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Wi-Fiルータ

Synology、Wi-Fiルータ「RT2600ac」および「VPN Plus」を発表

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Synologyは2007年7月6日、、Wi-Fiルータ「RT2600ac」を発売すると発表した。2017年7月下旬に発売予定。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はは2万9000円~3万円(税込)。

RT2600acはオフィスと家庭のどちらででも導入できるように設計された、セキュリティー重視の高速なWi-Fiルータ。RT2600acは統一された直観的なUIを採用し、ニーズに合わせ様々な機能を追加できるパッケージに対応。途切れることのない安定した有線接続と、無線接続を同時に複数のユーザへ提供可能だ。また、VPN Plusを使用することで、Synologyのルータで極めて容易にオンプレミスのVPNソリューションを構築できる。

最高のユーザー体験とネットワークパフォーマンスを提供するため、RT2600acは1.7GHzデュアルコアプロセッサを搭載し、MU-MIMOをサポートする802.11ac wave2に対応している。MU-MIMOに対応することで同時に複数のデバイスが高速で接続できる。RT2600acはスマートコネクトを有効にすることで、各デバイスは自動的を最適な帯域に接続する(2.5GHz帯と5GHz帯)。デュアルWANを使用することで、2つのインターネット接続回線を連携し、最大で2.0Gbpsの帯域幅を実現する。また、帯域のバランシンぐやフェイルオーバーの設定も可能だ。

RT2600acに搭載されているSRMオペレーティングシステムには、ユーザにわかりやすく設計されながら、プロフェッショナルレベルの様々な用途に対応できるネットワーキングツールも用意されている。アプリケーションレイヤQoS(サービス品質)により、デバイスだけでなくアプリケーション毎による帯域使用量が監視・管理可能だ。高度なトラフィック制御とアプリケーション検出機能を有効化している状態でも、ハードウェアアクセラレーションエンジンのおかげで接続されているすべてのデバイスに対し、高い性能とスループットを維持することを実現した。また、RT2600acはDLNAに対応している。

Synology RT2600acにVPN Plusが導入されたことで、SOHOビジネスや小規模ビジネスで簡単に仮想オフィス環境を整えることが可能。WebVPNを使用すると、イントラネットのようなWEBベースの社内サービスにそのまま簡単にアクセスできるようになるため、外出先などリモート環境でも、ブラウザを開くのと同様の簡単な操作で作業ができる。ファイルサーバーに接続したりリモートメンテナンスを行ったりする必要のあるユーザーに対し、Synology SSL VPNは、SSL暗号化によって保護された優れたパフォーマンスを提供するほか、簡単にセットアップが可能となっている。

さらに、VPN Plusには、管理者がネットワークを可視化、最適化するための包括的な権限設定およびトラフィック管理ツールが用意されている。また、SSTP、OpenVPN、PPTP、L2TP over IPSecなど、その他のプロトコルのサポートにより、VPN Plusがあらゆる環境に円滑に統合されることが保証されている。

VPN Plusでは、WebVPN、Synology SSL VPN、およびSSTPへアクセスできる、1つの無料同時アカウントを提供しています。より多くの同時アクセスを可能にするために、ライセンスを別途追加で購入できるようになっている。

RT2600ac
VPN Plus

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回線が混雑した都市環境でも最高のWi-Fi環境を提供するWi-Fi高機能化モジュール「Portal Boost」

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イグニッションデザインラボ(Ignition Design Labs、以下、IDL)は、オフィスや家庭で使用されている既存のWi-Fiルータに付加するだけで、混雑したWi-Fiを回避し快適な通信環境を実現するWi-Fi高機能化モジュール「Portal Boost」を発売する。Portal Boostは既に日本での使用に必要な電波法の認証も取得し、Wi-Fiルータを販売するメーカや通信キャリアなどに向けに2017年5月より出荷を開始する。

Wi-Fiで高速な通信ができる5GHz帯のうち36/40/44/48チャネルはWi-Fi専用帯域として使用されているが、それ以外の52~64、100~140チャネルはDFS帯域と呼ばれ、気象レーダや航空レーダが優先されるため電波法の制約により、Wi-Fi専用帯域の4倍の帯域がありながら使いづらいものとなっている。

IDLは2016年に新世代Wi-Fiルータ「Portal」を発売。Portalは独自のスペクトラムターボチャージャ技術(特許出願中)により、DFS帯域をWi-Fi専用帯域と同様な使いやすさで使用できることを可能にした。Portalは製品として多くの支持を受ける一方、通信キャリアなどから既存のWi-FiルータにPortalの機能を付加できないかとの要望があったという。

IDLはこの声に応え、Portalのスペクトラムターボチャージャ技術をモジュール化。既存のWi-Fiルータに接続するだけでPortalの機能を付加することができるPortal Boostを開発した。Portal Boostは電波法上からみてもこれまでにない種類の製品だったが、3月7日にディーエスピーリサーチ(登録証明機関)からDFS Master機器として電波法工事設計認証を取得している。

Portal Boostの設置は簡単です。既存のWi-FiルータにPortal BoostをEthernetケーブルで接続。電源はmicroUSBで供給するので、ルータ側のUSBポートから給電することも可能で、USB電源アダプタを使用することも可能だ。

Portal Boostは設置された場所の無線環境を解析し、気象レーダや航空レーダの到来していないチャネル、および全ての帯域の中で最も混雑していないチャネルをリストアップする。この情報を常にWi-Fiルータに送ることにより、既存のWi-FiルータでもDFS帯域を含め最も快適なチャネルを自動的に使い続けることが可能となる。

■Portal Boostの仕様
サイズ:50㎜ x 50 mm x 9 mm
重量:30g
モニタリング周波数範囲
[W52] 5.2GHz 帯(5150~5250MHz)
[W53] 5.3GHz 帯(5250~5350MHz) - DFS
[W56] 5.6GHz 帯(5470~5725MHz) - DFS
2.4GHz 帯(2400~2484MHz)
問合せ先:入手を希望する人は eiji.takagi@ignitiondl.comまで問い合わせのこと


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日本大学大学院理工学研究科後期博士課程修了。理学博士。日本物理学会会員。データサイエンティスト協会会員。IT系記事を中心に著書多数。原稿の依頼歓迎。

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