが、世の常というもの。そこで、遊びながら学ぶという方法が、賢い夏休みを上手に過ごし方だ。


俺のロボットのオリジナルパーツをアルミや樹脂から削り出す
自分の所有する二足歩行ロボットにオリジナルパーツやアーマーを取り付けたい!そんな希望を持っている人の夢をかなえてくれるのが、ヴイストン直営のインターネットショップ「ロボットショップ」で提供されている、アルミ切削サービスと樹脂パーツ造形サービスだ。


アスリートヒューマノイドは機動力も表現力も伊達じゃない!
「MANOI」は、ただの二足歩行ロボットではない特徴を持つロボットだ。秋葉原のロボット専門店「ヴイストン ロボットセンター」と、直営のインターネットショップ「ロボットショップ」にて開催されている、「6月のMANOI応援セール」とあわせて、「MANOI」の魅力をお伝えしたい。


表情がわかる!可愛すぎる人の心を科学する最先端のロボット
今回は、先日発売が発表されたばかりのヒューマノイドロボットについてお伝えしよう。発売されたロボットとは、赤ちゃん型ロボット「M3-Neony(エムスリーネオニー)」と、机上サイズの集団コミュニケーションロボット「M3-Synchy(エムスリーシンキー)」の二台だ。二つとも、2010年の3月に科学技術振興機構報(JST)から開発が発表された研究用ロボットだ。


テレビ東京「おはスタ」に出演中の「RYOMA(リョウマ)」くんって?
今回は、秋葉原のロボット専門店「ヴイストン ロボットセンター」が、国内最大級のインターネットショッピングモール「楽天市場」に支店を開設したことからお伝えしたい。ロボットセンターでは、以前より「ロボットショップ」の店名でオンラインショップを展開していた。何を今さらと思われるかも知れないが、インターネットを利用するオンラインショッピングは、居住地に関係なく買い物ができることは大きな魅力だ。


何故だろう? 子供も大人も夢中になる知育なモノたち
ロボットを取り巻く世界には、知育なアイテムがちりばめられている。ロボットのようなハイテク技術が好きな人びとは、頭脳を使う遊びが、とりわけ好きなのだろう。また、知育玩具は、小さな子供はもとより、大人も思わず夢中になってしまう懐かしさや面白さが溢れている。今回は、秋葉原のロボットセンターで見かけた、ちょっと気になるモノたちを紹介したい。


3タイプに変身ロボットvs太陽光で動く太陽系
今回は、秋葉原のロボット専門店「ヴイストン ロボットセンター」から最新入荷商品をお伝えしたい。最近ロボットセンターで話題なのが、福岡に本社を構えるEK JAPANの工作キットだ。「エレキット」のブランド名でご存じの方も多いと思うが、様々な形態の電子工作キットを発売しているメーカーである。工作キットというものは、夏休みの自由工作の例を持ち出すまでもなく、教育教材として使われることが非常に多い。そのため、近年の工作キットは、様々な技術をわかりやすく応用したタイプのものが多く見られる。


ロボットを賢く動かせ!あなたも上級者になれる方法
新しい学習指導要領に対応した学習用ロボット教材「Beauto Racer(ビュート・レーサー)」は、学校の従業でも利用されており、初めての人でもプログラミングを楽しく学べる人気のロボットだ。今回は、前回の初級編でお伝えしたBeauto Racerの「中・上級編」をお送りしたい。初級編では、本体の組み立てとプログラミングが簡単に行えるところまでを紹介したが、Beauto Racerは少し設定を変えるだけで、いっそう複雑なプログラミングも簡単にできるのだ。


簡単だけれど奥が深いシンプル二足歩行ロボット「RB300」
「RB300」は二足歩行ロボットとしては最小クラスとなる3軸構成のロボットだ。3軸構成というのは、駆動に用いるモータの数が3つだけということであり、「RB300」はシンプルな構造ながら、奥が深い、お得なロボットでもあるのだ。「RB300」と似たシンプルロボットに「ロボQ」があるが、こちらは左右の足に1つずつの駆動系を持つため、2軸構成といえる。しかし同じ二足歩行でも「ロボQ」は足が地面から離れない「すり足歩行」であるのに比べ、RB300は、左右の足に加えて上半身を傾ける軸を持たせることで、シンプルな構成ながら足が地面から離れる「足上げ歩行」を実現している点が大きな違いだ。


世界最小クラスや組み立て済みスーパー二足歩行ロボまで全員集合
以前よりお伝えしている高機動二足歩行ロボット「RB2000」が、なんと組み立て不要の完成版で登場した。しかも無線操縦用のリモコンが付いているというから驚きだ。つまり、この完成版RB2000さえ購入すれば、あとはスイッチを入れるだけで動かせるという簡単さなのだ!二足歩行ロボットには興味があるけれども、自分で組み立てるのは面倒、あるいは自信がないといったユーザーには、まさに朗報だろう。


奇々怪々!頭上で重心バランスをとる不思議ちゃんロボット
今回は倒立振子の仕組みうや原理が学べる学習教材ロボットながら、不思議な楽しさをもつ「Beauto Balancer Duo(ビュート・バランサー・デュオ)」の初級編をお伝えしよう。


フラワーロック復活!iPhoneとコラボ?GWはロボット三昧
フラワーロックを覚えているだろうか。少し昔の話になるが、1988年に発売されて大流行したのが、踊る花ロボット「フラワーロック」だ。周りの音に合わせてダンスをするヒマワリやハイビスカスの鉢植えで、そのロックンロールな風貌とコミカルなダンスの仕草が人気を呼び、一世を風靡したヒット製品だ。その「フラワーロック」が、全身にフルカラーLEDを装備し、その名も「フラワーロック 2.0」となって帰ってきた。


ロボットでスキルアップ!初めてでもできるロボットプログラム
ロボットは、競技会でバトルするだけではない。学習教材としても人気があり、学校の従業でも利用されている。新しい学習指導要領に対応した学習用ロボット教材「Beauto Racer(ビュート・レーサー)」も、初めての人でもプログラミングを楽しく学べるロボットとして人気のロボットだ。今回は、この「Beauto Racer(ビュート・レーサー)」の組み立てから簡単な動作までの「初級編」をご紹介しようと思う。


まるで秘密基地!世界最高ロボやアルミ部品を切り出すショップ
秋葉原にあるロボット専門店「ヴイストン ロボットセンター」が、今月でオープン1周年を迎える。総武線の向かいにあるビルに入っており、JR秋葉原駅からは、大通りを越えて少し入ったところという、目と鼻の先にある感覚だ。ロボットセンターでは、最先端の二足歩行ロボットはもちろん、多くの方々が楽しめる幅広いジャンルの商品が取り揃えられている。


組み立て不要!世界大会優勝ロボ「TINYWAVE」ついに国内発売
いま一番の注目は、新型二足歩行ロボット、「TINYWAVE(タイニーウェーブ)」だ。このTINYWAVEは、2010年3月20日に行われた二足歩行ロボットの世界大会「ROBO-ONE Light 1st」にて、見事に優勝を飾ったチームの使用した機体として注目されているのだ。


通常の3倍速で動かせ!操縦技術やプログラムでバトルだ
2010年3月6日、大阪のヴイストン本社で行われた「第7回ロボプロステーション チャレンジカップ」の模様をお伝えしたい。今回は、前回の二足歩行ロボットによるバトル競技をご紹介したが、今回は車輪型ロボットやバトル以外の競技を見てみたいと思う。


圧倒的じゃないか!ヘビー級ロボットバトルから面白すぎるロボバトルまで
2010年3月6日、大阪のヴイストン本社で「第7回 ロボプロステーション チャレンジカップ」が開催された。「ロボプロステーションチャレンジカップ(以下、チャレンジカップ)」は、ヴイストンが年に2回程度開催しているホビーロボットユーザーを対象とした競技会だ。


先生も感激!ロボット授業のリーサルウェポン
ロボットというと、人型ロボットを想像する人が多いと思うが、実は人型ではないロボットも多い。発売以来、ずっと高い人気を得ているBeauto Racer(ビュート レーサー)も、そうした人型ではないロボットだ。Beauto Racerは、教育用ロボットとしても高い評価と人気を集めている。今回は、この隠れたベストセラーロボット Beauto Racer(ビュート レーサー)をみてみよう。


ガンダムが見えてきた!関節・センサでとことん強化できる
前回は二足歩行ロボットキット「RB2000」の組み立て工程をご紹介したが、今回はその魅力をさらに引き立てるオプションパーツと、それを利用した拡張・カスタマイズについて取り上げたい。


スパロボへの道!ロボットを組み立ててみよう Part-1
二足歩行ロボットは、組み立てが面倒と思われている人も多い。そこで、今回は、スーパーな二足歩行ロボットキット「RB2000」の組み立てを解説しよう。RB2000のキットには、わかりやすい図解の組み立てマニュアルと、ソフトウェア操作ガイドのCD-ROMが付属されている。まずは、本体の準備編を紹介しよう。


スパロボへの道!ロボットを組み立ててみよう Part-2
二足歩行ロボットは、組み立てが面倒と思われている人も多い。そこで、今回は、スーパーな二足歩行ロボットキット「RB2000」の組み立てを解説しよう。RB2000のキットには、わかりやすい図解の組み立てマニュアルと、ソフトウェア操作ガイドのCD-ROMが付属されている。準備編に引き続き、本体組み立てを紹介しよう。


組み立てるだけで大車輪が出来るスーパーロボット「RB2000」
近年、小型の二足歩行ロボットを趣味として楽しむ人が増えている。
ほんの十年ほど前まで、大学や企業の研究室でしかお目にかかれなかったようなロボットが、今や秋葉原などのショップで簡単に手に入るのである。それと同時に、少し頑張れば手が届くレベルまで低価格化が進んでいる。技術の進歩とは素晴らしいものだ。


ロボットもリサイクルの時代だ!最新ロボットでロボカップの勝利を
二足歩行ロボットでは、日本は世界でも最先端の技術立国だ。海外では、宗教感から人型ロボットは敬遠されているという話もあるが、日本ではアニメでアトムやガンダムが人気を呼ぶなど、二足歩行ロボットへの情熱が熱い国なのだ。


Vstone RobotCenter(ヴイストン ロボットセンター 東京秋葉原店)
JR・東京メトロ 秋葉原駅(JR秋葉原駅電気街口より徒歩3分)
営業時間:平日:11:00~20:00  土日祝:10:30~19:00
定休日:毎週水曜日(ただし祝日の場合は営業)、年末年始期間
ロボットセンターまでの地図

No1の品揃え「ロボットショップ」
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